
近年、ドラッグストアやコスメショップなどで韓国コスメを目にすることも多くなったのではないでしょうか。
韓国好きから人気が高まり新大久保などで多く販売されていた韓国コスメですが、効果の高さやパッケージの可愛らしさなどから現在は幅広い年齢層・趣向のユーザーから愛されています。
日本で取り扱われる韓国コスメブランドの数も多く、SNSでも日本人ユーザーをターゲットに商品の魅力を発信する韓国コスメブランドの公式アカウントが増加しています。
そこで今回は、Instagramでのアカウント運用が上手い韓国コスメのアカウント5選をご紹介していきます。
リール動画やフィード投稿を使い分けたコンテンツの発信など、実際の投稿のポイントもふまえて解説していきますので、ぜひ最後までご一読ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
【2025年最新版】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選
それでは早速、【2025年最新版】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選をご紹介していきます。
ETUDE(エチュード)
画像:@etudejapan | Instagram
アカウント:エチュード 公式アカウント
フォロワー:約41.7万人(2025年1月現在)
最初にご紹介する韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、エチュード 公式アカウント(@etudejapan)です。
韓国コスメの先駆け的存在でもあるブランド、ETUDEのInstagramアカウントでは、商品の特徴でもあるパッケージの可愛らしさを活かした様々な投稿が特徴的。
思わずフォローしたくなるようなトンマナの整ったプロフィールが魅力で、ストーリーズのハイライトのサムネイル画面もブランドのイメージに合ったものとなっているなど、細部までこだわられていることが伺えます。
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リール動画ではタイアップをしているRIIZE(ライズ)のメンバーがなんと日本語で商品の魅力を教えてくれています。
このような大人気グループとのタイアップは注目を集めますし、実際にインプレッション数は140万、いいね数は6.7万以上獲得するなど企業や商品の宣伝効果はとても大きいことが分かるでしょう。
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また、上記のフィード投稿では、コスメに合わせて色味を統一したキャップやバッグなどを合わせた可愛らしい画像を作成しています。
Insagramにおいて、特に若年層女性からは見た目の可愛らしさや雰囲気など画像としての訴求力がインプレッションを獲得しやすいため、コスメ以外と組み合わせてユーザーからの閲覧を訴求するのもとても良い方法です。
一方、キャプション内では商品の情報や発売日について知らせています。
投稿画像の雰囲気を壊さないためにテキストで伝えたいことはキャプション内に限定しているなど、アカウントのコンセプトがしっかりとしていることが伺えますね。
アカウント作成の際は、ユーザーに何を訴求したいのか、どんなブランドイメージを持ってもらいたいのかを明確にすることで、上記の例のように投稿の方向性を統一していきましょう。
rom&nd (ロムアンド)
画像:@romand_jp| Instagram
アカウント:rom&nd (ロムアンド)
フォロワー:約29万人(2025年1月現在)
次にご紹介する韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、rom&nd (ロムアンド)(@romand_jp)です。
rom&nd(ロムアンド)は2006年にスタートした韓国のメイクアップブランド。
Insagramアカウントでは商品の使用感が分かるようなメイクアップ動画・画像が多く投稿されています。
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上記のリール動画では、大人気インフルエンサー「コスメヲタちゃんねるサラ」さんと共同開発で生まれた商品を紹介。
映像に商品だけではなく果物を添えることにより、新作としてのイメージカラーが想像しやすく、またおしゃれな雰囲気を醸し出すことで商品がより魅力的に。
キャプションにもこだわりや丁寧さを感じることができ、ユーザーがアイテムを使用したいと感じられるような工夫を行っていることが伺えます。
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一方、上記のリール動画では#ロムアンドのおうちとしてポップアップイベントに登場したコスメオタクのための空間が紹介されています。
投稿には「行きたい!」と称賛のコメントがよせられており、ユーザーが楽しめるコンテンツとなりました。
上記のような動画は直接商品についてPRを行うものではありませんが、アカウントに親しみを持ってもらったり、アカウント自体を知ってもらうきっかけ作りを行うことができます。
特にコスメアカウントなどは他アカウントと差別化を図ることが重要となるため、エンタメ性のある投稿を行うことでユーザーにリーチするのはとてもい方法ですね。
hince(ヒンス)
画像:@hince_official_jp | Instagram
アカウント:ヒンス hince
フォロワー:約11.1万人(2025年1月現在)
次にご紹介する韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、ヒンス hince(@hince_official_jp)です。
hinceは「Mood-Narrative」をコンセプトに、潜在する本来の美しさを引き出すメイクアップブランドとして2019年1月韓国で誕生し、現在日本国内では新宿、名古屋、大阪に直営店舗を構えています。
健康的でありながら神秘的なイメージも感じさせるブランドであり、Instagramアカウントではコスメの雰囲気が伝わる様々な投稿が行われています。
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上記は女優の八木莉可子さんがメインビジュアルムービーとして登場。
商品の発売前から上記のように商品イメージを創り上げるプロモーション投稿を作成することで、ユーザーに商品の発売についてあらかじめ印象付けることができます。
また、hince初として日本限定の商品を発表し話題作りに成功しました。
このように限定商品を発表し販売することは、消費者の購買意欲を増幅させるとても効果的な方法です。
そして複数回の投稿に分けて商品の世界観を作り上げ、アイテムに対するユーザーの興味・関心を引いているのはとても良いPR方法ですね。
dasique(デイジーク)
画像:@dasique_jp | Instagram
アカウント:dasique_jp
フォロワー:約11.4万人(2025年1月現在)
次にご紹介する韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、dasique_jp(@dasique_jp)です。
dasique(デイジーク)は“Blooming your own beauty ~ 自分だけの美しさを咲かせる”というコンセプトを持つ韓国のコスメブランドで、バリエーション豊富なアイシャドウパレットが特に人気です。
Instagramアカウントでは商品イメージを演出した動画や画像、使用法の解説動画など様々な投稿が行われています。
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上記では数量限定で商品をプレゼントまたは販売するというイベントを行いました。
メガ割期間を設けたり、特典を付けることはファンにとっても一般にとっても話題性に繋がりますし、実際に商品に手を触れる機会を作り出すことで新規ユーザーが増えたりリピートさせる狙いもあります。
実際に両投稿では注目度の高い投稿となっており、どちらもインプレッション数を多く獲得することができました。
また、どのような商品かリール動画や複数の画像を使いすぐに分かるコンテンツ作りを行っており、情報面もしっかりと訴求しています。
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上記の投稿では、dasique公式インスタアカウントをフォローして、キャプションに記載のある2つのカラーの中でお気に入りのカラーとその理由をコメントすることにより、抽選で商品をプレゼントするキャンペーンを行いました。
このようなキャンペーンを実施することによりファンとのコミュニケーションをとることができますし、ユーザーのニーズを調査することができるので今後の商品開発に役立つ有意義な情報交流の場となるでしょう。
Wonjungyo(ウォンジョンヨ)
画像:@wonjungyo_official_jp| Instagram
アカウント:【公式】Wonjungyo(ウォンジョンヨ)
フォロワー:約15.8万人(2025年1月現在)
最後にご紹介する韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、【公式】Wonjungyo(ウォンジョンヨ)(@wonjungyo_official_jp)です。
Wonjungyo(ウォンジョンヨ)は、韓国の人気メイクアップアーティストであるウォン・ジョンヨさんが監修した新しいコスメブランド。
ウォン・ジョンヨさんがプロのメイクアップアーティストとして培ってきたメイクノウハウを初心者でも再現できるように開発されたコスメは、日々のメイクを簡単に、かつ可愛く仕上げたいという若者たちに大人気となっています。
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WonjungyoはブランドミューズとしてTWICEのMOMO(モモ)さんを起用しました。
商品のみの投稿と比較してもMOMOさんの写真を使用した投稿は圧倒的に多くのいいねやコメントがついており、エンゲージメントの高さが伺えます。
ブランドイメージに合ったインフルエンサーやタレントを起用することで、SNSでの投稿の際にもアカウントに個性を出したり、多くのユーザーに対してアプローチすることが可能となります。
また、SNSでの発信以外にもオフラインイベントの開催など、広告塔としてPRしてもらうことのメリットが多くありますので、積極的に活用していきたいですね。
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また、あの大人気ゲームソフトシリーズのポケモンとWonjungyoがコラボしたことで多くの注目を集めました。
コラボアイテムを発売することで、ポケモンまたはWonjungyoしか知らないファンにとって宣伝効果に繋がりWIN-WINの関係になれますし、お互いにとって大きなメリットになるでしょう。
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そして、いきなりコラボアイテム発売と告知するのではなく、ポケモンのシルエットと共に「 Coming soon...⚡️」とワンクッション置くことで、ファンに対するワクワク感を提供していることも参考にしたいSNS戦略としての魅力とも言えますね。
アカウント運用の際は、自社アカウントのターゲット設定や方向性・目的をあらかじめ決めることで、自社のマーケティングに合った有効な投稿を行っていきましょう。
まとめ
以上、【2025年版】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
韓国コスメは日本ではまだあまり認知度が高くないブランドも存在するため、商品の効果以外にもブランドの魅力やアカウントを認知してもらえる投稿が重要であることが分かりました。
コスメブランドはブランドのイメージを伝えたり、他のコスメブランドとの違いをアプローチすることが非常に重要です。
コンテンツ性の高い投稿作成を行いながら、ハッシュタグやインフルエンサーの活用などを行うことでフォロワー拡大・購買の促進を行っていきましょう。
なお、InstagramをはじめとするSNSでのアカウント運用にお困りのご担当者様は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。
※本メディアの掲載事例は、弊社で取り扱っている事例以外にも他社様の事例もご紹介しております。詳細は各URLをご確認ください。
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