現在、スマホを1人1台所持していることは当たり前になり、仕事やプライベートでの娯楽、会計の際など様々なシーンでスマホを利用する機会が増加しています。
今回、LINE株式会社は、2022年下期のインターネット利用環境に関する調査を実施しました。
上記の調査結果に併せて、スマホにまつわる様々なデータをご紹介いたしますので、是非ご一読ください。
目次
インターネットの利用環境にまつわる調査(2022年下期)
日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」での利用が最多を維持
画像:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2022年下期) | LINE
「スマホ」でのインターネット利用者は全体の97%で、調査開始(2016年4月~)以来継続して今回も最多を維持する結果となった一方、「PC」の利用者は42%と前回調査と変わらない結果となりました。
構成比としての最多は「スマホのみ」の利用者で、56%と前回調査(54%)より少しだけ増加しました。
「スマホとPC」の併用は42%で、「PCのみ」の利用者は前回調査同様に1%となりました。
デバイス別では、2021年10月以降「スマホ」の利用者が9割台後半で推移
画像:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2022年下期) | LINE
デバイス別でのインターネット利用者の推移は、2021年10月以降「スマホ」の利用者が9割台後半を推移しており、今回は97%となりました。
「PC」「タブレット」の利用者はともに2021年10月以降で増減はありますが、「PC」は4割台、「タブレット」は2割台を推移する結果となりました。
「ガラケー」利用者の割合は減少傾向にあり、今回調査では過去最小の1%となりました。
シニア層での「スマホ」の利用者の増加傾向が顕著。60代で82%、70代で54%という結果に
画像:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2022年下期) | LINE
10代〜50代の「スマホ」の利用者は、95%以上の高水準となり、シニア層での「スマホ」の利用者は順調に増加傾向で、今回の調査では60代で82%、70代で54%という結果となりました。
スマホの主な利用目的とは
スマホを持っているユーザーのほとんどがスマホでインターネットを利用しているとの調査結果がありましたが、ユーザーはスマホをどんな使用目的で利用しているのでしょう。
20222年に行われたJob総研によるスマホの使用実態にまつわる調査では、以下のようなことが分かりました。
画像:Job総研による『2022年 スマホ使用の実態調査』を実施 ”歩きスマホ”9割が経験あり 内7割が危険な目に | PR TIMES
スマホの主な使用目的については、スマホ所有者2,215人中87.9%が「プライベート関連」と回答し、「仕事関連」は10.8%の回答結果となりました。
残りの「その他」1.5%の中には「就活」「転職活動」などの意見が見られました。
また、1日の使用時間では「3〜5時間未満」が34.8%で最多、次いで「5〜7時間未満」が24.7%、「1〜3時間未満」が19.1%で上位3つの回答でした。
最も回答が少なかったのは「1時間未満」で4.6%でした。
画像:Job総研による『2022年 スマホ使用の実態調査』を実施 ”歩きスマホ”9割が経験あり 内7割が危険な目に | PR TIMES
また、1日のスマホ使用時間の内訳では、”仕事関連”の使用時間が「3時間以上」と回答したのが7.6%に対して、”仕事関連以外”では56.5%が「3時間以上」と回答しています。
それぞれの1日の平均使用時間は、”仕事関連”が1時間6分(66分)で”仕事関連以外”は4時間37分(277分)との回答結果になりました。
インターネットの主な利用目的とは
一方、インターネットの主な利用目的としては以下のようなデータが出ています。
上記は2020年の年齢階層別インターネット利用の目的・用途にまつわる調査です。
インターネットの利用目的は、「電子メールの送受信」が最も多く、年齢階層で高くなっている一方、「動画投稿・共有サイトの利用」や「オンラインゲームの利用」では各年齢階層の差が大きくなっています。
「ソーシャルネットワーキングサービスの利用」については、すべての年齢階層で利用率が上昇していることが分かります。
まとめ
上記で紹介した様々な結果から、
・スマホの普及率は年々増加しており、また、特にその傾向が60~70代のシニア層で顕著である
・仕事関連以外のスマホの利用時間の平均は4時間37分と、プライべートでもスマホを多用するユーザーが多い
・スマホの利用目的自体は年代によって大きく異なる
以上のことが分かりました。
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