目次
Instagramのストーリーズ広告とは
それでは早速、Instagramストーリーズ広告について、特徴やメリット・費用感を解説していきます。
Instagramストーリーズ広告の特徴
Instagramストーリーズ広告の1番の特徴としては以下のような点が挙げられます。
ストーリーズ枠に表示される
フィード投稿の広告と違い、Instagramストーリーズ広告はタイムライン上部にあるストーリーズの枠に表示される仕様となっています。
フィード投稿では縦に流れるタイムライン内やおすすめ投稿内に広告が表示されますが、ストーリーズ広告はユーザーがフォローしているアカウントのストーリーズ1~3投稿の間に広告が配信される形式となっていることが特徴。
縦長のフルスクリーン仕様
ストーリーズ広告はフィード投稿の広告と異なり、縦長のフルスクリーンでの広告配信が可能となっています。
スマホ画面いっぱいに表示される広告は没入感の高い広告配信の実現がしやすく、広告クリエイティブの作成方法もフィード投稿とは違ったスキルが求められるでしょう。
また、ストーリーズ広告は画像広告・動画広告どちらでも出稿が可能で、動画の場合は最大120秒、画像の場合はデフォルトで5秒間表示されます。
音声も活用できることから、自社の訴求したいポイントや商材・サービスの特徴に合わせて最適な広告形態を選択しましょう。
Instagramストーリーズ広告のメリット
Instagramストーリーズ広告のメリットとしては以下のような点が挙げられます。
広告感が少ない
ストーリーズ広告はユーザーがフォローしているアカウントの投稿の間に表示される仕様となっています。
友人や知人のリアルタイムな日常発信の中に溶け込む形で広告を閲覧してもらうことができることから、ユーザーに広告感を感じさせずに自然な形でアプローチすることができるでしょう。
ユーザーにアクションを促しやすい
ストーリーズ広告は、ユーザーがストーリーズを閲覧し続けることによって広告が必ず表示されます。
また、ストーリーズ広告の中にはCTAボタンの設置もできるため、クリックするだけでホームページや商品ページなどのリンク先に簡単に飛ばすことが可能です。
そのため、興味関心を引くクリエイティブ制作をしたり、「もっと見る」「今すぐ登録」といった言葉を入れたボタンを設置することで、ユーザーからのアクションを期待しやすい広告形式といえるでしょう。
Instagramストーリーズの費用
Instagramストーリーズの広告費用は、以下の4タイプの課金形態となっており、それぞれのアクションが起こった回数に応じて広告費が発生する仕組みです。
クリック課金 |
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インプレッション課金 |
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動画視聴課金 |
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アプリインストール課金 |
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Instagramでは100円から広告運用が可能であるため、自社の予算に合わせて自由に広告を出稿の範囲を選択できます。
広告の費用相場は業種や商材の特徴によって異なりますが、低予算すぎるとあまり効果が期待できないため、5万円程度からスタートすることがおすすめといえるでしょう。
ストーリーズ広告の出稿方法
ここでは、PC・スマホそれぞれでストーリーズ広告を出稿する方法を解説していきます。
InstagramはMeta社が運営するプラットフォームのため、Facebook広告と配信手順は同様であり、事前にFacebookのビジネスマネージャアカウントの作成が必要となります。
Facebookビジネスマネージャーは、
- 会社名
- 氏名
- メールアドレス
- 会社の詳細
だけで作成が可能ですので、ストーリーズに限らずInstagramでの広告出稿を行いたい際は、事前に登録しておきましょう。
1. キャンペーンを作成
はじめに、Facebook広告マネージャーから、キャンペーンの設定をします。
ここでのキャンペーンとは、複数の広告セットをまとめたものを指し、キャンペーンでは、
- 広告の目的
- キャンペーン名
を入力します。
広告の目的は、「認知度」「トラフィック」「エンゲージメント」「リード」「アプリの宣伝」「売上」などの項目から自社に合ったものを選択しましょう。
2. 広告セットを作成
次に、広告セットを作成します。
ここでは、
- 年齢・性別などのターゲット設定
- 「配置」の編集からストーリーズの選択
- 1日の予算・広告掲載期間・最適化ポイントの設定
を行いましょう。
最適化ポイントとは広告を配信する目的のことを指しますので、キャンペーンの目的で設定したものと同様のものを選択しましょう。
3. 広告を設定
続いて、広告のクリエイティブを設定します。
広告の設定では、
- Facebook、またはInstagramどちらかのアカウントを選択
- 画像や動画、カルーセルなどの広告の種類を設定
- テキストや広告リンク・アクションを設定
- ストーリーズ用に9:16の縦長サイズを選択
の手順で設定を行いましょう。
最後に「公開する」をクリックすれば、広告の出稿が完了です。
ストーリーズ広告を運用する際のコツ
本項目では、Instagram ストーリーズ広告を運用する際のコツを紹介していきます。
実際にInstagramストーリーズ広告の出稿をしたい方は、以下のポイントを意識しましょう。
音声を活用する
Instagramストーリーズには音声を付けることができます。
広告に音声を入れることで、ブランドイメージを訴求できたり、ユーザーにインパクトを残す高い広告効果を期待できるなどのメリットがあります。
Instagramストーリーズに限らず、動画広告においては音声付きの広告の方が効果的であると言われており、Googleが行った調査では、音声がある動画広告のほうが2.9倍ブランドへの関心が深まるという結果が出ています。
引用:5 charts that prove viewability and audibility together are key to video ad effectiveness
また、ナレーションなどを活用すれば、多くの情報を短尺で伝えることも出来ます。
視覚だけでなく聴覚にも訴えかけることで、自社の認知拡大や商品・サービスの認知拡大を行っていきましょう。
CTAボタンを活用する
CTA(コールトゥーアクション)とはユーザーに行動を促す要素のことです。
「申し込む」「お問い合わせ」「予約する」といったフレーズを入れることで、リンク先のクリック率を高めたり、コンバージョン率を向上させることができます。
Meta社がユーザーに対して「ストーリーズで製品などの広告を見た後にどのようなアクションを実行したか」という質問を行ったところ、58%が詳細情報を見るためにブランドのウェブサイトを閲覧したと回答し、さらに半数が製品を購入できるウェブサイトにアクセス・31%が店舗でチェックしたと回答しています。
引用:ターゲット層が利用する場所に没入感の高い広告を表示して、ストーリーを伝えましょう
ストーリーズ広告では、ブランド認知の拡大・商品購買促進などの目的に応じたフレーズを入れることで、ユーザーの行動を促す広告を作成していきましょう。
冒頭でユーザーの関心を引く
動画広告においては、冒頭の数秒でのアプローチが重要であると言われています。
ストーリーズ広告は形式上スキップされる傾向も高いため、冒頭で興味がないと判断されてしまうと、ユーザーに訴求したい内容を伝えられません。
実際にMeta社では、ストーリーズ広告用のクリエイティブに関するアドバイスでブランドや商品を3秒以内で表示することが推奨されています。
広告を持続して閲覧してもらうためには、冒頭で興味・関心を引くようなクリエイティブを行う必要があるでしょう。
カルーセル広告を活用する
カルーセルとは、一つの広告枠に複数の画像や動画の設定ができる広告フォーマットのことを指します。
カルーセル広告を活用して複数のクリエイティブを使用することで、ユーザーに伝えられる情報量を増やしたり、商品やサービスの理解を深められるでしょう。
また、それぞれ別のリンク先ページを持つ商品を紹介する際や、複数の商品を紹介したい場合などにもカルーセル広告を活用することが有効です。
Instagramストーリーズ広告でより高い効果を見込みたい場合は、カルーセル広告の活用に挑戦していきましょう。
テキスト・スタンプを活用する
動画や画像に加え、テキストを入れることで、広告で訴求できる情報量を増加させることができます。
テキストが加えられることで、強調したい内容をユーザーにイメージ付けたり、端的に情報を訴求できるでしょう。
また、ストーリーズ機能にあるスタンプを使用することで、通常のストーリーズ投稿との親和性も高くなり、ユーザーに安心感を感じさせる効果が期待できますので、ブランドイメージに合わせて活用していきましょう。
なお、テキストを入れる際には、プロフィールアイコンやCTAボタンなどに被ることが無いよう、配置に注意しましょう。
まとめ
以上、Instagramストーリーズ広告について解説しましたが、いかがでしたか。
ストーリーズ広告を活用することで、フォロワー外のユーザーにアプローチしたり、自社の商品やサービスの購買促進を効率的に行うことができるでしょう。
Instagramを活用してより多くの顧客を取り込みたいとお考えの方は、本記事を参考にInstagramのストーリーズ広告に挑戦していきましょう。
なお、InstagramをはじめとするSNSの広告出稿に興味がある企業の担当者様はこちらからお気軽にお問い合わせください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFind Model(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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