Instagramで新規リーチが取れる「リールの使い方完全ガイド」を無料配布中！InstagramやFacebookでは様々な企業が広告を活用しており、集客や認知拡大には必須のツールとなっています。
自社の広告を作成する際には他企業の広告との比較や優れた広告を把握することは重要なポイントとなりますが、アプリ内ではユーザーに合った広告が表示される仕様になっていることから、閲覧したい広告が表示されるのを待つのは難しいと言えるでしょう。
そこで活用したいのが、Instagram広告やFacebook広告の情報が統括してまとめられているMeta社の機能「広告ライブラリ」です。
広告ライブラリを活用することで競合他社の広告を分析し、自社の広告作成に活かすことが可能となります。
そこで本記事では、広告ライブラリとは何か、どのように使用するのかなどのポイントをご紹介していきます！
InstagramやFacebookで広告を活用したい企業のご担当者様はぜひ最後までご一読ください。
目次
Meta社が提供する広告ライブラリとは？
まずはじめに、広告ライブラリについて解説していきます。
広告ライブラリとは、Meta社が提供するFacebook、Instagram、WhatsAppといったプラットフォームに掲載されている広告について検索することができるデジタルデータベースです。
もともと広告の透明性を向上させることを目的として提供されたツールであり、ユーザーは信頼性の高い広告情報を得ることができます。
基本的には現在掲載されている広告のみ閲覧することが可能ですが、社会問題、選挙または政治に関連する広告に限り、過去7年間に掲載された広告も確認できます。
基本的にFacebookのアカウントを持っていなくても使用することができますが、成人向けコンテンツの表示に限りFacebookアカウントが必要になります。
キーワードや広告主の名前などを検索することで、
・広告主のプロフィールや広告の配信期間
・広告のメディア内容(画像・動画)
・広告予算やインプレッション数
・広告のターゲット層（年齢や性別など）
・リンク先URL
といった様々な情報を収集することができます。
広告ライブラリから競合他社の分析を行うことで自社の広告戦略の見直し・市場動向の把握を行い、より効果的な広告を作成することが可能となるでしょう。
広告ライブラリの使用方法
続いて、広告ライブラリの使用方法についてご紹介していきます。
広告ライブラリでの検索方法
Facebook広告ライブには、Facebook公式ページの下記リンクからアクセスすることができます。
リンク：広告ライブラリ
アクセスすると検索画面が表示されます。
検索の際は、「国」と「広告カテゴリ」を選択することができます。
「国」では、検索を行いたい広告が掲載されている国の絞り込みを行うことができます。
「広告カテゴリ」では「すべての広告」と「社会問題・選挙・政治に関する広告」を選択することが可能です。
「社会問題・選挙・政治に関する広告」にはビジネスに関する広告が属さないケースが多いため、企業の広告検索では「すべての広告」が推奨されるでしょう。
カテゴリの選択を行ったら、検索窓に調べたいキーワードや広告主の名前を入力して検索を行いましょう。
ログインしているアカウントに関連する広告も表示されるため、自社の広告分析を行うことも可能です。
検索結果は、関連性の高い順に表示される仕組みとなっています。
検索の際は、スペースで区切って絞り込むことも出来ます。
検索の際は
①一つの語句で検索
②複数の語句で検索
③１つの語句の完全一致
④複数の語句の完全一致
⑤複数語句の順不同検索
の5種類の検索方法があります。
③④のように完全一致の検索を行いたい際は検索ワードを "○○○○" のように引用符（” ”）を使用しましょう。
⑤のように複数の語句の中で検索の優位性を持たせず検索したい場合は、| 〇〇 | ×× | △△ | のように｜（パイプライン）で区切って検索を行いましょう。
広告ライブラリの検索結果
検索を行うと、検索結果の一覧が表示されます。
情報を知りたい広告の詳細をクリックすると実際の広告が表示されます。
詳細では、
・広告の掲載開始日
・広告主のFacebookページ・Instagramのアカウント
を閲覧することができます。
個々でのFacebookページには、Facebookページ名・いいねの数・フォロワー数などが表示されます。
広告下にはURLが記載されており、ホームページや商品ページなど、広告主がアクセスしてほしいページのリンクが表示されています。
気になる広告があれば、Facebookの「シェア」機能を使って共有することが可能です。
上記は「すべての広告」を選択した際の検索結果となっていますが、「社会問題、選挙または政治に関連する広告」を検索した際は、
- 現在の広告の掲載可否
- インプレッション数
- 広告が消化した金額
- 広告が配信された利用者の情報（年齢と性別）
- 広告が表示された場所
などの情報を閲覧することができます。
ライブラリ広告の機能
ライブラリ広告で検索を行う際には、下記のような機能を使用することで、知りたい広告情報についてより簡単に検索することができます。
フィルター機能
広告ライブラリには、検索結果を絞り込むためのフィルター機能が存在します。
広告を絞り込む際に使用できるフィルターは、
- 言語
- 広告主 (特定のアカウントに絞る)
- プラットフォーム (Instagram・Facebookなどを指定)
- メディアタイプ (画像・動画などを指定)
- オンラインのステータス (配信中・またが配信終了後の広告を指定)
- 日付別インプレッション (正確な日付・または期間を指定)
となっております。
また、検索した内容を保存する機能もあるため、特定の条件で継続した分析を行いたい場合は、保存機能を活用しましょう。
フィルター機能を活用すれば、競合他社の広告分析を効率的かつ詳細に行うことが可能となりますので、検索内容に合わせて使用していきましょう。
広告ライブラリを活用して出来ること
広告ライブラリを上手く活用することで、自社の広告に活かせる様々な情報を得ることができます。
ブランドコンテンツ広告の閲覧
広告ライブラリでは、FacebookやInstagramでタイアップ投稿ラベルを使用しているブランドコンテンツ広告を検索・閲覧することも可能となっています。
ブランドコンテンツ広告のついては、
・広告の作成日
・タイアップを行ったインフルエンサー(投稿の作成者)
・ブランドパートナー
・コンテンツのリンク
などの情報も表示されます。
自社の競合に当たる企業がどういったインフルエンサーを選定しているのかを広告ライブラリの検索から知ることで、自社がタイアップ投稿作成を行う際、インフルエンサー選定の参考にすることも可能となるでしょう。
自社・他社の広告データの比較分析
広告ライブラリでは、どんな種類の広告がどのプラットフォームに表示されているかが分かると先述しました。
広告の掲載期間を見ることで、広告主がどのくらいの期間広告料を払っているのか、自社の広告出稿の際に参考にすることができるでしょう。
長期に掲載されている広告は効果が高いと予測することも出来ます。
また、競合他社の広告と自社の広告のデータを様々な数値・フィルターを活用して比較することで改善点を挙げることができます。
上記を行うことで、自社の広告の効果をより高めることができるでしょう。
他社広告の広告を参考に
FacebookやInstagramにおけるSNS広告は検索エンジンや紙媒体の広告とは特色が違うため、ユーザーに訴求しやすい広告の特徴も違ったものになります。
広告を作成する際は、どういった広告がユーザーに好評であるかを分析することが重要となるでしょう。
広告ライブラリを活用すること競合他社の広告を分析し、自社の広告作成の参考にすることができます。
デザインやテキストといったクリエイティブの面はもちろん、画像・動画の使い分け方やどの媒体に広告を出しているかといったポイントを踏まえて自社の広告作成を行うことで効率的に広告作成を行うことが可能となります。
FacebookやInstagramで広告を出稿しているのに効果があまり感じられないという企業のご担当者様は、広告ライブラリを使用することで自社の広告の質を上げていきましょう。
まとめ
以上、広告ライブラリとは何か・どのように使用するのかなどのポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
広告ライブラリを活用することで効率的に自社の広告作成を行うことができると分かりました。
FacebookやInstagramでこれから広告を作成する企業のご担当者様はもちろん、広告の効果を上げたいとお考えの方は広告ライブラリを積極的に活用していきましょう。
なお、FacebookやInstagramをはじめとするSNS広告にお悩みのSNSご担当者様は、SNS広告配信、SNSアカウント運用代行やインフルエンサーマーケティングなどで11,000件以上の実績があるFind Modelにお気軽にご相談ください。
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