近年、TikTokをはじめとして短尺の動画によるコンテンツは"バズリやすい"コンテンツとして人気となっており、各種SNSサービスにおいて活用されています。
その影響はX(旧Twitter)にも到来しており、企業がショートムービーを活用してユーザーに訴求する事例も多く見られるようになりました。
一方、X(旧Twitter)はInstagramやTikTokとは動画の表示方法やタイムラインの仕様が違うことから、人気となる動画の特徴も異なります。
そこで今回は、X(旧Twitter)でショート動画を活用したタイアップ成功事例5選をご紹介していきます!
拡散力が高い・テキストによる訴求性が強いといった特徴を持つX(旧Twitter)において、どんなショートムービーが人気となるのか等のポイントを踏まえてご紹介していきますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
【X(旧Twitter)編】ショート動画を活用したタイアップ成功事例5選
それでは早速、X(旧Twitter)でショート動画を活用したタイアップ成功事例5選をご紹介していきます。
原神
最初にご紹介するのは、「原神」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「原神」は、中国のソーシャルゲーム会社miHoYo(ミホヨ)が開発したオープンワールドのRPGゲームです。
PS5・PS4・iOS・Android・PCでプレイすることができるゲームであり、2022年末までに世界累計売上が約5230億円を突破していることからも、その人気ぶりが伺えます。
【タイアップ事例】:原神 × まんなたぬき さん
リネ&リネットをアイシングクッキーで作らせていただきました🃏
マジックショーのサプライズや、舞台のわくわくした雰囲気がお伝えできたらいいな( ˊᵕˋ* )
『テイワットでの果てなき冒険の旅・フォンテーヌ編』が8月27日まで開催中だよ✨#GenshinImpactFontaine #ようこそフォンテーヌへ #原神 #PR pic.twitter.com/dvWz9OuKmM— まんなたぬき (@maaco414) August 24, 2023
「原神」はお菓子クリエイターやアイシングクッキー作家であるまんなたぬきさんとのタイアップ投稿を行っています。
上記の投稿では「原神」のキャラクターであるリネ&リネットのアイシングクッキーを作成するショートムービーを作成しています。
アイシングクッキーを作成する過程を早送りで紹介している上記の動画は、キャラクターを知らないユーザーにとっても楽しめるようなコンテンツとなっており、多くのインプレッションを獲得しています。
上記のように普段ゲームをしていないユーザーも楽しめるようなコンテンツを作成することでゲームの認知を獲得し、親近感を持ってもらうことが期待できます。
ゲームコンテンツは普段からゲームをプレイするユーザーに顧客が偏る傾向があるため、上記のようにゲームに親しみがない層にもアプローチできる動画を作成することはとても有効な方法であると言えます。
また、投稿内では「『テイワットでの果てなき冒険の旅・フォンテーヌ編』が8月27日まで開催中」と呼び掛けています。
上記のように新コンテンツの存在を知ってもらうことで、既に「原神」をプレイしたことがあっても最近プレイをしていなかったというユーザーに対して再びゲームを楽しんでもらうきっかけを作ることができるため、有効な手法ですね。
ロート製薬
画像:ロート製薬
続いてご紹介するのは、「ロート製薬」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
ロート製薬は医薬品や美容・スキンケア用品の販売を行っている企業です。
ドラックストアなどで購入できる商品を幅広く取り扱っており、老若男女問わず多くのユーザーがターゲットとなっています。
【タイアップ事例】:ロート製薬 × ドーラ さん
今回、ロートCキューブCMソングを歌ってみました✨
わしが担当した「ロートCキューブクールa」をイメージしてクールに歌ってます😎💙
クールドレイクをぜひチェックしてくれ~!#コンタクトにはロートCキューブ#PR#にじさんじ pic.twitter.com/IcToumOB3Y— ドーラ🔥 (@___Dola) May 11, 2022
ロート製薬はANYCOLOR株式会社が運営するVTuber・バーチャルライバーグループの「にじさんじ」に所属しているVTuber、ドーラさんとのタイアップ投稿を行っています。
ドーラさんは普段、歌やトーク・ゲーム配信などを行われており、キャラクタービジュアルから持ち前のお声に由来したファンが多くいらっしゃいます。
上記の投稿はドーラさんがロート製薬の商品「ロートCキューブクールa」のCMソングを歌うショートムービーとなっています。
ドーラさんの歌声を聞くことができる上記の投稿は、フォロワーや「にじさんじ」のファンが楽しめるコンテンツとなっていることが分かります。
また、CMソングを聞いてもらうことでユーザーに商品や企業を身近に感じてもらうことができ、他企業の競合商品と比較した際に購買を促進できるなどの効果が期待できます。
即時的に購買への流入を行わずとも、上記のように法製品の名前を身近に感じてもらう方は、長期的に見てとても有効なアプローチであると言えますね。
SOFT99
画像;SOFT99
続いてご紹介するのは、「SOFT99」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
SOFT99は洗車用品や生活にまつわる掃除グッズなどを取り扱っている企業で、拭くことで洗車とワックスの効果を得られる手軽さからヒットした商品「フクピカ」などが有名です。
【タイアップ事例】:SOFT99 × タイムマシーン3号 関 太さん
僕が普段から愛用している「メガネのシャンプー 除菌EX」の使用方法です!
皆さんも是非使ってみてください!#PR#メガネのシャンプー#メガネは洗おう#メガシャン pic.twitter.com/2hpEhxW51U— タイムマシーン3号 関 太 (@timeseki) August 11, 2023
上記はお笑いコンビ・タイムマシーン3号の関 太さんによるタイアップ投稿です。
投稿ではメガネ掃除グッズの「メガネのシャンプー 除菌EX」を紹介したショートムービーを作成しています。
関 太さんは普段からメディア露出の際もメガネをかけているイメージが強く、上記の商品とはとても相性が良いインフルエンサーであることが伺えます。
「僕が普段から愛用している」と記載されていることで、ユーザーが商品への安心感を感じられる投稿となっているのもポイントです。
動画内では、実際に商品を使用してメガネを掃除する流れを解説し、商品の使用感を伝えています。
汚れが取れる過程を動画で伝えることで、閲覧したユーザーは画像による訴求よりも商品による効果の安心感を感じやすくなります。
「動画を見て魅力的だなーと思い、購入しました」とのコメントも寄せられていることからも、動画による訴求力の高さが伺える投稿となっていますね。
バイトル
画像:バイトル
続いてご紹介するのは、「バイトル」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
バイトルはディップ株式会社が展開するアルバイト求人サイトです。
アルバイト求人サイトの中でも抜群の知名度を誇っており、著名人を起用したテレビCMも印象的なのではないでしょうか。
求人側は最短で申込み当日から掲載が可能となっているなど、サービスの質の高さも特徴的です。
【タイアップ事例】:バイトル ×東海オンエア としみつ さん
みんなも好きなことを仕事に!!!#バイ撮る選手権
で勤務先紹介すると、最高賞金1000万もらえるらしいよ!!
期限は5/31までなので職場自慢を応募してね!
僕はこの1,000万円あったら、親に車買います。
みんなだったらどうするかリプで教えて!#バイトル #PRhttps://t.co/7s0sGnUTsy pic.twitter.com/dWWKv5VbhP— ガニ股ハゲ (@TO_TOSHIMITSU) May 20, 2021
上記は6人組の人気YouTuber・東海オンエアのとしみつさんによるタイアップ投稿です。
2023年8月現在でYouTubeチャンネルの登録者数は697万人にのぼるなどグループとしての人気ぶりは顕著でありながら、現在は「TOSHIMITSU」名義のソロアーティストとしても活動を行われています。
上記の投稿ではとしみつさんが過去に行ったバイトのエピソードを話されています。
親近感を感じられるようなエピソードはユーザーの興味を引きやすく、としみつさんのフォロワーが楽しめるような内容となっています。
動画の最後ではバイトルが主催した動画コンテストの内容について紹介されています。
「みんなのバイト先のエピソードを教えて下さい」と呼び掛けることで、コンテストへの参加や動画への反応を促しているのもポイントです。
リプライが増加することで投稿のエンゲージメントが高くなり、フォロワー外のユーザーにもおすすめされやすくなるなどのメリットがあるため、上記のように閲覧したユーザーにアクションを働きかけるのはとてもいい方法ですね。
カゴメ
画像:カゴメ
最後にご紹介するのは、「カゴメ」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
カゴメは食品・飲料・調味料の大手総合メーカーです。
トマトケチャップが代表的な商品であるブランドですが、野菜生活などの飲料製品も人気であり、コンビニやスーパーでも商品が数多く取り扱われています。
【タイアップ事例】:カゴメ × Tasty Japan
焼きケチャップで作る!韓国風ビビンバロールライス
濃厚な焼きケチャップをグッと感じるビビンバライスをカリッと香ばしく焼きあげて、やみつきになる美味しさに♪
Sponsored by @KAGOME_JP#カゴメ #カゴメトマトケチャップ #焼きケチャップ #PR pic.twitter.com/WJSExc1f2P
— Tasty Japan (@TastyJapan) July 18, 2023
まとめ
以上、X(旧Twitter)でショート動画を活用したタイアップ成功事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
InstagramやTikTok等のショートムービーと比較すると、若干尺が長い投稿も受け入れられる傾向にあるなど、X(旧Twitter)ならではの特徴も見られました。
テキストの訴求力が高いX(旧Twitter)ですが、ショートムービーと併せることでより多くのユーザーにアプローチすることが可能となるでしょう。
本記事を参考に、ぜひショートムービーの作成・投稿を行っていきましょう。
なお、X(旧Twitter)各種SNSで自社のアカウントを伸ばしたいとお考えのご担当者様はこちらからお気軽にご相談ください。
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