コロナ禍が落ち着きを見せ始め徐々に従来の生活が取り戻されていますが、特に旅行やお出かけの分野では“観光客数がコロナ禍以前の8割以上の水準に戻っている”という調査もあります。
上記の背景を受け、各ホテルでは顧客獲得に向けてSNSを活用した情報発信をするケースが増えており、特にLINEを活用した情報発信はユーザーに見られやすい傾向にあるため人気のマーケティング戦略となっています。
そこで本記事では、ホテルが実施したLINE公式アカウント運用事例を5つまとめてご紹介していきます。
アカウント運用の工夫されている点も解説しているので、ぜひ本記事を参考に今後のLINEアカウント運用にお役立てください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
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目次
参考にしたい!ホテルのLINE公式アカウント5選
それではさっそく、ホテルが実施したLINE公式アカウントの運用事例を5つご紹介していきます。
1.ウェスティンホテル東京
画像:ウェスティンホテル東京 | LINE 公式アカウント
LINEアカウント:ウェスティンホテル東京
友だち登録者数:約2.3万人(2024年2月現在)
最初にご紹介するのは、「ウェスティンホテル東京」のLINEアカウント事例です。
ウェスティンホテル東京は、2023年12月にリニューアルオープンしたばかりのラグジュアリーホテルであり、正統派な印象も残しながら、より快適な滞在ができるホテルとしてグランドオープンしました。
LINE公式アカウントでは、
- ホテルの最新情報
- お得な情報
- 期間限定メニューの紹介
などを中心に投稿されています。
ウェスティンホテル東京はマリオットインターナショナルが運営する人気ホテルであるため、すでに認知度は高く、シンプルな情報発信だけでも十分にマーケティング効果を期待できます。
また、上記画像(左)にあるように週に3回と高頻度で情報を配信しており、ユーザーのブランド想起につながる工夫といえるでしょう。
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2.京王プラザホテル
画像:京王プラザホテル | LINE 公式アカウント
LINEアカウント:京王プラザホテル
友だち登録者数:約1.4万人(2024年2月現在)
続いてご紹介するのは、「京王プラザホテル」のLINEアカウント事例です。
西新宿に位置する超高層ホテルである京王プラザホテルは、“親しみやすいホテル”を目指して気さくで親密なホテルがされていることが特徴。
LINE公式アカウントでは、
- ホテルのグルメ情報
- イベント情報
- キャンペーン情報
などを中心に投稿されています。
京王プラザホテルでは、ホテル情報以外にもInstagramで開催中の投稿キャンペーンの告知もしていることが特徴として挙げられます。
LINE内で他のプラットフォームで実施しているキャンペーン情報をお知らせすることによって、フォロワー数やキャンペーン参加者が増加する効果を期待できるため、複数のSNSアカウントを運用している場合は参考になる使い方といえるでしょう。
また、トーク画面下部のリッチメニューには期間限定のコラボやフードメニューが表示され、ユーザーの興味を惹く内容となっていることもポイントです。
3.ホテル春日居
画像:ホテル春日居 | LINE 公式アカウント
LINEアカウント:ホテル春日居
友だち登録者数:約2.9万人(2024年2月現在)
続いてご紹介するのは、「ホテル春日居」のLINEアカウント事例です。
ホテル春日居は、河口湖など山梨県の人気観光地を楽しめる場所にある旅館スタイルのリゾートホテルであり、美肌の湯と言われる温泉と美味しい料理が人気を集めています。
LINE公式アカウントでは、
- LINE限定クーポン
- 営業情報
- 季節イベント
などを中心に投稿されています。
ホテル春日居の公式アカウントでは友だち登録時に4種類のクーポンが配信され、友だち登録をするメリットをすぐにユーザーが実感しやすいことが特徴です。
さらに、リッチメニュー内では、
- クーポン
- ショップカード
- ホテルの位置情報
- ホテルの最新情報
- Instagramアカウント
- 予約フォーム
といった情報が表示され、ホテル宿泊時に役立つ機能が多く提供されています。
LINE公式アカウントは主に情報発信の場として利用されますが、ホテル春日居のアカウントのように利用者目線で便利なアカウント運営をすることでブランドのファンを増やすことにつながるでしょう。
特にショップカード機能は、ホテルに訪れたユーザーが店舗のQRコードを読み込むだけでポイントを貯められるようになるため、継続的にLINEを活用してもらえる可能性も高まります。
4.フォーシーズンズホテル京都
画像:フォーシーズンズホテル京都 | LINE 公式アカウント
LINEアカウント:フォーシーズンズホテル京都
友だち登録者数:約1.3万人(2024年2月現在)
続いてご紹介するのは、「フォーシーズンズホテル京都」のLINEアカウント事例です。
フォーシーズンズホテル京都は、約800年もの歴史がある池庭「積翠園(しゃくすいえん)」がホテルの敷地内にあり伝統を感じられるラグジュアリーホテルで、館内はモダンな雰囲気となっていることが特徴。
LINE公式アカウントでは、
- ホテルの最新情報
- 優待情報
- 季節イベント
などを中心に投稿されています。
リッチメニューには公式Webサイトのほか、
- 宿泊予約
- ダイニング
- スパ&ウェルネス
といったようにユーザーの興味に合わせて項目が選べるようになっており、ユーザー自身でホテルの魅力を知るためのアクションを起こしやすいことがポイントです。
さらに、
- 個別返信をしていない旨
- 通知が多いと感じるときの対処法
といったようにユーザーが公式アカウント対して不満を抱く要素に関する注意書きを事前にしておくことで、ブランドの好感度や信頼性を維持する取り組みもぜひ参考にしたい部分といえます。
5.オリエンタルホテル東京ベイ
画像:オリエンタルホテル東京ベイ | LINE 公式アカウント
LINEアカウント:オリエンタルホテル東京ベイ
友だち登録者数:約3万人(2024年2月現在)
続いてご紹介するのは、「オリエンタルホテル東京ベイ」のLINEアカウント事例です。
オリエンタルホテル東京ベイは、東京ディズニーリゾート®・パートナーホテルであり、ホテルからパークまではシャトルバスが出ているため、ディズニーリゾート利用時の宿泊施設として高い人気を集めています。
LINE公式アカウントでは、
- ホテルの最新情報
- 会員登録フォームの案内
- 宿泊予約ページの案内
などを中心に投稿されています。
オリエンタルホテル東京ベイでは、リッチメニューはリニューアル情報と予約ページ、会員登録の案内といったようにシンプルな要素で構成されています。
上記のように発信内容を少なくすることで、誰でも簡単に使える公式アカウントとして認知されるため、すでに高い人気を獲得している場合に参考になる運用方法といえるでしょう。
また、タイムライン上の投稿内容も館内写真のみであり、あくまでも公式サイトの補助的な役割で運用されているため、運用コストがかかりにくいこともポイント。
まとめ
本記事では、ホテルのLINE公式アカウントの事例を5つご紹介してきましたが、いかがでしたか?
LINEは従来のメルマガと比べて反応率や開封率が高いことが大きな魅力となっており、運営方法次第では潜在顧客へのアプローチも実現できるマーケティング施策です。
ぜひ本記事を参考に、自社ブランディングや認知度向上のためにLINE公式アカウントを活用してみてはいかがでしょうか。
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インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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