皆さんはShopifyを利用したことがありますか?
コロナ禍の影響もありECサイトの利用者がどんどん増えている現代、ますます注目されているクラウド型のECサービスです。
今回は、そんなShopifyをSNSと連携することでどんなことが出来るようになるのか、メリットやポイントを各SNSごとにご紹介していきます。
すでにShopifyを利用されている企業のご担当者様はもちろん、導入を検討中の方も是非最後までご一読ください。
目次
Shopifyとは?
まずShopifyとは、本格的なネットショップを開設・運用できるクラウド型のECサービスです。
2004年にカナダの企業がサービスを開始し、2021年の時点で175か国170万ショップ以上に導入されています。
Shopifyを使用すると、管理画面で設定を行うだけでECサイトを作成することが出来るため、起業して間もない方も専門の知識なしで簡単にEC販売を行えます。
日本語にも対応しているため、越境ECとの相性もいいです。
デザインの自由度も高いため、自社のブランドに合ったサイトを作ることが出来ます。
また、Shopifyの1番の特徴が、オムニチャネルへの対応が可能である点です。
オンラインストア、ソーシャルメディア、実店舗といった幅広い形態での情報を管理することができるのはShopifyの強みであると言えます。
「ストア分析」の機能を使用することで、売上・集客・利益率などの様々な情報を分析することが可能です。
近年、D2Cブランドが勢いを増している中、Shopifyを活用した販売がさらに注目されることが予測されます。
ShopifyとSNSを連携したらできること
では実際にShopifyを導入した際、SNSと連携することでどんなことが可能となるのか、各SNSごとに解説していきます。
Shopify×Facebook
Facebookは、40代〜50代が多く使っているSNSです。
まずFacebookとの連携を行うには、
・個人アカウント
・ビジネスマネージャー
・ページ
・Facebook広告アカウント
の登録が必要となります。
Facebookが他のSNSと大きく異なっているのが、原則実名登録が必要である点です。
匿名性に慣れているユーザーからは好まれない一方、ブランドのファンを作りやすく、濃いつながりを作れるといった特徴があります。
また、匿名性の低さから、ユーザーの情報が正確であり、より精度の高いマーケティングデータを取得できます。
また、2020年5月には、Shopifyが「Facebook Shop」のパートナーになりました。
販売チャンネルから設定を完了することで、FaceBookから直接商品を見ることができます。
画像:FUMIKODA (@FUMIKODA.official )| Facebook
また、ShopifyとFacebookの連携により、「Facebookダイナミック広告」の利用が可能となります。
Facebookダイナミック広告は、精度の高いターゲット層に限定して広告を表示させることができ、また、すでにECサイトに訪問したユーザーにだけ広告を表示させることも可能となります。
上記も匿名性が低いからこそできるサービスです。
Shopify×Instagram
Instagramは、10代~20代の若年層が多く利用しているSNSです。
前提として、ビジネスアカウントとして登録しているInstagramアカウントが必要です。
また、InstagramアカウントはFacebookページと連携している必要があるため、どちらも用意をしておきましょう。
Instagramの通常投稿からはリンクに直接アクセスすることはできないため、ストーリーズやリールにURLを添付することでリンクにアクセスすることが出来ます。
画像や動画といった視覚的に訴求する投稿が好まれるといった点が特徴的です。
通常投稿の方では、タグ機能を利用することで商品のページに直接アクセスすることが可能となります。
画像:Dr.Martens(@drmartensofficial) | Instagram
また、画像のようにプロフィール欄にショップページへ飛べるボタンを設置しておくことも可能です。
ECサイトでは、上記のようにユーザーがホームページ・商品ページにアクセスするまでの流れをいかにスムーズにするかが重要となってきますので、意識していきましょう。
Shopify×Twitter
Twitterは比較的にアクティブユーザー数が多く、拡散力も高いSNSです。
匿名性も高いことから、口コミで自然発生的に有名になるケースも多くあります。
画像・動画とテキスト、両方がバランスよく重視されているため、様々な面からアプローチすることが可能です。
Twitterにおいては2022年3月に、Twitterのプロフィール欄に直接商品を購入できる「Twitterショップ」を設置できるショッピング機能「Shop Spotlight」のベータ版を公開しました。
画像:「Twitterショップ」のベータ版が公開される、Twitterのプロフィール欄に最大50個の商品を表示可能 | livedoorNEWS
ツイートやプロフィール欄からShopifyのオンラインストアにリンク誘導することなく、直接Twitter上で商品を販売することが可能となったため、よりスムーズかつ安心に買い物ができるシステムとなっています。
また、在庫状況が自動的に反映されるシステムとなっているため、Shopify内の商品一覧や在庫状況が更新された際もTwitterショップ内の在庫を手動で更新する必要はありません。
さらに、「Shop Spotlight(ショップスポットライト)」や「Twitterショップス」といった機能により、Twitterプロフィールの中心に商品を表示できる仕組みも作られています。
日本での導入時期は未定ですが、今後注目していきたいサービスです。
また、Twitterでは拡散力を生かしたフォロー・リツイートといったキャンペーンが有効となります。
企画やキャンペーンを打ちだすことで、プロフィール・ショップリンクへの流入を図っていきましょう。
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【最新ニュース】TwitterがShopifyと提携しショッピング機能の提供を開始(米国)
Shopify×LINE
LINEは日本で最もユーザー数が多いSNSであり、ほとんどの人が毎日使っています。
使用しているユーザー層も広いため、年齢や性別を問わず様々なジャンルの商品・サービスの販売や提供に使用することが有効です。
ShopifyとLINEを連携するには、公式LINEアカウントが必要となります。
画像:LINE for Business より
公式アカウント登録には上記のようにシステムやプランによって費用が異なりますので、自社のサービスと相談してプランを決めましょう。
LINEではメッセージ機能によってユーザーに対してプッシュで通知を行うことが可能です。
プッシュでのアプローチはInstagramやTwitterのようにTLに流れる投稿よりも閲覧してもらえる確実性が高いというメリットがあります。
その分、あまり有益でない情報や多すぎる通知はアカウントをブロックされてしまうことにも繋がるため、クーポンを添付したり有益情報を発信することによって継続的に閲覧してもらいましょう。
画像:SABON公式LINE
また、LINEでは様々なデータを収集することが可能です。
もともとユーザー数自体が多いことに加えて、他SNSよりもユーザー情報が正確かつ詳細に分かります。
Shopifyの機能だけでは分析できなかったデータも、公式LINEと連携することでさらに分析することが可能です。
さらに、LINEチャットでは一斉送信の機能だけでななく、ユーザーからメッセージを送ってもらうことで、ユーザーとのコミュニケーションをすることが出来ます。
一人一人に合った商品提案を行うことで、購買率を高めるだけでなく、根強いファンを作ることが可能です。
不特定多数に閲覧される“投稿”という形ではなく1対1の“メッセージ”という形式だからこそ行えるサービスであり、LINEの強みであると言えます。
まとめ
以上、ShopifyとSNSを連携したらできることをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
EDサイトのアクセス数に伸び悩んでいる企業の広報ご担当者様や、今ひとつShopify を活かしきれていない企業のご担当者様は、ぜひこの記事をご参考に、Shopify とSNSを活用してみてください。
また、Shopifyは今後も成長が見込まれ、さらに多くのサービスと連携していくことが期待できますので、注目していきましょう。
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