X(旧Twitter)は2022年10月にイーロン・マスク氏が買収して以降、さまざまな変革が行われてきました。
その1つがアイコンやバッジの変更です。
かつては公式マークがついているかどうかだけの違いでしたが、現在はアイコンやバッジ自体も数種類のものが見られます。
本記事では所属アイコンやバッジについて、取得方法も含め解説いたします。
公式マークが欲しい企業のSNS担当者の方は是非参考にしてみてください。
目次
X(旧Twitter)アイコンの種類
画像:ローソン|Twitter
X(旧Twitter)アイコンの種類については現在2種類のみで、丸いアイコンか四角いアイコンです。
通常のユーザーは丸いアイコンで、四角いアイコンはX Premium(旧Twitter Blue for Business)を通じてX(旧Twitter)に公式に認証された事業者のアカウントです。
現在、有名企業の多くはこの四角いアイコンとなっています。
X(旧Twitter)バッジの種類
X(旧Twitter)には通常チェックマークはなにも付きませんが、特定のアカウントには3種類のうちどれかのチェックマーク、または所属を示すバッジがついている場合があります。
以下は、左から未承認アカウント、青色バッジを取得したアカウント、金色もしくはグレーのバッジを取得したアカウントの条件比較です。
未認証アカウント | 青色の認証バッジ | Verified Organizations(認証済み組織)
金色もしくはグレーの認証バッジ |
|
価格 | 無料 | 【ウェブサイト価格】
368円/月・3,916円/年 【iOS・Android価格】 600円/月・6,000円/年 |
【ウェブサイト価格】
プレミアムプラン:980円 /月・10,280円 プレミアムプラスプラン:1,960円/月・20,560円 【iOS・Android価格】 プレミアムプラン:1,380円 /月・14,300円 プレミアムプラスプラン:3,000円/月・35,000円 |
対象 | 全てのアカウント | X Premiumに加入しているアクティブなアカウント | 【金色の認証バッジ】
【グレーの認証バッジ】
|
特徴 | 従来から変化なし |
など |
など |
注意点 |
|
X Premium未加入の一部著名人にも 青色バッジが付与されている場合がある |
|
それではさっそく、それぞれのチェックマークの特徴について詳しく解説していきます。
青色のチェックマーク
青色のチェックマークはこれまで、X(旧Twitter)に申請し認定されることでもらえる、いわば有名人やインフルエンサー・公式アカウントであることを証明するものでした。
しかし現在は、有料制サブスクリプションサービス「X Premium(旧Twitter Blue)」のベーシックプランに加入し、一定の基準を満たしているアカウントに青色のチェックマークがつくようになりました。
この変更により、現在青いバッチは、
- X Premiumで申請が通ったアカウント
のみが取得可能です。
現在は、過去の基準で有名と認められたアカウントも青色のチェックマークを剥奪され、X Premiumに加入している人限定のマークとなっています。
関連記事
日本での提供が開始した有料サブスクリプション「Twitter Blue」とは?疑問やメリットについて詳しく解説します
金色のチェックマーク
金色のチェックマークは四角いアイコン同様、「Verified Organizations(認証済み組織)」としてX(旧Twitter)に公式に認証された事業者のアカウントのみにつけられています。
そのため、四角いアイコンと金色のチェックマークはセットとなっています。
また、金色のチェックマークを取得するために必要なX Premiumの月額料金は青色のチェックマーク取得に対して高価格とはなっていますが、X Premiumのすべての機能を利用できるという大きなメリットもあります。
個人では利用不可となっていますので、あくまでも企業のSNSマーケティング施策向けのプランといえるでしょう。
グレーのチェックマーク
グレーのチェックマークは政府機関や政府関係者、多国間機関であることを示すものになっています。
そのため、一般の方や企業では獲得することができません。
画像:首相官邸|X
X Premiumのすべての機能を利用することができるなど、認証済み組織として金色のチェックマークを取得した企業と同等のサービスを利用することができます。
四角いアイコンのバッチ
上記はInstagramのX(旧Twitter)プロフィールですが、金のチェックマークの横にMetaのマークのアイコンがついています。
これは、InstagramのアカウントがMetaの関連アカウントであることを示しています。
このように、所属メンバーや関連アカウントも認証でき、名前の横のアイコンで関係を示せるようになりました。
これはX Premiumに加入する企業やブランド等に所属するアカウントであればつくようになっています。
メインのビジネスアカウントと所属アカウントの関係は、
- 企業の公式とサポートアカウント
- 会社の公式アカウントと経営者や社員
- メディアとジャーナリスト、
- スポーツチームと選手
- 映画公式とキャラクター
など、いろいろな関係性を示すことができます。
X(旧Twitter)バッジの取得方法
ここでは申請することができる青色のチェックマークと金色のチェックマークについて、取得方法を解説いたします。
青色のチェックマークの取得方法
青色のチェックマークについては、X(旧Twitter)のサブスクリプションへ加入し、さらに自分から申請を送る必要があります。
なお、サブスクリプションの料金は
- ウェブサイトでの価格
ベーシックプラン:368円/月・3,916円/年
プレミアムプラン:980円/月・10,280円
プレミアムプラスプラン:1,960円/月・20,560円
- iOS・Androidでの価格
ベーシックプラン:600円/月・6,000円/年
プレミアムプラン:1,380円/月・14,300円
プレミアムプラスプラン:3,000円/月・35,000円
となっていますので、ウェブサイトでのサブスクのほうがお得です。
注意点
さらにマークが付与された後でも、
- プロフィール画像、表示名もしくはユーザー名が変更された場合
- X(旧Twitter)のルール違反のレベルが深刻であった場合
- 違反行為が繰り返されている場合
などは、利用規約に基づいて公式アカウントのチェックマークが予告なく剥奪されることがあります。
特にバッジ獲得後にプロフィール画像・表示名・ユーザー名を変更すると、再び要件を満たしているかの審査が行われ、再審査終了まではマークが消えたままです。
例えば2023年のエイプリルフールでは、多くの企業や有名人が例年通りその日限定のプロフィール画像やユーザー名に変更しました。
しかし、翌日に元に戻したことでバッジが一度取り消される、またはバッジが取り消されることを恐れて元の状態に戻せない、といった事例が多数発生しました。
いかなる理由があったとしても規約は変わらないので、変更する際は注意しましょう。
金色のチェックマークの取得方法
金色のチェックマークについては、 X Premium有料プラン加入後にX(旧Twitter)に認証された事業者のみに付与されるようになっています。
資格がある場合はX(旧Twitter)社から招待が届きます。
もし届いていない場合でも、こちらからウェイティングリストに申し込み、資格がある場合はリストに追加されます。
認証されると、上記アカウントのように金色マークと四角形のプロフィール画像が表示されるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では現段階で判明している点についてご紹介しましたが、今後もこれらの条件や金額などは随時変更される可能性があります。
X(旧Twitter)でチェックマークが欲しい方は、最新の条件を確認したうえで申請してみてはいかがでしょうか?
もしアカウント運営について不明な点がある方は、ぜひ下記フォームからお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
▼関連記事
- 【2023年最新】SNS企業アカウントのスターターガイド!アカウント開設方法やメリット、注意点などを解説します
- Twitterアカウントのフォロワー数が4倍に!キャラクターを活かしたツイートとアカウント運用の方法とは?
▼おすすめ資料をダウンロードする