新型コロナウイルスの感染拡大防止対策による時短営業・外出自粛や、リモートワークの推進などといったライフスタイルの変化から、飲食業界は大きな影響を受けています。
そのライフスタイルの変化に伴い、飲食業界で増えているのが「テイクアウト/デリバリー」対応の企業や店舗です。
このタイミングを機にテイクアウト/デリバリーを利用するユーザーの増加など、テイクアウト/デリバリーは拡がりを見せていて、今後も需要が続くという見立てから導入する企業・店舗が増えているのが現状。
需要の増加や新規参入企業が多いことから、各社様々なプロモーションを実施しています。
今回はそんなテイクアウトをテーマに実施された企業・団体によるTwitterキャンペーン・プロモーションの事例をご紹介してまいります。
事例ごとの特徴や工夫されているポイントも併せてご紹介していますので、テイクアウトをテーマにしたTwitter施策を企画・検討する際の参考としてぜひ、ご活用ください。
目次
テイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーン・プロモーション事例
それでは早速、 テイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーン・プロモーションの事例を5つご紹介してまいります。
ファインダイン「Twitterプレゼントキャンペーン」
\合計10名様に当たる🎊✨/
ファインダインで頼める2つの人気レストランから、豪華賞品をプレゼント🎁💓
公式アカウントをフォロー&リプライ欄の各レストランの投稿をリツイートして、ご応募ください🙆
⚠️この投稿をリツイートしても、抽選対象とはなりません。https://t.co/g93Zc83PYL— fineDine(ファインダイン) (@fine_dine) May 12, 2020
はじめにご紹介するテイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーンは、レストラン宅配代行サービス「ファインダイン」が開催した「Twitterプレゼントキャンペーン」です。
こちらは「フォロー&リツイート」形式のキャンペーンで、ファインダインの公式Twitterアカウントをフォローの上、指定の投稿をリツイートすることで応募が完了されるというものでした。
「フォロー&リツイート」は応募のハードルが低く、キャンペーン集客力が高いことからフォロワー数を増やしやすい特徴を持ち、Twitterにおいて最もポピュラーなキャンペーン方式と言えます。
本キャンペーンでは、ファインダインで人気のレストラン2店舗の商品がそれぞれ5名ずつ、合計10名にプレゼントされました。
\🐟 #フォローRTキャンペーン 🐟/
鮮度抜群の素材の旨味が凝縮!
① @fine_dine をフォロー
② この投稿を #RT
で【手造り高級干物の炭火焼詰め合わせ】を5名様に #プレゼント🎁締め切りは、5/24(日)まで💁♀️
たくさんのご応募お待ちしております😊#ファインダインセレクト5月 pic.twitter.com/tBMjqCukvD— fineDine(ファインダイン) (@fine_dine) May 12, 2020
定番のキャンペーン方法ですが「肉にする?魚にする?」と明確な対比を見せたり、両方のプレゼントへ応募可能することによって自社に関連する投稿露出を増やす工夫がなされています。
本キャンペーンは、ファインダインさんの人気シリーズ化キャンペーンの第10弾で、過去実施したキャンペーンの中でも特に人気であったレストラン2店舗がピックアップされていますが、あるキャンペーンを定番化しシリーズ化することも継続的なキャンペーン実施の上では一つの手法とも言えます。
幸楽苑「テイクアウト発売記念 Twitterキャンペーン」
\テイクアウト発売記念 Twitterキャンペーン開催!/
[1] @kourakuen_pr をフォロー
[2]この投稿をリツイート
[3]抽選で20名様に「お家で幸楽苑セット」が当たる!
〆切は6/21(日)23:59迄
実際に店舗で使用している食器などプレゼント!この機会にご応募ください!
詳しくは https://t.co/QGAByt7ePl pic.twitter.com/xpbvhJQAOO— 幸楽苑 公式アカウント (@kourakuen_pr) May 21, 2020
次にご紹介するテイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーンは、ラーメンチェーンの「幸楽苑」が実施した「テイクアウト発売記念 Twitterキャンペーン」です。
こちらのキャンペーンも「フォロー&リツイート」キャンペーンであり、幸楽苑公式アカウントをフォローの上、上記キャンペーンツイートをリツイートすることで応募ができるものでした。
キャンペーン形式としては比較的オーソドックスなものですが「幸楽苑の全商品がテイクアウトできるようになった」ことを記念して実施しており、テイクアウト需要が高まる中で自社メニューのPRにも成功している事例であると言えます。
また、本キャンペーンのプレゼントは家に居ながらにして幸楽苑気分が楽しめる
- 幸楽苑で使用されている食器(らーめん丼ぶり・餃子皿・レンゲ 等)
- 幸楽苑で使用されている調味料(本醸造醤油・辣油 等)
からなる「お家で幸楽苑セット」で、抽選により20名にプレゼントされました。
ちょっと前になりますが、幸楽苑様より「お家で幸楽苑セット」が届きました☺️✨✨
こんな本格的なラーメンの器、持ってなかった😂
調味料も入っていて嬉しいです✨
冷凍餃子買ってこなきゃ☺️
ありがとうございましたー😆🎶 pic.twitter.com/ZKVuKsK95c— まるなみ@LINEスタンプ販売中 (@ukiyuki28) August 19, 2020
おうち時間でこそ楽しめる「きっかけづくり」となる独自のプレゼントも話題を呼び、第2弾も開催された背景からも好評であったことが見受けられるキャンペーンでした。
7社合同「 #食べてもらえる 豪華プレゼントキャンペーン」
画像:「#食べてもらえる」有名飲食店合同キャンペーン事務局│PRTIMES
続いてご紹介するテイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーンは、チェーン店7社「ウェンディーズ」「ファーストキッチン」「魚民」「くら寿司」「小僧寿し」「やきとり家すみれ」「牛角」「備長扇屋」による合同で開催された「#食べてもらえる 豪華プレゼントキャンペーン」です。
本キャンペーンは、
- 対象の有名飲食店いずれかで「テイクアウト」もしくは「デリバリー」にて注文・購入
- Twitterで指定の写真を指定ハッシュタグをつけてツイート
上記2つの条件を満たすことで応募ができるものでした。
指定のハッシュタグをつけてツイートをする場合は「#食べてもらえる」をつけて、購入した商品や商品を楽しんでいる様子を写真で投稿する企画となっており、応募の中から抽選で各チェーン店が用意した商品が各店舗10名にプレゼントされました。
緊急事態宣言下では、特に複数の企業が合同で実施するキャンペーンが目立ちました。
キャンペーンは自社のみでないと実施できないという考えではなく、発想を柔軟にして同じ志を持つ企業同士でキャンペーンを実施する方法も候補に入れてみましょう。
メイドバイジャパン「デリバリーバッグTwitterキャンペーン」
画像:デリバリーバッグTwitterキャンペーン│メイドバイジャパン
続いてご紹介するテイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーンは、グッズ・ノベルティの企画製作を行う「メイドバイジャパン株式会社」が運営する飲食店デリバリー化サポートグッズ通販が実施した「デリバリーバッグTwitterキャンペーン」です。
本キャンペーンは「フォロー&リツイート」形式で実施されており、デリバリーバッグをプレゼントするという企画でした。
【デリバリーバッグ無料プレゼント中】
飲食店の皆様のお役に立てるようにと、デリバリーバッグの販売サイトをスタートしました!
デリバリーサービスを開始するために、必要なアイテムが揃う通販サイトです。https://t.co/YYiPeNLcw72020年5月31日まで応募可能 100名様にプレゼント pic.twitter.com/HpaUHqsL8w
— オリジナルノベルティ製作の販促ワールド (@hansoku_world) May 19, 2020
今回プレゼント対象となっているデリバリーバッグを取り扱う「飲食店デリバリー化サポートグッズ通販」は、メイドバイジャパン株式会社が飲食店のデリバリー化を支援するため、デリバリーをする上で必要なグッズを取りそろえて新たにローンチした通販サイトです。
ローンチ直後の通販サイトPRをすると共に「テイクアウト/デリバリーに関連してTwitterキャンペーン・プロモーションを実施するのは飲食店などに限定される」という固定概念を覆すものでした。
特にテイクアウト/デリバリー関連のTwitterキャンペーン・プロモーション実施企業・団体においては飲食店が目立つ中で、ポータルサイトなどプラットフォーム系も見受けられましたが、その中でも特に異彩を放つキャンペーンでした。
カプリチョーザ「『 #家プリチョーザ 』SNSキャンペーン」
「#家プリチョーザ」SNS キャンペーン 5月31日(日)まで
フォロー&RT。 または、各SNSにて、カプリのテイクアウトや自宅でイタリア料理を食事されている写真などを「#家プリチョーザ」をつけて投稿!賞品: イタリア産パスタ(2 種)とオリジナルドレッシングの詰め合わせ https://t.co/0UURGSmBrx pic.twitter.com/Bf1TztgId7
— カプリチョーザ (@capricciosa1978) May 1, 2020
最後にご紹介するテイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーンは、ハードロック・カフェ、Eggs 'n Thingsなど、20以上のレストランブランドを展開する会社WDI GROUPの「カプリチョーザ」によって実施された「『 #家プリチョーザ 』SNSキャンペーン」です。
このプロモーションは、
- カプリチョーザの公式アカウントをフォロー&キャンペーンツイートをリツイート
- SNS(Twitter or Instagram or Facebook)で指定の写真を指定ハッシュタグをつけてツイート
いずれかの方法で参加ができるもので、応募手段の選択肢の多さから参加のハードルを下げている点が特徴的でした。
指定のハッシュタグをつけてツイートをする場合は「 #家プリチョーザ 」をつけ、カプリチョーザのテイクアウトメニューを楽しんでいる様子、あるいはご自宅でイタリア料理を調理・食事されている写真を投稿する企画となっていました。
ニンニクのスパゲティには程遠い味だけど、恋しくて作ってみた。ライスコロッケも食べたいな。#家プリチョーザ #おうちごはん #お昼ごはん pic.twitter.com/eUssFa5LRE
— ちゃっや (@kenshojooo) May 12, 2020
ありがとうございました😊#家プリチョーザ https://t.co/nTGmI2Jrgl
— カプリチョーザ (@capricciosa1978) May 6, 2020
素敵な写真!#家プリチョーザ https://t.co/iqiWMadfW3
— カプリチョーザ (@capricciosa1978) May 21, 2020
自社メニューに制限することなく「イタリア料理」まで範囲を広げることによって、更に本キャンペーンに応募しやすくなっており、投稿者の中にはカプリチョーザの人気メニューの再現をおうち時間で試みている方も見受けられました。
写真投稿のキャンペーンの特性を活かし、Twitterユーザーの投稿を引用RTすることでフォロワーとのコミュニケーションも生まれていました。
また、本キャンペーン中は通常の四角い「カプリチョーザ」ロゴから、期間限定の家型「家プリチョーザ」ロゴになるなどしてステイホームを応援するなどブランディング方面でも話題を呼んだキャンペーンでした。
ステイホームを応援する「#家プリチョーザ 」SNSキャンペーンを開催中!
ご自宅でイタリア料理を楽しむシーンや #カプリチョーザ のテイクアウトを楽しむシーンなど投稿をお待ちしてます!この投稿をフォロー&RTでもOKです!! https://t.co/70wAH3DIyv pic.twitter.com/K2Ljf66Obh— カプリチョーザ (@capricciosa1978) May 3, 2020
まとめ
テイクアウトをテーマとして実施された企業・団体によるTwitterキャンペーン・プロモーションの事例を5つご紹介いたしました。
いずれの事例も「テイクアウト」や「おうちごはん」を推進したり、楽しみ方をコンテンツとしてユーザーに提供しているのが印象的でした。
テイクアウトはwithコロナの今後も続いていくことが予想されるため、シリーズ化して継続実施を視野に入れるのもおすすめです。
SNSマーケティング導入でお悩みであれば、 テイクアウトをテーマにしたTwitterキャンペーン・プロモーションからSNSマーケティングを始めてみてはいかがでしょうか。
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たとえば
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