フォトジェニック」という言葉を知っていますか?インスタグラムの流行とともに、若者を中心に「フォトジェニック」な場所や「インスタ映え」する飲食店が増加しているというニュースを耳にしたことがある方も多いかもしれません。今回は「フォトジェニック」の定義や重要性、また「フォトジェニック」なインスタグラムアカウントの事例を紹介します。「フォトジェニック」であるかというのは、Instagramを活用してマーケティングを行うマーケターも意識したい言葉となり、コンテンツ作りに欠かせない重要な要素です。

フォトジェニックと同様に注目される言葉として、「インスタ映え」があります。「インスタ映え」についてはこちらの記事を合わせてご覧ください。

用語解説:フォトジェニック

フォトジェニック(photogenic)とは「写真映えする」という意味を持ち、「 写真」を意味する(photo)と「~に適した」を意味する(-genic)を掛け合わせた言葉です。SNSにおいて写真や動画を共有することが当たり前になった現代においては、SNSにおいて「いいね」や「コメント 」を数多く貰うことが期待できるもののことを指し、2017年の流行語大賞となった「インスタ映え」と同義語としても扱われます。なお、日本では主に「景色」や「飲食物」に対して使われますが、海外では端正な顔立ちや筋肉質なカラダなど、写真写りの良い「人」に対して使われることがほとんどで、異なる意味を持つことが特徴です。

なお、フォトジェニックの意味について、Wikipediaでは次のように説明しています。

フォトジェニック(英: photogenic)
写真写りが良い、写真向きであるという意味の語

フォトジェニックの語源

フォトジェニックの語源については、はてなキーワードにおいて次のように説明されています。

フォトジェニック
原義はphoto- + -genic(~によって作られた)すなわち「光によって生じた」の意味で、19世紀中頃に"photogenic drawing"(「写真」を意味する初期の表現)として用いられたのが最初。写真映りがよい、の意味が加わったのは1928年。

また、Photoとgenicにはそれぞれ次のような意味があります。

Photo:写真
genic:●●に適した

上記を踏まえると、「写真に適したもの」という意味となり、現在の意味合いとほぼ同一となります。

海外ではフォトジェニックの意味合いが少し異なる

海外では、モノや場所に対して、フォトジェニックという表現を使うことは一般的ではありません。海外では写真写りが良い「人」に対してフォトジェニックという言葉が使われます。顔立ちが整っていたり、スタイルが良かったり、筋肉質である人(男女は問いません)のことを指します。

He is Photogenic!

このような使われ方が一般的です。

フォトジェニックが注目される理由

インスタグラムの流行

多くの人が利用し、情報が簡単に流通するSNSは流行の発信地です。そのため、「SNSに投稿されやすい商品・サービス」を企画・提供する企業や飲食店は増加しています。その文脈の中で、フォトジェニックが追求されるようになった理由はインスタグラムの流行です。写真投稿型SNSであるインスタグラムでは、文字情報にほとんど目がいきません。その結果、写真でその魅力を十分に伝えることができ、またインスタグラムに投稿したくなるようなもの、つまり「フォトジェニック」な商品やサービスを企画・提供する企業が増え、その結果として「フォトジェニック」が注目されるようになりました。

フォトジェニックとインスタ映え

フォトジェニックを別名「インスタ映え」と表現する場合もあります。文字通り「インスタグラムに掲載すると映える写真」という意味合いです。この言葉が同義語として生まれていることからも、フォトジェニックとインスタグラムの流行は強い結び付きがあるといえます。

フォトジェニックは様々な工夫で実現できる

飲食店を例にとって、フォトジェニックを説明してみましょう。

料理一つとっても、食材の彩りだけでなく、その盛り付けや配膳の仕方、器の色や形など、フォトジェニックにするための工夫の余地がたくさん見つかります。また、内装一つとっても、看板や証明、壁紙など、工夫できるポイントはたくさん見つかります。フォトジェニックを意識してマーケティングを行うことは、Instagramマーケティングで欠かせない取り組みであり、様々な工夫を用いて売上をアップさせることが可能です。

人気インスタグラマーが「フォトジェニック」を強く意識する理由について、こちらの記事も参考にご覧ください。

フォトジェニックな写真3選

フォトジェニックな写真という言葉だけ聞いても、なかなかイメージできないという人もいるのではないでしょうか。今回はイメージしやすいように「背景」「製品」「食べ物」の3つのジャンルでフォトジェニックな写真を紹介します。

1.フォトジェニックな背景

インスタグラムに投稿する写真は被写体だけではなく周りの背景も大切です。被写体だけを写すよりも、色どり鮮やかな背景と合わせることで人目を引くフォトジェニックな写真になります。普通に写真を撮るよりもフォロワーの反応を多く引き出せるため、写真映えする建物の前で撮影するインフルエンサーも多いです。背景とバランスを撮ってフォトジェニックな写真に仕上げるテクニックは一般的な方法になっています。

画像出典:Murad Osmann

Murad Osmannは彼の妻と協力して「女性に手を引かれているアングルから撮った写真」をコンセプトにインスタグラムへ写真を投稿しています。世界中の美しい景色と共に撮影された写真は多くのファンをとりこにしています。
フォトジェニックとして人気が出やすいのは全体的に色鮮やかな写真です。Murad Osmannの写真を見て分かるように、色の鮮やかさが絶妙で服の色とのバランスも取れています。背景が鮮やかなものだといつもの写真が一気にフォトジェニックな写真になります。Murad Osmannは日本の電気街や鳥居、竹林も撮影スポットに活用しています。色どりが美しいスポットがあればぜひ撮影して見てください。

2.フォトジェニックな製品

インスタグラムで製品を紹介するコンテンツでもフォトジェニックな写真が重要です。各企業が製品の魅力を引き出すために、まるで雑誌に載っているような写真を投稿しています。投稿される写真のポイントはコーディネートや小物を使ってフォトジェニックな写真に仕上げることです。インスタグラムのフィードを使って、まるでカタログを見ているように自然と製品情報発信を発信。製品の売り上げ増加に役立てています。

画像出典:PAUL & JOE BEAUTE

有名なコスメブランド「ポール&ジョー」もフォトジェニックな写真で製品をアピールしている企業の1つです。小物や背景を活用して製品の魅力を最大限引き出しています。
ポール&ジョーの写真が魅力的なのは、フォトジェニックでありながらブランドイメージを保っていることも理由に挙げられます。ポール&ジョーのコスメを色でイメージしたときに、パッキリした鮮やかなカラーよりも柔らかく優しい色合いが思い浮かびます。同社がインスタグラムに投稿するのはイメージ通りの柔らかいカラーを基調とした写真。ブランドの特徴を示しつつフォトジェニックな写真を作ることで、SNSで存在感を表しています。

3.フォトジェニックな食べ物

フォトジェニックな食べ物の写真は、人気がでやすく入手しやすいことが特徴です。主にアメリカのようなカラフルな食べ物の写真は単品でも人気であり、ドーナツやケーキ、クッキーなど多くのコンテンツが投稿されています。
インフルエンサーがおすすめの食べ物を紹介したり、食べ物の購入者がインスタグラムで写真を投稿することで人気になることがあります。かわいい飾り付けでフォトジェニックな食べ物はインスタグラムで流行しやすいコンテンツです。

画像出典:Let's Eat Yall

食べ物のコンテンツも画像のように、鮮やかで美味しそうな写真がフォトジェニックで人気です。単品でインスタ映えしないときはフルーツやサラダを加えて色を足したり、ランチョンマットやおしゃれな食器で華やかさをプラスしたりするとフォトジェニックに仕上がります。

最後に

フォトジェニックについて、その定義や具体的なサンプルをご紹介してきましたが、イメージがつきましたでしょうか?今回ご紹介したようにフォトジェニックな写真は、インスタグラムにおいて人々の心を惹きつけ、多くのフォロワーを獲得することが出来ます。インスタグラムを個人で楽しんでいる人は勿論、企業アカウントを運営している担当者にとっても非常に重要な概念である「フォトジェニック」や「インスタ映え」をどのように取り入れるかを検討してみてはいかがでしょうか。

インフルエンサーによる「フォトジェニック」な写真で企業の商品をより魅力的にPRできた事例については、インフルエンサーに依頼し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選のページもご覧ください。

「フォトジェニック」なマーケティング、何から取り組めば良い?とお悩みの企業担当者の方へ

インスタグラム活用だ!フォトジェニックな写真を使ってマーケティングをしよう!とは言ったものの、新しいSNSを活用したマーケティングに取り組むことは簡単ではありません。

インスタグラムの企業公式アカウントは10000社を突破し注目を浴びていますが、なんとなく自社公式アカウントを開設してみても、思うようにフォロワーが伸びなかったり、売上につながらないという悩みを抱える企業は非常に多いのが現状です。

その一方、20代女性の92%、30代女性の89%、40代女性の82%がインスタグラムにおいて企業アカウントを自発的にフォローしており、SNSをうまく活用することは認知拡大の大きなチャンスでもあります。

何から始めて良いのか分からないとお困りの企業担当者は、「インスタグラムマーケティング」の専門家にしっかりと相談しましょう。

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ぜひこの機会にインスタグラムを活用したマーケティングの実施を検討していきましょう。

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