コロナが少しずつ終息しつつある今、街も賑わいも取り戻してきました。
中には、自粛中に我慢していた美味しいお店に、久しぶりに足を運ぶようになった方も多いのではないでしょうか?
さて、最近の飲食店では、店頭でTwitterをはじめとするSNSアカウントの紹介用POPを目にする機会が多くなりました。
Twitter限定のクーポンやキャンペーンといったSNSを活用したサービスは、集客やお店のPRにおいて、たくさんのメリットをもたらしてくれます。
そこで今回は、飲食店が運用するTwitterアカウントによる、Twitterキャンペーン・プロモーションの事例を、参考にしたいポイントと合わせてご紹介していきます。
すでにTwitter施策を取り入れている方も、これから企画・検討する方も、ぜひご活用ください。
目次
飲食店によるTwitterキャンペーン・プロモーション事例
それでは早速、 飲食店によるTwitterキャンペーン・プロモーションの事例を5つご紹介していきます。
焼肉ライク「#神戸牛大作戦」
まずはじめにご紹介する飲食店のTwitterキャンペーン事例は、「焼肉ライク【公式】焼肉ファストフード」さんの「#神戸牛大作戦」です。
「焼肉ライク」は、「一人で行ける焼肉屋」をコンセプトに、焼肉屋では珍しいファーストフード店。分かりやすいシンプルなセットメニューを用意するこことで、3分以内に提供。安い、早い、美味しい焼肉屋さんです。
🚨#焼肉ライク から緊急ミッション🚨
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 高級神戸牛を最安値にせよ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y Y^ ̄【#神戸牛大作戦 始動!】
✅このツイートをRTして1000RT🔁達成しよう👍
達成すると12/22に販売開始の神戸牛🐂が550円で食べられる!
RT〆切は12/15 23:59まで pic.twitter.com/KvvWb7NneC
— 焼肉ライク【公式】焼肉ファストフード (@like_yakiniku) December 6, 2021
こちらのキャンペーンは、高級和牛「神戸牛」の限定販売に際して、「神戸牛」の価格が、キャンペーン投稿のリツイート数で確定するという斬新な企画です。
高級和牛の値段をリツイートキャンペーンでお客様に決めてもらうという斬新なアイデアはとてもインパクトがありますね。
「お店の商品の価格の設定に関与する」という一変わった特別な体験が得られるキャンペーンによって、ユーザーが単なる企画の参加者から「協力者」へ立場が変わり、お店に対して親近感が湧くようになっています。
そして、もう一つ注目すべき点は、お店とお客様に互いにメリットのある「win-winの関係」が確立されているということです。
お客さんは自分がキャンペーンに参加してリツイートが増えることで、安くサービスを楽しむことができます。
お店はリツイートしてもらうことで、たくさんの新規ユーザーに拡散してもらい、お店の認知度を上げるプロモーションに繋がります。
効果的なTwitter発信の基本がしっかりと抑えられている事例ですね。
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大手飲食店のTwitterアカウント運用・集客事例
びっくりドンキー「#びっくりドンキーマニア」キャンペーン
次にご紹介する飲食店のTwitterキャンペーン事例は、「ハンバーグレストラン びっくりドンキー」さんの「#びっくりドンキーマニア」キャンペーンです。
びっくりドンキーは、全国に300店舗以上を展開する、大人気ハンバーグレストラン。ジャングルを思わせるような世界観が特徴で、子供も楽しむことができるため、家族連れにも非常に人気のあるレストランです。
そんな「ハンバーグレストラン びっくりドンキー」さんのTitterで行われた「#びっくりドンキーマニア」キャンペーンがこちらです。
/#びっくりドンキーマニア キャンペーン
\
今年も #びっくりドンキー に満喫セットが登場✨いつもとは少し違った組み合わせで楽しんでみるのはいかがですか?
合計30名様に1万円分のお食事券をプレゼント🎁
▼応募方法
①@bikkuri__donkey をフォロー
②この投稿をRThttps://t.co/9LLlFqHmCg— ハンバーグレストラン びっくりドンキー (@bikkuri__donkey) December 1, 2021
こちらのTwitterキャンペーンでは、
- アカウントをフォロー
- 対象の投稿をリツイート
という手順をクリアすることで30名にお食事券がプレゼントされるという内容になっています。
こちらの「フォロー&リツイート」形式のキャンペーンはという方法は実際に数多くの企業アカウントで用いられており、これからTitterアカウントの運用をご検討の場合は、まず最初に参考にしたい基本的なキャンペーンの方法です。
ユーザーはキャンペーンの参加が簡単なため、参加者数の増加や広い情報拡散が期待できる手法です。
そして、「#びっくりドンキーマニア」キャンペーンでは、基本的なキャンペーンの手法に加えて、
- キャンペーンツイートを複数回に分けて投稿し、情報拡散力を高めている。
- 投稿するコンテンツの内容を新しいものに更新することで、キャンペーン期間内に飽きさせない工夫をしている。
というポイントが見受けられます。
キャンペーン期間が長期の場合などは、情報が古くなってしまうと、拡散が滞ってしまう場合があります。
複数回に分けて定期的にキャンペーン情報を発信することで、より多くの人に情報が行き渡るように心がけているのは大変参考になりますね。
また、ドンキー満喫セットという期間限定のセットが紹介されており、その中のメニューの組み合わせを変えながら内容を新しいものに更新することで、キャンペーン期間中にユーザーの興味を惹きつけ、飽きさせない工夫に繋がっています。
大戸屋ごはん処 「#大戸屋定食の日」キャンペーン
続いてご紹介するのは、大戸屋ごはん処【公式】さんによる「#大戸屋定食の日」キャンペーンです。
「大戸屋ごはん処」は国内に100店舗を展開する人気和食チェーンであり、和食というカテゴリーを活かして国外にも100店舗を展開し、日本の食文化を世界にも広めている飲食店です。
大戸屋ごはん処【公式】では、1月8日(0108=大戸屋)という語呂合わせで、この日を「#大戸屋定食の日」とし、キャンペーンを実施しています。
👑1月8日は『大戸屋・定食の日』👑
大戸屋は2022年1月8日で創業65年✨
当日は公式アプリで1日限定半額クーポン配信❕
✅アプリDLhttps://t.co/xfOyBT9DvY「#大戸屋定食の日」記念🌸
このツイートをRTでお食事券プレゼント🎁
✅詳細はこちらhttps://t.co/yhdt8sjeDo pic.twitter.com/1ttfOjdiCg— 大戸屋ごはん処【公式】 (@Ootoya_Gohan) December 2, 2021
このTwitterキャンペーンの参考にしたいポイントは
- キャンペーンのプレゼントを商品券にすることで、集客を促す仕組みになっている。
- 自社アプリの特なクーポンを併せて紹介することで、アプリユーザーの獲得にも繋げている。
という点です。
キャンペーンのプレセントを自店舗でのみ使える商品券にすることは、お客さんが実際に来店するきっかけになります。
また、自社アプリのお得なクーポン情報も併せて紹介し、ユーザーの登録を促している点は、多方面からユーザーにアプローチすることに繋がり、お客様を店舗のファン(=ヘビーユーザー)にしていく際の後押しになっていきます。
自社アプリへの登録者数を増やす場合、多くの人の登録するきっかけを与える必要がありますが、その際にもTwitterキャンペーンの拡散力は心強い味方となってくれるでしょう。
松屋「雨の日クーポン」
続いてご紹介するのは「松屋【公式】」さんの「雨の日クーポン」です。
松屋は、全国に1000を超える店舗を構える、人気牛丼チェーン。牛丼に限らないメニューの豊富さも人気となっています。
松屋では、雨の日にTwitter上で「雨の日クーポン」が発行されています。
12月07日#松屋『🉐 #雨の日クーポン☔️』発動‼️
気象庁 朝5時発表の大阪府のお昼の降水確率は70%以上☔️
有効期限は本日24時まで❗
クーポンご利用方法は⇒https://t.co/VAGuQ6il5L#使えばわかるさ #天気 #お得 pic.twitter.com/ZBimrE0HJi— 【公式】松屋@今年は丑年&松屋55周年 (@matsuya_foods) December 6, 2021
こちらのクーポンは、リツイートなどの特定の条件はなく、雨の日に当日限りのお得なクーポンが配信されるというものです。
一見シンプルなキャンペーンですが、
- ライバル店との差別化になる。
- Twitter の特性を活かしている。
というポイントが挙げられます。
牛丼チェーンのような特定の料理メニューを売り出す飲食店は、ライバル店も多くなり、常に競合店との差別化を図る必要があります。
この「雨の日クーポン」は、どこの牛丼チェーンで食事をしようか迷ったお客様に対して、重要な決め手になるアイデアになっています。
「雨が降ってるから松屋にしよう」というようにある一定の条件下で、競合店より優位に立てるキャンペーンの設定は、TitterをはじめとするSNSの運用において参考にしたい点です。
また、「雨」という出来事をキャンペーンに繋げることで、「突然配信されるお得な情報を得たい」というお客様の心理が生まれ、ユーザーにとって、アカウントをフォローする明確なメリットになっています。
すぐに手軽に情報発信ができるというTwitterの特性が活かされたキャンペーンの一例と言えますね。
塚田農場 宅飲み便 「チキン南蛮専用ビール販売記念」キャンペーン
最後にご紹介するのは、「塚田農場 宅飲み便」さんの「チキン南蛮専用ビール 販売記念」キャンペーンです。
塚田農場は、主に宮崎県の地鶏など、郷土料理を楽しむことができる人気居酒屋チェーンです。お弁当販売事業や宅配事業なども手がけており、今回紹介するキャンペーンも「塚田農場 宅飲み便」というお取り寄せサービスのアカウントのものになります。
/
チキン南蛮専用ビール 販売記念
\抽選で10名様に、
「宮崎名物セット+チキン南蛮専用ビール」をプレゼント!!①@ienomibin をフォロー
②このツイートをRTで応募完了!締め切り:11月30日(火)23:59
※当選者にはDMでご連絡しますhttps://t.co/lPO6HJd39L pic.twitter.com/PHSL1CzNy9— 塚田農場 家飲み便 (@ienomibin) November 1, 2021
「塚田農場 宅飲み便」さんの「チキン南蛮専用ビール販売記念」キャンペーンでは、新商品である「チキン南蛮専用ビール」の認知拡大を意識したフォロー&リツイートキャンペーンが実施されています。
店舗への集客ではなく、お家時間を楽しむためのお供とした商品を紹介。
Twitterのフォロー&リツイートキャンペーンは認知拡大施策との相性がよいため、多くの企業が新商品のPRとして活用しています。
着目したいポイントとしては、ロゴとなるニワトリのキャラクターを前面に押し出し、イメージを覚えてもらうように配慮されている点です。
こうしたロゴのイメージはブランド想起率や選好性を高め、最終的に店舗への集客につながる重要な要素となります。
キャンペーンとしてフォロワーを獲得することはもちろん大事ですが、それとは別の目的ももってTwitterキャンペーンを実施することで、より高い成果を生み出せるようになります。
ぜひ意識しておきましょう。
まとめ
今回は飲食店が運用するTwitterアカウントでのキャンペーン・プロモーションの事例を5つご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
飲食店への集客は競争が激しいため、いかに消費者との接点を生み出せるかが重要です。
そのうえで、Twitterキャンペーンは拡散力も相まって、集客力の強化に一役買ってくれます。
今回紹介した事例をヒントに、ぜひTwitterキャンペーンを行い、飲食店への集客を行ってみてください。
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