SNSの活用は一般のユーザーだけでなく、企業にも広がりを見せています。
その中でも今SNSで重要なのはInstagramのリールやYouTubeのショート動画、TikTokなどで見られる縦型動画です。
SNSはもともとテキストと写真をメインで共有するものでしたが、2014年頃から毎年動画元年と言われ、徐々に動画が主流になってきました。
その中でも動画といえばYouTubeですが、TikTokの登場により縦型動画というジャンルが確立し始め、今ではYouTubeもInstagramもTikTokの後追いで縦型動画の機能を追加しています。
YouTubeは2021年8月に収益化前のチャンネルでも受取可能なショートファンドを発表しました。
そのくらい縦型動画に各SNSが力を入れていますので、SNSを活用されてる方はぜひ機能を使い倒しましょう。
こちらの記事では各SNSで使える縦型動画を作る際のポイントを伝えします。
YouTubeのショートファンドの記事はこちら▼
誰でも収益化の可能性!YouTubeのショートファンドとは?
目次
縦型動画とは?
ユーザーがスマホで動画を見ることを前提にし、スマホの画面サイズに合わせて作成されるのが縦型動画です。
従来、動画は16:9の横型動画が基本のサイズですが、スマホに特化した縦型動画のサイズは9:16となっており、ユーザーの視聴環境は縦と横で大きく異なります。
どちらにも特徴があり、どちらも攻略すべきですが、今各SNSが力を入れている縦型動画とはどういうものなのかここでおさらいしておきましょう。
縦型動画の特徴①動画の尺
縦型動画はどのSNSも尺が短いのが特徴です。
各SNSの縦型動画尺
YouTubeショート動画:最大60秒
Instagramリール:最大30秒(60秒までに拡張予定)
TikTok:最大60秒(3分までに拡張予定)
尺が短いことで起きる変化の一つとして、新規ユーザーに視聴してもらいやすいという点が挙げられます。
YouTube等に投稿される横型動画はユーザーが視聴する動画を選び視聴を開始しますが、縦型動画は最初の一つこそユーザーが選ぶこともありますが、その後次々と動画勝手に再生されるため、新規ユーザー獲得にとても有効的です。
尺が短いことでクリエイターも60秒内に動画を完結させなければいけないので、情報がぎゅっとまとまっており、その結果視聴完了率も高い傾向にあります。
ユーザーにとっても尺が短いことが、動画を見るハードルを下げています。
SNSを触る時間というのは余暇時間です。ですが余暇時間でも自分の時間を価値のあるものにしたいため選別しています。
10分以上ある横型動画と1分の縦型動画ではユーザーの心理的に縦型動画を見始めやすいのが明白です。
縦型動画の特徴②画面占有
縦型動画は横型動画より約300%サイズが上がります。
横型動画だとタイムラインに2〜3個の動画が表示され、ユーザーはスクロールしながら視聴したい動画を探しますが、縦型動画は他の動画が表示されないため、ユーザーを独り占めできます。
また、スマホ全体に表示される動画には没入感があり、インパクトも出しやすいですが、うまく活用しないと圧迫感があると感じられてしまうので気をつけましょう。
縦型動画の特徴③ユーザーを巻き込みやすい
各SNSでユーザー参加型のキャンペーン等よくありますが、動画だとユーザーに負担がかかり、なかなか参加してくれません。
ただし、縦型動画の最大の特徴はスマホで撮影しやすいことです。
スマホで撮影しそのまま投稿できるので、写真を使った時の参加型キャンペーン時とさほど差がなくユーザーに参加してもらえます。
そして、縦型動画は短尺なことから新規ユーザーに認知しやすく、動画ということで拡散力もあります。
参加型キャンペーンをお考えの際は、縦型動画というのも一つの手です。
縦型動画の特徴④エンタメ性
動画はエンタメ性と情報を入れることが大事です。
エンタメ性だけでも視聴回数を伸ばすことはできますが、再現性が低くとても難しいです。
反対に、情報コンテンツというのは情報をさえあれば、見やすさ、分かりやすさを追求すれば再現性が高く非常に数字が取りやすいコンテンツです。ただし、大きく伸びにくいです。
なので、情報コンテンツにエンタメを入れるのが一番おすすめです。
縦型動画というのは、BGMやエフェクト、スタンプやテキストを簡単に入れやすいためエンタメ性を加えることができます。
また、特徴①で記載したように短尺なため、間延びせずに起承転結を付けやすく数字が取りやすいコンテンツを作りやすくなっています。
縦型動画の作り方
縦型動画のサイズ
縦型動画は基本的にスマホで撮影されることが前提となっていますが、企業アカウントの場合、カメラで撮影して編集することもあると思います。
その際のサイズは、9:16のアスペクト比で、最低1080×1920pxで設定しましょう。
カメラで撮影する際は、基本的に16:9の素材から9:16に編集することになるので、撮影のどこの区画が実際に動画になるのか事前に確認が必要です。
事前確認がないと、顔が切れてしまったり、商品が一部切れてしまったりしてしまいます。
縦型動画の目線
縦型動画はスマホいっぱいに表示されるためユーザーの目線が動きやすくなっています。
例えば画面上部にテキストを入れ、画面下部に誘導させたいテキストを入れるとユーザーの目線が散らばってしまい、結局なんの印象も残らないまま終わってしまいます。
なので、映像をしっかり作ることは前提として大事ですが、その上でどこを一番見てもらいたいのかしっかり決め、ユーザーの目線が散らばらないようにユーザーの目線を誘導することが大事です。
縦型動画のエフェクト
各SNSで縦型動画を投稿する際に、BGMやエフェクト、スタンプ、テキストを簡単に追加できるようになっています。
これらは積極的に使っていきましょう。
特にBGMをつけることで、同じBGMを使っている動画からも飛びやすくなっています。
縦型動画のネタ
一番大事なのは、どんなネタで動画を作成するかです。
上記「縦型動画の特徴①動画の尺」で記載したように、縦型動画は新規ユーザーに見られやすいので分かりやすく大袈裟な動画を作りましょう。
縦型動画でユーザーの興味を引き、WebサイトやYouTubeの横型動画、Instagramの通常投稿に誘導しアクションしてもらう導線の最初のステップになります。
なので分かりやすい、BeforeAfterや、コンテンツのメインの部分を大袈裟に動画にするのが一番です。
SNSを通してユーザーに何かを伝えたい時、ユーザーはその100%を受け取れるわけではありません。
集中してSNSを使っているユーザーはほとんどいませんし、受け取り方は様々です。
なので、嘘はいけませんが大袈裟に伝えるくらいが丁度良くなります。
まとめ
こちらの記事では縦型動画についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
各SNSは今、縦型動画に力を入れてきています。SNSが力を入れるということは通常よりも数字が取りやすいということです。
このタイミングをしっかりものにしファンを増やす一つの手段になると思いますので、ぜひ活用してみてください。
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