近年、様々な企業がSNSを利用して自社の認知拡大を図っており、自社のターゲットとなる層に向けた様々な発信を行っています。
最近では企業だけにとどまらず、地方自治体や教育機関がSNSを活用する姿も見られるようになりました。
Instagramは若年層のユーザーも多く、中高生へ向けてアプローチすることも可能となります。
SNSを活用することで、公式ホームページやパンフレットなどでは分からない生徒の生の声や、ユーモアのあるコンテンツを発信することも可能となります。
普段は行っていない身近な発信をInstagramを活用することで行っており、ターゲットとなる中高生に効果的にアプローチしているケースも多く見ることができます。
Instagramの発信に力を入れていきたいという企業のSNSご担当者様は、ぜひ最後までご一読ください。
Instagramの活用が上手い大学のアカウント5選
それでは早速、Instagramの活用が上手い大学のアカウント5選をご紹介していきます。
創価大学
最初にご紹介するInstagramの活用が上手い大学のアカウントは、創価大学です。
画像: @sokauniversity| Instagram
アカウント:創価大学
フォロワー:5.3万人(2023年6月現在)
創価大学は、東京都八王子市に本部がある私立大学です。
文部科学省が行っている「スーパーグローバル大学創成支援事業」の牽引型指定校の1つでもあります。
創価大学のInstagramアカウントでは、フィード投稿以外の機能も多く使用して発信を行っているのが特徴です。
画像: @sokauniversity| Instagramストーリーズハイライト
上記はプロフィール上部にハイライトとしてまとめられているストーリーズの一部です。
「創大の第一印象」「高校生へ」など、ジャンルごとに過去のストーリーズをまとめています。
ストーリーズは24時間で見られなくなる機能ですが、ハイライトにまとめることで24時間後もユーザーが閲覧できるようになります。
創価大学のストーリーズでは、スタンプ機能を使用し、ユーザーへの質問を行っています。
フィード投稿よりも気軽にコミュニケーションを図ることができるためフォロワーとの距離を縮めることができるのはもちろん、他のユーザからはメッセージを送った人が特定されないため、より身近なエピソードを募集することができるのも魅力です。
創価大学のInstagramアカウントでは、ストーリーズ以外にもリール動画を上手く活用しています。
リール動画はフォロワー以外にも訴求しやすく、より多くのユーザーにアカウントや発信内容を知ってもらうきっかけを作ることができます。
動画は在学生の日常風景を切り取ったものとなっており、親しみやすい内容になっているのが特徴です。
情報性が高いコンテンツよりも気軽に閲覧できることができるため、ターゲットとなる若年層も楽しめる投稿となっています。
フィード投稿では、「卒業前の今だから言える話」と題して、クスッと笑えるようなエピソードをテキストにて紹介しています。
創価大学は上記のように様々な機能を活用しながらユーモアのあるコンテンツを発信し、若年層から親近感の湧きやすいアカウントを運営していることが分かりました。
SNSならではの発信方法であり、ターゲット層に上手くアプローチできていることが分かりますね。
大阪大学
次にご紹介するInstagramの活用が上手い大学のアカウントは、大阪大学(Osaka University)です。
画像: @osakauniversity| Instagram
アカウント:大阪大学(Osaka University)
フォロワー:2.7万人(2023年6月現在)
大阪大学は、大阪府吹田市に本部がある国立大学です。
1学年あたりの学部学生定員は、2020年度に国立大学で最多となっています。
大阪大学のInstagramアカウントは、大学の日常風景をありのままに切り取って発信しているのが特徴です。
登校する学生の後ろ姿や並んだ自転車など、学生が日々見ているなんの変哲もない風景を紹介することで、大阪大学の雰囲気が伝わりやすくなっています。
中高生は大学がどんなところなのかと期待や不安のもと情報を収集していることが考えられるため、着飾ることのないそのままの日常を知ることができる上記のようなアカウントは、参考にしやすく大学への安心感へと繋がることが分かります。
一方リール動画ではアニメーションを使用した雰囲気のある動画を投稿しています。
機能によって発信内容を分け、フォロワーが飽きないようなアカウントを作成していることが分かりますね。
また、大阪大学のアカウントはキャプション内で英語を使用しています。
グローバルな発信を行うことで日本以外からの生徒や日本在住の外国人へもリーチしていることが分かりますね。
どんな大学にしたいか、どんなユーザーをファンにしたいかが考えられたアカウントとなっていることが伺えました。
青山学院大学
次にご紹介するInstagramの活用が上手い大学のアカウントは、青山学院大学 / Aoyama Gakuin U.です。
画像:@aoyamagakuinuniversit | Instagram
アカウント:青山学院大学 / Aoyama Gakuin U.
フォロワー:2.2万人(2023年6月現在)
青山学院大学は、東京都渋谷区渋谷区に本部がある私立大学です。
キリスト教主義学校でもあり、校内にチャペルがあることも特徴です。
Instagramアカウントでは、トンマナが統一されたオシャレな投稿を行っています。
フィード投稿は学内の風景やイベントの際の写真を紹介していますが、写真は全て同じような色味や質感となっており、全体でプロフィールを閲覧したときに統一感のあるアカウントとなっています。
Instagramアカウントのプロフィール欄はユーザーがアカウントにアクセスした際の"顔"とも呼べる役割を担っており、アカウントがユーザーに抱いてほしい雰囲気を確立させることに繋がっています。
一つ一つの投稿のクオリティを考えることも重要ですが、全体のバランスを考えたアカウントづくりが必要となるのはInstagramならではの特徴であるとも言えますね。
関東の高校生が選ぶ「おしゃれな大学」ランキングで1位にもなっている青山学院大学では、上記のようなアカウント運用でブランディングを確立させていることはとても上手いInstagram活用法であると言えますね。
関西学院大学
次にご紹介するInstagramの活用が上手い大学のアカウントは、関西学院大学 / Kwansei Gakuin U.です。
画像:@kwanseigakuinuniversity | Instagram
アカウント:関西学院大学 / Kwansei Gakuin U.
フォロワー:2.3万人(2023年6月現在)
関西学院大学は、兵庫県西宮市に本部がある私立大学です。
5つのキャンパスの中で最も古い歴史を持つ西宮上ヶ原キャンパスには、国の登録有形文化財である時計台があることも特徴です。
関西学院大学のアカウントでは、様々な機能を利用して発信を行っています。
画像:@kwanseigakuinuniversity | Instagramストーリーズハイライト
プロフィール上部にまとめてあるストーリーズのハイライトでは、キャンパスにいるカモの様子を映したユーモアのある日常風景や、大学での思い出写真をアップする際のハッシュタグ#KGGRAD を付けた投稿など、カテゴリーごとに細かく分けて写真や動画を紹介しています、
上記のようにフィード投稿では紹介しきれないたくさんの投稿や、情報性は低くも気軽に閲覧できるユーモアのあるコンテンツなどを残す際には、ストーリーズのハイライトを活用するのが良いでしょう。
一方、リール動画やフィード投稿ではキャプション内を充実させ、イベントの情報発信やメッセージ性の高い投稿を行っています。
イベントの際の学生の表情が分かる写真を採用することで、大学生活に中高生が憧れを抱くような投稿づくりをしていることが分かります。
また、ハッシュタグを付けた投稿を促すことで、ユーザーが大学についての発信を行ってくれることが期待できます。
他ユーザーが投稿を行うことで、そのフォロワーに対しても大学の認知拡大を狙うことができ、とても効果的です。
その際は、関西学院大学のようにオリジナルのハッシュタグを作るのも良いですね。
上智大学
最後ににご紹介するInstagramの活用が上手い大学のアカウントは、上智大学 / Sophia Universityです。
画像:@sophiauniversity | Instagram
アカウント:上智大学 / Sophia University
フォロワー:1.4万人(2023年6月現在)
上智大学は、東京都千代田区に本部がある私立大学です。
日本初のカトリック教会系大学であると同時に、日本の最難関私立大学でもあります。
上智大学のInstagramでは、大学のキャンパス風景が分かる投稿から、職員の紹介、上智大学の教員が時事問題について解説を行う授業のような動画など、様々なコンテンツを投稿しています。
まとめ
以上、Instagramの活用が上手い大学のアカウント5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
フィード投稿以外にもストーリーズやリール動画といった機能を活用することで様々な発信を行い、アカウントを盛り上げていることが分かりました。
Instagramではターゲットがどんなユーザーであるか、アカウント自体でどんなブランディングを行うのかといった目標を明確にすることが重要となるでしょう。
この記事を参考に様々な投稿を行い、自社のアカウントを盛り上げていきましょう。
Instagramをはじめとする各種SNSで自社のアカウントを伸ばしたいとお考えのご担当者様はこちらからお気軽にご相談ください。
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