SNSやYouTubeでは日々様々なジャンルの写真や動画が公開されていますが、その中でも特に人気が高いペット関連の投稿です。
SNSやYouTubeの普及から今日に至るまで根強い人気を維持し続けており、可愛らしい動物たちの様子を公開して人気を博しているインフルエンサーも数多く活躍しています。
そこで今回はInstagram、YouTube、Twitterで行われたペットのインフルエンサーマーケティング・プロモーションの事例をご紹介いたします。
特徴や施策に取り入れたい工夫点などを事例ごとにご紹介いたしますので、自社でインフルエンサーマーケティングを企画・実施する際の参考としてぜひ、ご活用ください。
目次
【Instagram】ペット業界のインフルエンサーマーケティング事例
それでは早速、ペット業界のインフルエンサーマーケティング事例をご紹介してまいりましょう。
はじめにInstagramで行われたインフルエンサーマーケティングの事例をご紹介いたします。
Tomofun株式会社「Furboドッグシッター」
はじめにご紹介するInstagramを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、Tomofun株式会社による同社の製品及びサービス「Furboドッグシッター」の事例です。
Tomofun株式会社は外出先でも自宅にいる愛犬を見守ったり、声をかけたりおやつをあげてコミュニケーションを行うことができるドッグカメラ「Furboドッグカメラ」の販売や、AIを活用して様々な通知機能やクラウドレコーディング機能、ドギーダイアリーなどが利用できる「ドッグシッター」サービスを提供している企業であり、飼い主が見つからない保護犬の支援として募金活動なども行っています。
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本事例ではインフルエンサーとして2020年8月現在約57.7万人ものフォロワーを持つ大人気のペット系インスタグラマー「たまねぎ(@tamanegi.qoo.riku)」さんが起用されています。
たまねぎさんは愛犬である3頭のプードルと2人のお孫さんの日常的なふれあいの様子を撮影した写真や動画を数多く投稿しており、可愛らしく微笑ましい作品の数々は非常に高く評価されています。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿では「Furboドッグシッター」で撮影された映像を用いた動画が公開されています。
3頭のプードルとお孫さんが出演する寸劇となっており、動画を楽しみながら製品及びサービスの機能や特徴を知ることができます。
動画だけでなくキャプションにおいても製品やサービスについて詳しく解説されており、この投稿だけで「Furboドッグシッター」の特徴をしっかりと知ることができます。
コンテンツを丁寧に作りこんでくれている大変訴求力高いPR動画となってお降り、200年8月現在の動画再生回数は17.6万回、いいね!は2.7万件を超えるおおきな話題を生み出すことに成功しています。
製品を購入する際に利用できるクーポンコードが提供されている点もこのPR投稿の訴求力を高め、閲覧したユーザーに製品の購入を促しているポイントのひとつです。
本事例のように熱量高くPRをしてくれるインフルエンサーを選定して、マーケティング効果を高めていきましょう。
株式会社PECO「my♡DOG」
次にご紹介するInstagramを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、ペット関連メディアの運営や雑誌の発行、ペット系インフルエンサーのプロダクションなどペット関連事業を幅広く手掛けている企業「株式会社PECO」による同社発行の定期購読雑誌「my♡DOG」の事例です。
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こちらの事例ではインフルエンサーとして「shibainu.berry(@shibainu.berry)」さんが起用されています。
shibainu.berryさんは愛犬である2頭の柴犬の様子を撮影した写真や動画を主に投稿されており、2020年8月現在で約14.7万人に上るフォロワーを持つ人気ペット系インスタグラマーです。
2頭のどこかコミカルで愛嬌たっぷりな様子が人気のポイントです。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
株式会社PECOが発行する「my♡DOG」は専用サイトから写真を投稿することでその写真を雑誌の表紙にできるのが特徴で、お気に入りの写真を投稿して愛犬が表紙を飾る世界にひとつだけの雑誌を作ることができます。
PR投稿でもshibainu.berryさんの愛犬である「むくみ」ちゃんの幼い頃の写真が表紙になった「my♡DOG」とおまけのクリアファイルを撮影しその魅力を紹介しています。
また、本投稿ではブランドへの導線を丁寧に作っている点も参考にしたいポイント。
- 写真への「アカウントのタグ付け」によりMY♡DOGの公式Instagramアカウントへ誘導
- キャプションで「my♡DOG」の公式Instagramアカウントへの「メンション(@pecomydog_official)」を追加し誘導
- キャプションに公式ウェブサイトのURLを記載(※リンク機能は無い)
Instagramの投稿ではURLリンクを付与できませんが、Instagramストーリーズであれば、インフルエンサーはURLリンクを設置できます。
自社ホームページやECサイト、キャンペーンサイトへ遷移させる導線として有効ですので、Instagramを活用したインフルエンサーマーケティングを行う際には、ぜひとりいれて自社ブランドへの入り口を増やしましょう。
GREEN DOG「Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム!)」
続いてご紹介するInstagramを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、ペット関連事業を手掛ける株式会社カラーズが運営するペットフード・ペット用品販売店「GREEN DOG」によるオリジナルドッグフード「Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム!)」による事例です。
この事例で起用されているのは「Shibainu_Pesuke(@colza0407)」さんです。
豆柴の「ペースケ」くんを撮影した写真や動画を多数投稿しており、チャームポイントである可愛らしい笑顔と十八番のハイタッチが大変好評です。
フォロワー数は2020年8月現在で約2.5万人となっています。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿では「Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム!)」を食べるペースケくんの様子を撮影した動画と商品外観の写真で商品の紹介を行っています。
美味しそうにご飯を食べているペースケ君の動画のインパクトは大きく、愛犬には美味しいものを食べてもらいたい飼い主にとっては非常に興味を引かれるものと言えるでしょう。
本PRの動画では「お手」と「おかわり」を行っていますが、愛犬の食事前のルーティーンワークを投稿することで、見ているユーザーが楽しめるとともに自分のペットに置き換えた時のイメージもしやすくなります。
細かい部分ですが、いかに共感を生み出せるかが重要となるSNSマーケティングにおいてはキラキラしたイメージだけでなく「飾らない日常の様子」を訴求できるインフルエンサーも大変貴重となりますので、ターゲットや商材の相性を意識しつつ選定してみましょう。
マース ジャパン リミテッド「シーバ とろ~りメルティ」
最後にご紹介するInstagramにおけるペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、ペット用品の製造・販売を行うライオン商事株式会社のブランド「ニオイをとる砂 獣医師開発猫トイレ」の事例です。
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こちらの事例ではインフルエンサーとして起用されているのは「tomoko(@dora_me0416)」さんです。
tomokoさんは主に2匹の愛猫の日常の様子を撮影した写真や動画を投稿しており、2020年8月現在で約3.9万人のフォロワーを持つ人気ペット系インスタグラマーです。
いつも仲の良い愛猫2匹のほほえましい様子をみて楽しみ癒されることができます。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿では「ニオイをとる砂 獣医師開発猫トイレ」をモニターとして使った感想が丁寧に紹介されています。
猫が気に入ってトイレを使ってくれること、洗いやすい、砂を清潔に保ちやすいなどメンテナンス性がよいことも紹介。
さらに、愛猫が膀胱結石の手術直後で「猫のおしっこの量を把握するのに、同社の砂のトイレは大変わかりやすく今後も使っていきたい」という感想は訴求力高く、共感するコメントを多く獲得していることからも見ているユーザーの関心を高めることに成功していることがわかります。
インフルエンサーがモニターやアンバサダーになることで、製品理解が深まり、ポジティブなフィードバックはもちろん、製品の改善点も専門的かつ消費者の視点で指摘してもらえるためブランドのブラッシュアップの一助となります。
製品を気に入ってくれれば継続的にブランドのファンとなってくれることも期待できますので、インフルエンサーとの長期的なパートナーシップ構築も意識してインフルエンサーマーケティングを行っていきましょう。
【YouTube】ペット業界のインフルエンサーマーケティング事例
続いて、YouTubeで実施されたペット業界のインフルエンサーマーケティング事例をご紹介いたします。
CoCo Gourmet
はじめにご紹介するYouTubeを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、株式会社バイオフィリアによる同社運営サービス「CoCo Gourmet」の事例です。
株式会社バイオフィリアは主にペット関連事業を手掛けている企業で「CoCo Gourmet」は獣医師監修のもとで新鮮な素材を用いて作られた手作りドッグフードを冷凍配送するサービスです。
本事例で起用されているインフルエンサーは「関根理沙」さんです。
関根理沙さんはYouTubeにおいて主に美容系動画を投稿しておりメインチャンネル「SekineRisa」のチャンネル登録者数は2020年8月現在で約138万人に上る非常に人気の高い美容系ユーチューバーです。
ペット系ユーチューバーとしても人気が高く、愛犬「ハナマサ」くんの動画を公開しているサブチャンネル「I'm HANAMASA」のチャンネル登録者数は2020年8月現在で約10.3万人に上ります。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PRでは「CoCo Gourmet」のドッグフードを美味しそうに食べるハナマサくんの様子を撮影した動画が公開されています。
フードが出てくるまで待っている様子や夢中になってフードを食べる姿などハナマサくんが終始愛らしく犬好きの視聴者にはとても魅力的で見ごたえのある内容となっています。
PRとしてもサービスの特長や一般的なドライフードやレトルトフードと比較した際の違いや利点などを詳しく解説。
食事を通して水分摂取ができるメリットや、手作り食品を食べ続けた犬は長寿であるという海外の調査結果など客観的データも紹介しているなど、一般的なドライドッグフードを使っている人が製品への興味関心を高める訴求をしている点も大変参考になります。
犬の様子や客観的な事実などを含めた総合力のあるPR動画といえるでしょう。
視聴者にもサービスの内容がわかりやすい動画となっています。
Animal World NICO PET 横浜瀬谷店
続いてご紹介するYouTubeを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、アークランドサカモト株式会社が展開している総合ペット専門店「Animal World NICO PET」の横浜瀬谷店による事例です。
アークランドサカモト株式会社は新潟県内を中心にホームセンターチェーンを展開している企業で、ペット用品の販売をはじめトリミングサロンやペットホテル、ドッグランなど様々なサービスを提供する総合ペット専門店「Animal World NICO PET」は計4店舗展開しています。
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「ももか」さんです。
女子中学生ということでとても若い人物ですがユーチューバーとしての人気はとても高く、メインチャンネルである「ももかチャンネル」のチャンネル登録者数は2020年7月現在で約26万9,000人に上ります。
ファッションやメイク、グルメ、ゲーム、商品紹介他バラエティに富んだ様々なジャンルの動画を投稿しており、愛犬であるロングコートチワワ「丸太郎」くんが登場する動画も大変好評です。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
「Animal World NICO PET 横浜瀬谷店」で撮影されたPR動画では、同店に設置されている犬が撮影できるプリクラ機が紹介されています。
ももかさんが愛犬の丸太郎くんと一緒に楽し気にプリクラの撮影を行う様子はとても微笑ましい様子を見ることができます。
スマホ用に写真データも2件までダウンロードできたり、LINEスタンプをつくれるサービスも紹介しているなど、ペット好きにはたまらない機能も紹介しています。
何より撮影のしやすさや、写真の画質クオリティの高さといった実際に利用したくなる点についても言及しており、ペットを飼っているユーザーに参考になる親切な内容となっています。
愛犬と一緒に撮影できるということで犬を飼っている視聴者からの反響はとても大きく、店舗の集客に大きく寄与する優れたPR動画となっています。
ペットライン株式会社
最後にご紹介するYouTubeを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例はペットライン株式会社による事例です。
ペットライン株式会社はペットフードやペット関連製品の製造と販売を手掛けている企業です。
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「松本秀樹」さんです。
松本秀樹さんはお笑いタレント、グッドドッグライフプランナーとして活動されている人物で、過去にはペット関連のテレビ番組や映画の出演経験もあります。
YouTubeでは犬に関連する動画を多数投稿されており、2020年7月現在のチャンネル登録数は約4.2万人に上ります。
動画には様々な犬種が登場し愛犬家にとって役立つ情報も盛りだくさんです。犬好きにはたまらない非常に魅力的なチャンネルとなっています。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
松本秀樹さんのYouTubeチャンネルではペットライン株式会社の提供による動画が多く投稿されています。
テレビ番組のスポンサーのように企業が動画のスポンサーを務めており、企業がいちインフルエンサーの動画において継続的に提供を行っているユニークな事例となっています。
自社ブランドと親和性の高いインフルエンサーの活動のスポンサーになることで、ブランドの認知やファンの獲得につながり、
- 松本秀樹さん⇒ペットラインの動画を投稿している人
- ペットライン⇒松本秀樹さんとコラボしている企業
のように両者のファンが相互的に想起することで、ブランドイメージのシナジーを生み出すことも期待できます。
YouTubeチャンネルのスポンサーは一般的にテレビ番組のスポンサーに比べて費用的な負担が少なく済むため、Win-Win関係の長期的パートナーシップを築けるインフルエンサーを探してみるのもよいでしょう。
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【Twitter】ペット業界のインフルエンサーマーケティング事例
最後に、Twitterで実施されたペット業界のインフルエンサーマーケティング事例をご紹介いたします。
ペットみるん
Twitterを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例としてはじめにご紹介するのは、東京電力エナジーパートナー株式会社の「ペットみるん」のPR事例です。
東京電力エナジーパートナー株式会社では住居の設備や家電、スマートフォンなどの機器を接続する技術で快適な住環境を構築するIoTサービス「TEPCOスマートホーム」を提供しており、「ペットみるん」はその一環として留守中の自宅にいるペットを外出先から見守ることができるサービスとなっています。(※2020年5月に「ペットみるん」のサービス提供は終了)
ペット見守りサービスを使ったら、クーさんの意外な一面を知ったレポ漫画。#PR #ペットみるん #お留守番ペット #見守りカメラ #犬 #マンガ #漫画 #ディープラーニング
・iOS https://t.co/8HqMymsba8
・android https://t.co/W6WodLtqUH
・カメラレンタル https://t.co/fw7PsCa16l pic.twitter.com/Y56ERxU84c— 道雪 葵 (@michiyukiaporo) March 16, 2019
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「道雪 葵(@michiyukiaporo)」さんです。
道雪葵さんは犬をテーマにした漫画を描かれている漫画家でTwitterにおいても作品を公開し人気となっています。
2020年7月現在のフォロワー数は約12.9万人でありその人気の高さが伺えます。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿においても得意の漫画でサービスの特徴や利点などを紹介しています。
在宅中には見られない愛犬の一面をテーマにしたとても可愛らしい漫画でサービスの紹介や体験した感想などが述べられており、漫画を楽しみながらサービスについてしっかりと知ることができるとても良い内容のPR投稿となっています。
インフルエンサーには漫画やイラストを得意とする方も多く、表現の自由度が高いことから、様々なジャンルの商材をしてもらえるメリットがありあります。
自身でオリジナルのキャラクターを保有しているインフルエンサーであれば、人気キャラクターとブランドとのコラボレーションの実現も期待できるため、施策アイデアも広がるでしょう。
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AllWell
次にご紹介するTwitterを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、ユニ・チャーム株式会社のペット用品ブランド「ユニ・チャーム ペット」から発売されているキャットフード「AllWell」のPR事例です。
生理用品や紙おむつなど衛生用品の大手メーカーとして知られるユニ・チャーム株式会社ですが、犬・猫用のペットフードや衛生用品についても複数のブランドを展開、製造・販売を行っています。
新商品、ユニ・チャームペット AllWellをちくわにあげてみました!普段カリカリを丸飲みしてしまうちくわにとって嬉しい小粒タイプ!グルメなちくわにも食いつきがとてもよく、吐き戻しも少なくなった気がします!お腹いっぱい食べてご満悦でした(*^-^*)#オールウェル #PR #健康にゃんです会 pic.twitter.com/XKfEYjODwf
— ちくわ@ねこ休み展 (@sktfd0310) April 22, 2020
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは猫の「ちくわ(@sktfd0310)」ちゃんです。
Twitterではちくわちゃんの日常の様子が投稿されており、可愛らしい写真や動画の数々がとても魅力的です。
2020年8月現在のフォロワー数は約10.5万人に上り、猫好きのユーザーから多くの支持を集めている人気アカウントとなっています。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿ではちくわちゃんと「AllWell」のツーショットや「AllWell」を食べる様子、たくさん食べてご満悦な様子を撮影した写真が投稿されています。
ペットフードの味は人間には判断の難しいものですので、写真で猫が実際に美味しそうに食べている様子は何よりの参考になります。満足気なちくわちゃんの様子も大変インパクトが大きく印象的です。
リプライ(コメント)の多さから反響の大きさが伺えるほか、コメントへの返信も丁寧に行っています。
PRした製品に関する質問へのフォローなども丁寧にしてくれるため、コメントで積極的にフォロワーとの信頼関係をつくっているインフルエンサーも見つけてみましょう。
my♡DOG
最後にご紹介するTwitterを活用したペット業界のインフルエンサーマーケティング事例は、Instagramのインフルエンサーマーケティング事例の項でもご紹介した「株式会社PECO」による同社発行の定期購読雑誌「my♡DOG」のPR事例です。
MY♡DOGのうちのコ表紙ーーー!#pecomydog#PR
自分ちの犬ちゃんが表紙にしてもらえるシステムほんとありがたい。
一冊ずつ個別に印刷ってとても大変なのに…! pic.twitter.com/vo3q7OPBbm— ハマジ (@xxhama2) March 19, 2020
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「ハマジ(@xxhama2)」さんです。
ハマジさんはTwitterで愛犬であるシベリアンハスキーの「シルビア」ちゃんや愛猫たちの日常に関する内容の投稿をしています。
2020年7月現在でフォロワー数は約19万3,000人と非常に人気の高いインフルエンサーで、日々投稿されている愛犬・愛猫との生活を撮影した写真や動画の数々はどれも数千件の「いいね」が寄せられる好評ぶりです。
インフルエンサーマーケティンングのワンポイント解説
PR投稿では愛犬の写真でオリジナルの表紙が作れる「my♡DOG」をシルビアちゃんとのツーショット写真で紹介しています。
投稿されている写真はとても可愛らしくインパクトも大きいですが投稿自体の情報量はかなり控えめです。
情報が控えめであることにより、逆にどんな内容なのか続きが気になってしまう心理学でいう「ツァイガルニク効果」に近い状態を生み出しています。
その結果、
- 最低限のテキストとインパクトの大きい写真で製品への興味関心を高める
- リプライに設置したリンクで「my♡DOG」公式ウェブサイトへ誘導・集客
- ランディングページにて詳細な情報を見てもらいサービスの利用を促す
というシンプルながら集客に効果のある導線づくりができています。
投稿の手軽さや「リツイート」「いいね」などの機能から情報の拡散力が高いというメリットがあるTwitterですが、字数制限が設けられていることから情報量の多いPRを行うことが難しいという大きなデメリットがあります。
しかしながら本事例では「最大4枚の画像を一度に表示できる」「URLリンクを投稿に設置できる」という強みを生かし、Twitterのデメリットを上手く解決している大変参考になるインフルエンサーマーケティング事例と言えるでしょう。
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まとめ
SNSにおいてペットや動物は癒しやエンタメを目的とした根強い人気を維持し続けているジャンルです。
ペットインフルエンサーの情報は、ペットを飼っている人にとってよく参考にされており、特定のインフルエンサーを支持するペット愛好家も多く存在します。
そうした貴重な情報源となるペットインフルエンサーはPRにおいても同様に大きな影響力をもっています。
本記事で紹介したポイントを参考に、ペット関連事業のPRと相性の良いSNS・インフルエンサーマーケティングをぜひ実施してみてください。
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インフルエンサーマーケティングの基礎から成果を出す実践方法のすべて
SNSマーケティング専門メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、インフルエンサーマーケティングのリーディングカンパニーとしてナショナルクライアントを中心に豊富な支援実績がございます。
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- インフルエンサーのマネジメント
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