Twitterは、2023年3月20日より、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入者のみを対象にSMSを利用した2要素認証(2FA)のアップデートを行うことを発表しました。
セキュリティツールである2要素認証(2FA)は、ログイン時にパスワード入力以外にもコードもしくはセキュリティキーの使用を必要とされる認証システムです。
従来までは、テキストメッセージ、認証アプリ、セキュリティキーの3種類の2要素認証(2FA)の方法を提供してきましたが、近年電話番号ベースの2FAが悪用される事例が多くなってきたことを受け、今回のアップデートが実施されることとなりました。
2023年3月2日より、Twitter Blue加入者でないアカウントは、テキストメッセージ/SMS方式の2要素認証(2FA)の登録ができなくなります。
一方、Twitter Blueの利用者がテキストメッセージによる2要素認証(2FA)を利用できるかどうかは、国や通信事業者によって異なるケースもありますので留意しておきましょう。
また、今まで2要素認証(2FA)を設定していたTwitter Blueに加入していないアカウントは、2023年3月20日以降、2要素認証(2FA)が無効となり、別の認証システムを設定することが可能です。
従来までの2要素認証(2FA)を無効にしても、電話番号とTwitterアカウントとの関連付けは解除されないため、関連付けを解除したい場合には、ヘルプセンターから電話番号の更新手順を確認しましょう。
Twitterでは、Twitter Blueに加入していないアカウントに対して、認証アプリやセキュリティキー方式の2要素認証(2FA)の利用を検討することを推奨しています。
認証アプリやセキュリティキー方式の2要素認証(2FA)であれば、認証方法を物理的に所持する必要があるため、アカウントの安全性を確保できるとのこと。
個人情報の流出・不正利用されないためにも、本アップデートを機会に認証システムの変更を改めて検討する必要がありそうです。
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