みなさんは、メタバースの世界を体験したことはありますか。
言葉は耳にしたことがあるけれど実際に体験したことが無い、またはいまひとつ実態がつかめていないという方も多いのではないでしょうか。
最近では、日本の大手百貨店である三越伊勢丹が、メタバース上に「バーチャル伊勢丹」を期間限定でオープンさせたことも話題です。
今回は、そんなメタバースを活用したバーチャル所でのショッピングについて、三越伊勢丹の事例を元にご紹介していきます!
ぜひ最後までご一読ください。
目次
メタバースとは?
メタバースとはインターネット上に存在する「3次元仮想空間」を指す言葉です。
「高次・超越」という意味の"メタ"と、「ユニバース」という意味の"メタ"を組み合わせた造語です。
メタバースではユーザーが自身の分身となる”アバター”を操作することで、他者とコミュニケーションを取ることが可能となります。
コロナウイルスの流行により移動制限が生まれたことで、より注目が集まっています。
メタバースについての詳しい記事はこちら▼
メタバース(Metaverse)とは?特徴や期待される未来の事例を紹介
三越伊勢丹がリリースした「REV WORLDS(レヴ ワールズ)」
そんな中、三越伊勢丹が運営している仮想都市空間「REV WORLDS(レヴ ワールズ)」が話題となっています。
画像:アパレル業界も「メタバース」へ--三越伊勢丹の仮想空間から見えてくるファッションの未来 | CNET Japan
REV WORLDS(レヴ ワールズ)は、スマートフォン向けアプリをインストールすることで使用することが出来ます。
アバターを操作して仮想都市を歩きながら、仮想都市内にある店舗でショッピングをしたり、家族や友人といった他のアバターとのコミュニケーションを図ることも可能となっています。
画像:アパレル業界も「メタバース」へ--三越伊勢丹の仮想空間から見えてくるファッションの未来 | CNET Japan
アバターが身に着けるファッションを選ぶことが出来るのもREV WORLDS(レヴ ワールズ)のポイントです。
仮想都市内には”仮想三越伊勢丹新宿店”が存在し、ユーザーはここでバーチャル上のショッピングを行ったり、ECサイトへジャンプして実際に買い物することもできます。
また、三越伊勢丹はバーチャル世界を店舗のみにととどまらせず、「REV WORLDS」という仮想都市ごと再現した点もポイントです。
仮想新宿のターミナル前で東京ガールズコレクションとのコラボでブースを展開しファッションショーを行うといった試みも話題を呼んでいます。
画像:異彩を放つメタバース 三越伊勢丹が仮想都市空間を創造する Web3時代に企業は「VR・メタバース」をビジネスにどう活用するべきか? vol.3
では、上記の三越伊勢丹のようにメタバース上でのショッピングのサービスを提供することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
これまでと違う層へのアプローチ
百貨店に対しては、リアル店舗に対し「なんとなく敷居が高くて入りづらい」と感じていた顧客や、「化粧品売り場に入りにくい」と感じていた男性客などが多く見られました。
しかし、上記のような顧客からも、アバターを操作してショッピングを行えるメタバース上でのバーチャル店舗であれば、「人目を気にすることなく買い物ができる」との声が寄せられました。
また、バーチャル空間には全世界どこからでもアクセスが可能です。
距離が遠くて実際に店舗に行くことが出来なかった顧客や、病気などで来店が難しかった顧客も、どんな場所からでも買い物をすることが出来ます。
メタバース上でのバーチャルショッピングを可能にすることで、これまでアプローチできなかった新たな層を顧客として取り入れることが出来ます。
ECサイトにはない魅力
バーチャルショッピングと似た形態として、ECサイトでの販売が挙げられます。
あらゆる場所からアクセスが可能・敷居が低い、といった点は両者のメリットとして共通に上げられる点です。
しかし、ECサイトでのショッピングにはない魅力として「体験の共有」が挙げられます。
バーチャルショッピングは、遠くにいる家族や友人とアバター上で一緒にショッピングを行うことが出来ます。
これまでEC販売でのデメリットであった”買い物体験の損失”が、アバターを介することによって可能となるのです。
今後は、いかに実店舗に近い環境でショッピングを行えるかも重要となりそうですね。
リアル店舗との親和性
REV WORLDS(レヴ ワールズ)では、常設ではないものの、リアル販売員がアバターとなってバーチャル内で接客を行うといったケースもありました。
バーチャル上でも販売員が接客を行うことで、顧客が販売員を認識し、リアル店舗に今後足を運びたいと思うきっかけにもなります。
また、バーチャル上で店舗を知った顧客がリアル店舗に足を運びたいと感じるきっかけにもなります。
上記のようにリアルとバーチャルが相互に作用し、自店のファンを増やしていく効果が期待できそうですね。
まとめ
以上、メタバースを活用したバーチャル所でのショッピングについて、三越伊勢丹の事例を元にご紹介しましたが、いかがでしたか。
現在、既に多くの分野において注目されているメタバースですが、今後もさらに普及していくことが見込まれます。
ゲームやライブといったエンターテイメントはもちろん、ビジネスにもより多く使用されていくことが予測できます。
今後もメタバースの可能性に注目していきましょう。
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