みなさんは外食の際、どういった基準で店を選んでいますか?
食べログなどのグルメサイトを調べる方も多いですが、最近ではSNSで検索して飲食店を調べる人も増えてきました。
特にInstagramは「映え」の文化があり、食べ物の写真もその対象になりやすいので、各飲食店も力を入れています。
そしてInstagramを活用するのであればぜひ重視してほしいのが「リール運用」です。
リールは動画なので情報量が多く、さらにはフォロワーでない人にも届くため、宣伝としての効率がいいのです。
本記事では、リールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントをご紹介いたします。
目次
【飲食店編】リールの使い方が上手いInstagramアカウント5選
それでは早速、リールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウント5選をご紹介していきます。
幸せのパンケーキ_公式(@ahappypancake)さん
最初にご紹介するリールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントは、幸せのパンケーキ_公式(@ahappypancake)さんです。
画像:@ahappypancake | Innstagram
アカウント:幸せのパンケーキ_公式| Instagram
フォロワー:約6.1万人(※2022年11月現在)
「幸せのパンケーキ」といえばパンケーキブームの中で象徴的な店舗として注目され、現在も表参道や渋谷をはじめ、日本全国に25店舗、香港に2店舗を構える人気店です(※2022年11月現在)。
季節限定のパンケーキや持ち帰りも可能なパンケーキロールなど、多種多様な商品を販売しています。
そんな「幸せのパンケーキ」は映えの象徴としても知られ、Instagramには多くの人が画像を上げていますが、なんといってもその特徴は「パンケーキのふわふわさ加減」です。
もちろん画像だけでもふわふわさは伝わってくるのですが、動画にすることでより伝わりやすくなっています。
そういった点で、リールは活用すべきツールであると言えます。
Gong cha (貢茶 / ゴンチャ)(@gongcha_japan)さん
つづいてご紹介するリールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントは、Gong cha (貢茶 / ゴンチャ)(@gongcha_japan)さんです。
画像:@gongcha_japan | Innstagram
アカウント:Gong cha (貢茶 / ゴンチャ)|Instagram
フォロワー:約6.6万人(※2022年11月現在)
「Gong cha (貢茶 / ゴンチャ)」といえばこちらもタピオカブームの火付け役として有名になったお店で、タピオカミルクティーの本場・台湾から進出したため話題になりました。
Instagramではプロフィールに
#ゴンチャ を付けて素敵な写真をシェアしてください!
ピックアップしてご紹介させていただきます💫
と記載しており、ハイライトで「お客様の声」として紹介することで、ゴンチャファンからの投稿を促す試みも実践しています。
さらにハイライトではキャンペーンやポイントカードも紹介し、Instagramだけで情報が完結できるようになっています。
そんなゴンチャのリールでは期間限定商品や新商品を紹介しています。
特徴としては「動画ではあるが、あえてコマ送りのアニメ映像のようにしている」点が挙げられます。
もちろん動画で撮影することも可能でしょうし、手間としては動画のほうがかからないかもしれません。
しかしあえて写真をつなぎ合わせることによって、リールの中でもオリジナリティを出すことが可能となり、さらには動画では表現しづらい可愛げも出てきます。
Instagramユーザーはリールを流し見することが多いですが、そのなかでこういったひと工夫をすることで、より目につきやすくなるのです。
uneclef(@uneclef)さん
つづいてご紹介するリールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントは、uneclef(@uneclef)さんです。
アカウント:uneclef|Instagram
フォロワー:約12.9万人(※2022年11月現在)
uneclef(ヌクユレ)は東京・豪徳寺にあるパン屋さんで、店舗自体は大きくないものの、10万人以上のフォロワーがいるアカウントです。
残念ながら現在は閉店し、来年の春に南信州に移転予定となっていますが、オンラインショップではパンと焼き菓子を購入することができます(uneclef.theshop.jp)。
そんな小規模なパン屋でありながら10万人以上のフォロワーがいるのは、味もさることながら、Instagramの写真に惹かれる人が多いからです。
特に「パンや焼き菓子を大量に並べた写真」は魅力的で、まさに「パン屋さんでないと撮れない写真」となっています。
上記のリールはカルダモンロールが並んでいる動画ですが、動画にすることでより立体感が増し、思わず何度でも見たい動画となっています。
さらに、上記の「ブルーベリーのデニッシュ」では、型に生地を入れるところから完成するまでを動画として編集しています。
これも「パン屋だからこそ撮れる動画」であり、飲食店はこういった様子をアップするのも一つの手と言えるでしょう。
吉野家(@yoshinoya_co_jp)さん
つづいてご紹介するリールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントは、吉野家(@yoshinoya_co_jp)さんです。
画像:@yoshinoya_co_jp | Innstagram
アカウント:吉野家|Instagram
フォロワー:約1.8万人(※2022年11月現在)
吉野家といえば言わずと知れた大手牛丼チェーンで、国内に約1200店舗あります。
皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
そんな大手チェーンでもInstagramを運営していますが、他の飲食店と大きく違うのは、店舗があるにもかかわらず店舗の様子を撮影した投稿ではない、という点です。
吉野家は「おうち吉野家」を銘打ち、吉野家が販売している「冷凍牛丼の具」のアレンジレシピを数多く紹介しているのです。
例えば上記のリールは、冷凍牛丼を使った牛鍋うどんのレシピを紹介しています。
動画は食欲をそそり、なおかつ作り方をわかりやすく教えることができます。
さらに文章でもレシピを書くことで、さらに伝わりやすくもなっています。
そしてこのレシピはカピバラ03キッチン 〜野菜たくさん料理/鍋レシピ〜さんのレシピを紹介したもので、他にも有名な料理系インスタグラマーのレシピを紹介しています。
人気インフルエンサーが作ったレシピというのも好感度が上がる一因となっています。
さらに吉野家ではサラリーマン料理家ぴーきちさん( @pikichidesuyo )とのコラボを実施。
コメントしてくれた方の中から先着でおうち吉野家セットをプレゼントするキャンペーンを実施しています。
こういったコラボはInstagramでは事例が多く、特に飲食店の場合は料理系インスタグラマーとのコラボは有効な手段になりえます。
蒙古タンメン中本(@mouko_tanmen_nakamoto)さん
最後にご紹介するリールの使い方が上手い飲食店のInstagramアカウントは、蒙古タンメン中本(@mouko_tanmen_nakamoto)さんです。
画像:@mouko_tanmen_nakamoto | Innstagram
アカウント:蒙古タンメン中本|Instagram
フォロワー:約2.7万人(※2022年11月現在)
蒙古タンメン中本さんは激辛ラーメン「北極ラーメン」をはじめ、辛いラーメンが人気のラーメン店です。
関東を中心としたチェーン展開ながら、2022年にはアメトーーク!で特集されたこともあり、全国的にも知られる人気店となりました。
上記のリールは横浜店で販売されている「ひたち餡かけラーメン」の紹介動画です。
今はやりのテレビ番組「オモウマい店」を思わせるBGMでユーザーの関心を引いています。
この投稿は横浜店のチーフによるものですが、蒙古タンメン中本のInstagramの特徴には「従業員のキャラクターを押し出す」という点もあります。
上記のリールは蒙古タンメン中本のカップラーメンを使ったアレンジレシピを本家の従業員がやってみるという動画です。
レシピ紹介だけでも十分面白いのですが、あえて従業員同士の掛け合いを見せることで、従業員の仲の良さをPRすることもでき、さらにはユーザーに覚えてもらいやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
飲食店には業態がさまざまありますが、Instagramのリールをどのように活用するかは店の形態によって大きく変わります。
おしゃれな外観や料理の写真が効果的な場合もあれば、ひたすた食欲に訴えかけるような飯テロ動画により客足が増える場合もあります。
自分の業態や店の従業員にとって、どの方法が最適なのかは事前にしっかり相談するようにしましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
「リール」の作り方を動画でわかりやすく解説▼
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