2023年もInstagramでは多くのアップロードが実施され、様々な新機能が追加されました。
本記事では、
- 2023年にInstagramに追加された新機能・アップデート
- 新機能・アップデートがユーザーや企業に与えた影響・変化
をまとめてご紹介します。
企業アカウントの運営に役立つ新機能も公開されていますので、ぜひとも今後のアカウント運用にお役立てください。
目次
2023年Instagramの主なアップデート&新機能一覧
2023年、Instagramに追加された新機能・アップデートを時系列順に掲載しております。
内容をクリックするとMeta社・Instagram公式のオリジナルニュースがご覧いただけます。
次項では、主なアップデート&新機能をピックアップし、テーマごとにまとめてご紹介します。
クリエイター向けの収益に関するアップデート&新機能
画像:クリエイターの収益化ツールを強化、日本でもギフト機能など導入|Metaについて
2023年は、クリエイター向けのアップデート&新機能が見られ、特に収益化に関する機能が拡充しました。
Instagramがマネタイズしやすくなったことは、
- インフルエンサーの活動の活発化
- 投稿するコンテンツの質の向上
などにつながり、インフルエンサーマーケティンを施策する企業のメリットが増えることにもなりました。
【7月】クリエイター向け収益化機能「サブスクリプション」が日本でも提供開始
7月になると、クリエイターが自身のファンを通じて毎月収益化することができる機能「サブスクリプション」が日本でも提供開始されました。
利用要件を満たし、サブスクリプション登録したクリエイターは、プロフィールに「サブスクリプション」にアクセスできるボタンが追加され、ファンに向け限定コンテンツを配信することが可能に。
インスタグラマーをはじめ多くのクリエイターにとって、コンテンツ価値を収益に代えられる重要な機能となりました。
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【11月】クリエイターの収益化ツール「ギフト」機能を日本でも導入開始
11月には、Instagramクリエイターの収益化ツール「ギフト」機能が日本でも導入開始。
「ギフト」は、クリエイターのリール投稿にファンが「スター」と呼ばれるバーチャルギフトを購入し、贈ることができる機能です。
新たな収益の形により、ファンが応援したいクリエイターを直接サポートできる機会の役割も果たしています。
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投稿・リールに関するアップデート&新機能
画像:New Ways to Create Content on Instagram|Meta
2023年は、投稿・リールに関しても数多くのアップデート&新機能が追加され、ユーザーに投稿作成の利便性やクリエイティブの向上をもたらしました。
中でも、2023年に入ってすぐに利用できるようになった「予約投稿」は、Instagramで発信活動を行う全ユーザー待望の機能とも言えます。
スマホアプリ上でコンテンツを作り置きできるようになったことで、継続的なアカウント運用や時間効率に大きなメリットをもたらしました。
【1月】予約投稿がスマホアプリからも設定可能に
2023年1月には、アップデートで予約投稿がスマホアプリからも設定可能になりました。
以前は、Meta公式ツール「Meta Business Suite」からのみ予約投稿が可能でしたが、本アップデートでスマホからの投稿予約が可能になり、投稿の利便性が一気に向上しました。
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【7月】リールテンプレートがアップグレード
7月には、リールテンプレートにおいてアップグレードが実施され、アイデア探しの利便性や、リール動画の魅力向上をもたらしました。
テンプレートの作成機能や編集機能もアップグレードされ、特にタップ操作が簡略化されたことや、クリップの追加/削除/時間調整が可能になったことで、以前よりも自由度の高いカスタマイズが可能になりました。
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【11月】リール、ストーリーズなど複数のツールがアップデート!インサイトの更新も
11月になると、リール、ストーリーズなど複数のツールがさらにアップデートされました。
新たなテキスト読み上げ音声やテキストフォントスタイルが追加されたり、新しい写真フィルターが追加されたりと、クリエイティブの質を高める機能が拡充されています。
またリールのインサイトには新たな指標が追加され、「リプレイ」という再視聴者数のカウントも可能になりました。
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コミュニケーションに関するアップデート&新機能
画像:クリエイターがファンとリアルタイムで交流できる新機能「一斉配信チャンネル」を導入|Instagram
2023年は、クリエイターとファンとの交流を促すアップデート&新機能も発表されており、Instagram上のコミュニケーションがさらに活性化しました。
特に、日本でも実装された「一斉配信チャンネル」は、早くも定着しており、ファンとの親密なコミュニケーションを可能にしています。
「推しブーム」も相まって、クリエイターとファンの接点が増える機能は今後もさらに注目を集めそうです。
【2月】クリエイターがフォロワーとより繋がりを深める「Broadcast Channels」機能のテストを開始
2月には、クリエイターがフォロワーとより繋がりを深められる新機能「Broadcast Channels」のテストが発表されました。
本機能は、
- テキスト
- ボイスノート
- 動画
- 写真
- 投票
などの更新をユーザー(ファン)に共有できる機能になっています。
具体的なローンチは先のようですが、クリエイターとファンがより近い距離間で話題をシェアしたり、コミュニケーションを取ることに期待されます。
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【6月】ファンとリアルタイムで交流できる「一斉配信チャンネル」機能を新たに提供開始
6月には、クリエイターがリアルタイムで多くのファンとの交流ができる「一斉配信チャンネル」機能の提供が開始されました。
「一斉配信チャンネル」は、クリエイターが全てのフォロワーを招待し、関心の高いファンとのコミュニケーションを取ることができる公開メッセージ機能です。
クリエイターがシェアした写真や動画、アンケートに対し、ファンは絵文字を送ったりアンケートに応えることが可能になるなど、ファンとの接点を増やすことに活用されています。
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その他、押さえておきたい重要なアップデート&新機能
画像:InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始|Meta
前述した以外にも、以下のような重要なアップデート&新機能が発表されています。
【1月】DMの画面にテキストを残せる機能「ノート」を日本でも提供開始
1月に提供開始された「ノート」機能は、2023年にすっかりと浸透した新機能です。
「ノート」は、DM画面に最大60文字のテキストを残すことができる機能で、今の気持ち・近況をリアルタイムでシェアすることができます。
また、「ノート」をタップするとすぐにDM上でコメントを送ることができるので、ユーザー間のカジュアルなやりとりを活発化させています。
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【7月】Instagram・Facebookのサブスクリプションサービス「Meta認証」提供開始
7月には、認証バッジの付与などを含む、Instagram・Facebookのサブスクリプションサービス「Meta認証」が日本でも提供開始されました。
月額料金を払って「Meta認証」を利用すると、アカウントの公式性をアピールできる「認証バッジ」が獲得できるほか、アカウントのモニタリングやサポート、ストーリーズ・リールで使える限定スタンプなどが付与されるようになりました。
なお、既に認証バッジの特定要件を満たしているアカウント(公人、有名人、ブランドなど)には、今後も引き続き無料で認証バッジが付与されるとのことで、まだまだ認知度が少ない公式アカウントにとってメリットが大きいサービスになっています。
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まとめ
以上今回は、2023年のまとめということで、Instagramに追加された新機能・アップデートをご紹介させていただきました。
Instagramは日本で親しまれるようになって10年余りが経ちますが、今年も新しい発展が見られました。
特に、クリエイターのコンテンツ価値を高める収益化の整備や、コミュニケーションを活性化させる新機能などには今後も引きつづき注目したいですね。
本記事でご紹介した情報や知識が今後のInstagram運用に少しでもお役に立てば幸いです。
尚、アカウント運用やSNSを活用したPRをご検討の際は、是非とも「Find model」にお気軽にご相談ください。
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