2024年になり、SNSで「猫ミーム」が空前のブームを引き起こしているのをご存知ですか?
TikTokをはじめとするショートムービー機能から火が付いた現在の猫ミームは、他SNSでも幅広く流行となっています。
皆さんの中には、「流行っていることは分かるけどいまひとつ実態がつかめない...」と感じられている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、猫ミームとはいったい何なのか、その実態から、人気の理由・使用されている楽曲までご紹介していきます!
猫ミームについて気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
猫ミームとは?
「ミーム」とは、インターネット上で面白い画像・動画などが拡散されていく文化を意味する言葉。
2024年にSNS上で人気となっている「猫ミーム」は、SNSでバズった猫の動画や音声などの素材を使用し、セリフや字幕を付けて再編集された動画です。
猫の素材を使用したおもしろ動画を指す「猫のミーム」自体はネット上で昔から存在しており、定期的に流行を繰り返していますが、今回SNS上で流行している“猫ミーム”は以下のような特徴があります。
- 自身の「あるある」や日々の経験を猫に置き換えて紹介している
- 特定の楽曲や素材を使用している
- ショートムービーである
@meichanjapan Holidays for single women without boyfriends #猫ミーム #猫ミーム日常 #catmeme #catmemes ♬ オリジナル楽曲 - Meichan♥️Japan
@dora0691e2v カレカノあるある #CapCut #カップル #カップルの日常 #猫meme #アホの子 #ラーメン #猫ミーム ♬ オリジナル楽曲 - おっちょこちょい日常 - おっちょこちょい日常
実際の猫ミーム動画では、上記のように自身の日常や恋人・友達との間で起きた出来事をまとめており、使用している猫の素材が特徴的であることが分かります。
猫以外のキャラクターとしてヤギも登場するなど、ユーザーによってその幅も広がってきていることが分かりますね。
猫ミーム 人気の理由とは?
では、いったい猫ミームは2024年になぜ流行しているのでしょうか?
人気の理由を4つのポイントに分けて解説していきます。
1.楽曲や動画の中毒性
猫ミームに登場するキャラクターには、感情を表現する特徴的なキャラクターが多く存在しています。
代表的なのは、
- 立ち上がって飛び跳ねる猫
- 頭を抱えて高い声で鳴く猫
- 立ち上がった状態でフリフリと踊る猫
- 「ノー」と叫ぶ猫
- 猫パンチを食らわせる猫
- カリカリと食べ物をかみ砕く猫
などで、ストーリーに合わせて上記の素材が組み合わされています。
合わせて使用されている楽曲もセットにされているものが多く、猫の持つシュールさとテンポよく切り替わる場面・マッチしている楽曲などがユーザーの中毒性につながっていると予測できるでしょう。
なお、猫ミームで使用されている楽曲については次項目でご紹介しておりますのでぜひご参照ください。
2.「あるある」への共感
@aru17315 この間の出来事#猫ミーム#cat#猫 #ねこ#ねこマニ ♬ オリジナル楽曲 - aru
猫ミームの特徴は動画のクリエイターが日常で起きた「あるある」動画を発信している点であり、閲覧したユーザーは共感や親しみを感じられます。
今までのネット上でシェアされていた猫ミームには「面白い」という要素はありましたが、今回はそこにストーリー仕立てで共感を感じられるという要素が加わり、現代のショートムービー機能と上手くマッチしたと考えられます。
共通の文化や社会での経験を載せるのが主流の動画であることが、高い人気を生んだ要素の一つでしょう。
3.動画の作りやすさ
猫ミームには、クリエイターが顔出しをせずに自身のエピソードを発信できるというメリットがあります。
上記のメリットは一般人や顔出しをしたくないというユーザーにとって嬉しいポイントであり、自身の素性を明かさずとも面白い動画を作成できることが、より多くのユーザーによる動画作成に繋がったと予測できます。
また、猫ミームはある程度素材や型が決まっており、高い編集技術やアイデアが無くても切り抜きを使用して動画を作成することができるのも特徴です。
VTuberなど顔出しをせずに作成できるコンテンツは多く存在していますが、スキルや手間が多く発生するコンテンツが多い一方、猫ミームは誰にでも挑戦できるというメリットがあります。
実際にTikTokやX(旧Twitter)をはじめとするSNSでは、普段動画作成などの発信を行っていない一般ユーザーによる猫ミーム投稿が"バズ"を生んでいる姿が多く見られました。
投稿者が増加したことで、自ずと人気も上昇したことが窺えますね。
4.猫の可愛らしさ
やはり何と言っても猫ミームの魅力は猫の可愛らしさです。
動物系動画は、癒される動画として老若男女問わずSNS上で拡散されやすいという特徴があります。
おもしろ動画でありながら可愛らしさという強みがある猫ミームがSNSで人気となるのも分かります。
また、テキストではシェアしにくいエピソードや自虐的なストーリーも、猫たちの可愛らしさで軽減されるというメリットもあることから、クリエイターにとっても良いポイントであるのが窺えますね。
猫ミームで使用されている楽曲を紹介
猫ミームはネット上で無数に存在していますが、ここからは最近のSNS上での猫ミームブームで広く使用されている楽曲をご紹介していきます。
「Girlfriend」/ Avril Lavigne
上記はAvril Lavigneさんの楽曲「Girlfriend」です。
2007年にリリースされてヒットした楽曲で、多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。
@vjforever101 Hey Hey You You I Don't Like Your Girlfriend #CapCut #Cat #Funny #Template ♬ original sound -
猫ミーム動画では「ヘイヘイ、ユーユー!」の歌詞部分と、楽しそうに踊る猫の動画が一緒に使用されています。
紹介するエピソードの中でも楽しそうな場面を演出する際に登場する動画となっていることが分かりました。
「Dubidubidu」/ Christell
上記の楽曲はChristellさんの楽曲「Dubidubidu」です。
チリの歌手であるChristellさんが当時5歳である2003年にリリースした楽曲で、今回の猫ミームブームによってヒットしています。
@cutecat5895 #チピチピチャパチャパ #ダンス #猫ミーム素材 #猫ミーム #フリー素材 #素材 #猫 #fyp #cat ♬ original sound - epic sound effects
猫ミーム動画では「チピチピチャパチャパ♪」というキャッチ―な歌詞に合わせて踊る猫が使用されています。
上記のダンスの「踊ってみた」を投稿するユーザーも見られるなど、ショートムービー動画で幅広く使用されていることが窺えました。
「My Happy Song」/ Super Simple Songs
上記の楽曲はSuper Simple Songsの楽曲「My Happy Song」です。
2019年に子供向けの楽曲として発表された楽曲となっています。
@nekomimusozaikanrisya 猫マニア素材#猫ミーム#猫マニア#ねこマニ#猫マニア素材#猫ミーム素材#おすすめ#おすすめのりたい#おすすめにのりたい ♬ オリジナル楽曲 - 猫ミーム素材管理者 - 猫ミーム素材管理者
猫ミーム動画では飛び跳ねる猫と一緒に使用されています。
「ハッピーハッピーハッピー」という歌詞の部分と一緒に、楽しい場面を演出した動画として投稿されていることが分かりました。
「Ben 10 Remixxx」/Lê Bảo
上記はLê Bảoさんの楽曲「Ben 10 Remixxx」です。
2023年にアメリカのアニメ「Ben 10」の楽曲のリミックスとして投稿された楽曲となっています。
@cutecat5895 【#素材 】#猫ミーム #猫マニア #ねこマニア #ネコマニア #猫ミーム素材 #猫マニア素材 #おすすめ #cat #fyp #foryou #ダンス #猫 ♬ オリジナル楽曲 - 【猫ミーム・猫マニ】猫しか勝たん! - 【猫ミーム素材】猫しか勝たん!
猫ミーム動画では、EDMである上記の楽曲に合わせて踊る猫の姿が使用されています。
中毒性のある動画となっており、振付けを真似して踊る投稿も多く見られました。
まとめ
以上、SNSで流行中の猫ミームについて、人気の理由を解説しましたがいかがでしたか?
中毒性があり、一般ユーザーでも作成に挑戦しやすい点が人気の理由となっていることが窺えました。
SNSのトレンド動画を取り入れた投稿を行うことでアカウントの認知拡大のきっかけを作ることも期待できますので、ぜひ投稿作成にチャレンジしてみましょう。
また、SNSにおけるアカウントの運用や投稿作成などにお悩みの方はこちらからお気軽にお問い合わせください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績13,700件、最大3.2億リーチ可能なFind Model(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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