Instagramクリエイターマーケットプレイスとは?機能や活用方法・メリットを解説!

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Instagram上でプロモーションやPRを行う際に、ブランドとクリエイターが活用できる機能「クリエイターマーケットプレイス」があることをご存知でしょうか。

クリエイターマーケットプレイスは、2022年7月にアメリカでテストが開始された機能ですが、2024年2月に提供国が拡大され、日本でも利用可能となりました。

まだ耳馴染みのない方も多いかもしれませんが、インフルエンサーマーケティングを行う際にこの機能を活用することで、クリエイターおよびブランド(企業)の双方にとって大きなメリットが得られます。

本記事では、Instagramのクリエイターマーケットプレイスについて、その使い方や機能、メリットを詳しく解説いたします。

より効率的にインフルエンサーマーケティングを実施したいとお考えの方は、ぜひ本記事を参考にして、クリエイターマーケットプレイスの機能を活用してみてください。

目次

Instagramのクリエイターマーケットプレイスとは

Instagramクリエイターマーケットプレイスは、ブランド(企業)とクリエイター(インフルエンサー)をつなぎ、インフルエンサーマーケティングを促進する機能です。

活用すると、ブランド側はクリエイターのプロフィールや実績を見た上で、プロモーションに適したクリエイターを見つけることができるでしょう。

一方、クリエイター側は自分の興味関心の方向に合ったプロモーションに自ら応募することができるなど、ブランドとのコラボレーションを行う機会を得やすくなります

以前までもInstagramの公式ツール以外では類似した機能が存在していましたが、サービス利用自体に費用が発生するなどのデメリットがありました。

しかしクリエイターマーケットプレイスは手数料といった費用は発生しないため、依頼費用のみでクリエイターにPRを依頼することが可能です。

 

Instagramのクリエイターマーケットプレイスは、ブランド(企業)とクリエイター(インフルエンサー)を結びつけ、インフルエンサーマーケティングを促進するための機能です。

この機能を活用することで、ブランド側はクリエイターのプロフィールや実績を確認し、プロモーションに最適なクリエイターを見つけることが可能となります。

一方、クリエイター側は、自身の興味や関心に合ったプロモーションに応募することができ、ブランドとのコラボレーションの機会を得やすくなります。

これまでにもInstagramの公式ツール以外で類似の機能が存在していましたが、サービス利用に費用が発生するなどのデメリットがありました。

しかし、クリエイターマーケットプレイスでは手数料などの費用が発生しないため、依頼費用のみでクリエイターにPRを依頼することが可能です。

Instagram クリエイターマーケットプレイスの機能・活用方法【ブランド側】

それでは、ブランド側が使用できるInstagramクリエイターマーケットプレイスの機能や使い方をご紹介していきます。

初めてクリエイターマーケットプレイスを利用する場合は、まず登録して規約に同意する必要があります。

登録するには、

  1. Meta Business Suiteから、ナビゲーションバーで[クリエイターマーケットプレイス]をタップ
  2. [スタート]をクリックします。
  3. 画面の指示に従う

上記の手順で進みましょう。

ブランドコンテンツキャンペーンを作成する

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画像:Instagram’s Creator Marketplace is Expanding to New Markets and Testing Smarter Recommendations | Meta

続いて、自社のブランドが実施したいキャンペーンを作成していきましょう。

キャンペーンを作成するには以下の順序で進みます。

  1. Meta Business Suiteから、左側のナビゲーションバーで[クリエイターマーケットプレイス]をタップ
  2. 左側のツールバーの[キャンペーン]をタップ
  3. [キャンペーンを作成]をタップ
  4. キャンペーンの目標を選択
  5. キャンペーンをクリエイターから見つけられるようにする or 招待者限定 を選択
  6. オファーを固定にする or 交渉可能にする を選択
    1. 固定: リクエストするコンテンツや報酬などを変更することはできません。
    2. 交渉可: リクエストするコンテンツや報酬など、個別のクリエイターに対して一部の詳細情報をカスタマイズできる
  7. [次へ]をタップ
  8. キャンペーンの名前や説明を入力→[次へ]をタップ
    (クリエイターがプロジェクトの詳細情報を受け取ったときに表示されるカバー画像を選択すると、キャンペーンを目立たせ、ブランドが興味を持っているスタイルを示すことがでできる)
  9. プロジェクトをクリエイターが見つけられる設定にした場合は、どのようなクリエイターからの応募を受け付けるかを指定→[次へ]をタップ
    (年齢、性別、フォロワー数による絞り込みが可能)
  10. コンテンツを内容として以下を選択します。
    1. 作成してもらいたいコンテンツのタイプ(リール、ストーリーズ、投稿から選択)ごとの数
    2. コンテンツに関する詳細情報と、コンテンツを投稿してもらいたい日付
    3. クリエイターに回答してもらう期限
    4. このコンテンツを広告として宣伝する許可もリクエストするかどうか
  11. [次へ]をタップ
  12. プロジェクトに提供できる報酬を入力する
    金額には、コンテンツに対する支払いと、広告を宣伝する許可に対する支払いを含めることが可能(無料の商品の場合も同様)
  13. [次へ]をタップ
  14. キャンペーンを確認して[公開]をタップ
キャンペーンを作成したら、クリエイターに送信するプロジェクトテンプレートを作成することが可能となります。
[キャンペーン]タブでキャンペーン→[編集]ボタンをタップし、キャンペーンの名前、目標、説明、カバー画像を編集することも可能です。

コラボレーションするクリエイターを見つける

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画像:Instagram’s Creator Marketplace is Expanding to New Markets and Testing Smarter Recommendations | Meta

ブランド(企業側)がコラボしたいクリエイターを探す際、クリエイターマーケットプレイスにはオーディエンスの属性などを絞り込んで検索できる機能があります。

また、自社ブランドに興味があるという意思を示したクリエイターのリストやポートフォリオを閲覧することもできるため、実際のタイアップに繋がりやすくなるとも言えるでしょう。

クリエイターがクリエイターマーケットプレイスに参加すると、プロフィールが閲覧できるようになります
クリエイターを探す際には、以下の見出しから探すことが可能です。
  • 発見: 年齢、地域、興味・関心などのフィルターを使用して検索できる
  • 検索: クリエイターをユーザーネームで検索したり、「スポーツ」や「ファッション」といったキーワードを使用して検索できる
  • おすすめ: 過去のパートナーシップ、成長率などに基づいたおすすめのクリエイターや、コンテンツのパフォーマンスが高いクリエイターが表示される
  • 興味を示したクリエイター: ブランドとの提携に興味を示したクリエイターが表示される
  • 過去のパートナーシップ: 以前提携したことがあるクリエイターが表示される
  • フォロー: ブランドをフォローしているクリエイターが表示される
  • タグ: コンテンツ内でブランドをタグ付けしたことがあるクリエイターが表示される
表示されるクリエイターのリストでは、クリエイターの自己紹介・フォロワー・アクションを実行したアカウント・リーチしたアカウントを見ることができます。
ユーザーネームをタップすれば、クリエイターの最近の投稿を見たり、詳しいインサイトにアクセスすることができ、リストに追加することができますので、コラボレーション相手を選定する際には活用していきましょう。

クリエイターとコミュニケーションをとる

画像:Instagram’s Creator Marketplace is Expanding to New Markets and Testing Smarter Recommendations | Meta

ブランドは、クリエイターに直接メッセージを送ったり、ブランドコンテンツやパートナーシップ広告といったコラボ投稿についての内容を複数のクリエイターに送ることができます。

連絡を取りたいクリエイターが見つかった場合、[メッセージ]をタップして送信しましょう。
Meta Business Suiteで左側のナビゲーションバーのチャットアイコンをタップして、受信箱に移動すれば、クリエイターとの会話をいつでも見ることが可能となります。

クリエイターがブランドからのメッセージを受け取ったら、Instagramアプリのメッセージ画面内にある「メイン」 タブの一番上の「パートナーシップに関するメッセージ」という専用フォルダーが表示されます。

クリエイターは、コラボレーションの機会についての詳細や条件、謝礼のレートなどをInstagramアプリ内で確認することが可能です。

クリエイターのリストを作成する

ブランドは、Instagarmのクリエイターマーケットプレイスでクリエイターのリストを作成することが可能です。

リストにアクセスする際は、上部のツールバーの[リスト]をタップしましょう。
新しいリストを作成するには、[新しいリスト]ボタンをタップし、リストに名前を付けます。
リストを作成することで、特定のキャンペーンや新商品発売での提携に興味を示しているクリエイターのリストを管理することができるので、活用していきましょう。

クリエイターをブランドコンテンツキャンペーンに招待する

クリエイターマーケットプレイスからクリエイターにリーチすることで、コラボレーションに招待することができます。

招待するには、以下の手順で進みましょう。
  1. Meta Business Suiteから、左側のナビゲーションバーで[クリエイターマーケットプレイス]をタップ
  2. [キャンペーン]タブをタップ
  3. プロジェクトを作成するキャンペーンの[クリエイターを見る]をタップ
  4. 右上にある[クリエイターを招待]をタップ
  5. 招待したいクリエイターの横にある[招待]をタップ→[招待を送信]をタップ
    プロジェクトをクリエイターが見つけられるように設定した場合、興味を示したクリエイターを[興味を示したクリエイター]から確認することも可能です。

    Instagram クリエイターマーケットプレイスの機能・活用方法【クリエイター側】

    次に、クリエイター側が使用できるInstagramクリエイターマーケットプレイスの機能や使い方をご紹介していきます。

    Instagramのクリエイターマーケットプレイスに参加する

    まずは、クリエイターマーケットプレイスに参加する必要があります。
    参加するには、以下の手順で進みましょう。
    1. プロフィールで[プロフェッショナルダッシュボード]をタップ
    2. [ブランドコンテンツツール]をタップ→[クリエイターマーケットプレイスに参加する]をタップ
    3. [変更を承認]をタップ
    4. 利用規約を確認して同意します

      上記で、Instagramのクリエイターマーケットプレイスに参加し、ブランドコンテンツパートナーとしてブランド側に見つけてもらうことが可能となります。

      クリエイターポートフォリオを設定する

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      画像:Instagramのクリエイターマーケットプレイスで、ブランドとクリエイターの新たなコラボレーションが可能に | Meta

      Instagarmクリエイターマーケットプレイスに参加したら、自身のクリエイターとしての特色や強みをアピールできるようなポートフォリオを作成していきましょう。

      クリエイターポートフォリオは以下の順序で設定が可能です。

      1. [ツール][ブランドコンテンツ]をタップ
      2. [クリエイターポートフォリオ]をタップ
      3. カバー画像を選択
      4. 作品を紹介するセクションを追加 
        • テキスト:作品を説明する
        • 投稿:投稿やリールを共有し、ブランドに自分の作成するコンテンツのタイプを紹介
        • Instagramプロフィール:提携したことのある人やブランドのプロフィールを共有できる
        • インサイト:フォロワーやエンゲージメントに関する主要な指標
      5. [保存]をタップ
      クリエイターポートフォリオを設定することで、ブランド側にコラボすることのメリットを知ってもらうことができるだけでなく、自身と相性の良いブランドとのマッチに繋がるでしょう。

      また、クリエイターは、「スポーツ」や「美容」といったキーワードから自分の興味・関心を選択することも可能です。

      上記を設定することで、ブランドがキーワード検索からクリエイターを発見することができるようになるでしょう。

      Instagramで利用可能なプロジェクトを見る

      クリエイターマーケットプレイスを活用すると、クリエイター側からも、クリエイターを探しているブランドのプロジェクトを閲覧することができます。

      利用可能なプロジェクトを見るには、以下の手順で進みましょう。

      1. [ツール][ブランドコンテンツ]をタップ
      2. [クリエイターマーケットプレイス][利用可能なプロジェクトを見る]をタップ
      3. プロジェクトの詳細を確認

      プロジェクトの情報としては、

      • プロジェクトの説明
      • ブランドが作成したいリール動画、投稿、ストーリーズの数
      • コンテンツの投稿日
      • 報酬の提示額

      などを確認することができます。

      プロジェクトに興味があることを伝える

      自身が興味のあるプロジェクトを見つけたら、ブランド側に意思を伝えましょう。

      プロジェクト詳細画面で[興味あり]をタップすれば、タップしたプロジェクトのクリエイターリストに追加され、興味があることをブランドに伝えることができます。

      ブランドがクリエイターとのコラボを希望した際、ブランドはパートナーシップに関するメッセージを送信できるようになります。

      Instagarmの受信箱の中にある「パートナーシップに関するメッセージの受信箱フォルダ」内のメッセージから連絡を取り合い、プロジェクトへの参加を伝えたり、期限・ブランドが求めているコンテンツについてのコミュニケーションを取りましょう。

      興味のあるプロジェクトを管理する

      [興味あり]をタップしたプロジェクトには、クリエイター自身で管理することができます。

      ブランドからプロジェクトでのコラボレーションに招待された場合、ステータスは[招待されています]に変わります。

      一方、利用できなくなったプロジェクトは、[期限切れとなりました]のステータスが表示されます。
      定期的にプロジェクトの管理を行うようにしましょう。

      Instagram クリエイターマーケットを活用するメリット【ブランド側】

      続いて、Instagarmのクリエイターマーケットを使用することでブランド側が得られるメリットをご紹介していきます。

      クリエイターの検索ができる

      先述してご紹介したように、Instagarmのクリエイターマーケットプレイスには、様々なフィルタやキーワードを使用してクリエイターを検索することができる機能があります。

      活用することで自社のブランディングやターゲット層へのリーチに適したクリエイターを探すことができるようになるため、従来よりも親和性が高く、有効なタイアップ投稿を実行できるようになるでしょう。

      ブランドコンテンツの投稿を作成しやすい

      クリエイターマーケットプレイスを通してタイアップ投稿を作成すると、ブランドコンテンツのタイアップ投稿を作成しやすくなります。

      投稿作成後に詳細情報をクリエイターと共有したり、クリエイターをその後のコラボレーションにも招待できるようになるでしょう。

      インフルエンサーマーケティングを実施する機会の多い方にとってはとても大きなメリットです。

      タイアップ投稿の進捗状況が分かる

      クリエイターとタイアップ投稿を共有すると、投稿の進捗状況を確認できるようになります。

      メッセージだけで投稿を作成していくと、投稿作成におけるステップがどこまで進んでいるのかが不明確になりがちです。

      スムーズに投稿を作成するには、進捗状況を把握できるのは高いメリットであると言えるでしょう。

      Instagram クリエイターマーケットを活用するメリット【クリエイター側】

      最後に、Instagarmのクリエイターマーケットを使用することでクリエイター側が得られるメリットをご紹介していきます。

      ブランド(企業)に見つけてもらいやすくなる

      クリエイターマーケットプレイスにプロフィールを追加すれば、自分の得意とするジャンルやアプローチしたいポイントをブランド側に知ってもらうことができます。

      スキンケア、スポーツ、食べ物など、自分の興味・関心を設定しておけば、自分がどのようなコンテンツを作成しているかも知ってもらうことができるでしょう。

      加えて、クリエイター側からブランドとのパートナーシップに興味を持っていることも伝えることができるため、ブランド側に見つけてもらいやすくなると言うことができるでしょう。

      メッセージのやり取りがしやすい

      DMには様々なメッセージが届くため、フォロワーの多いインフルエンサーであればメッセージが埋もれてしまうことも予測されます。

      クリエイターマーケットプレイスであれば、マッチしたキャンペーンを実施しているブランドに絞ってスムーズにやり取りを行うことができるでしょう。

      クリエイターポートフォリオで自分の作品をアピールできる

      Instagarmのクリエイターマーケットプレイスでは、クリエイター自身がポートフォリオを作成できるため、活用することでブランド側に対して自身の特色や強みをアピールすることができます

      上記は多くの依頼に至りやすいだけでなく、自身の特色を理解したブランド側からのオファーに繋がりやすいことから、コラボ投稿のエンゲージメント・インプレッションの上昇に繋がりやすいといった強みがあると言えるでしょう。

      まとめ

      以上、Instagramのクリエイターマーケットプレイスについて、使い方や機能・メリットについてまでを解説しましたが、いかがでしたか。

      まだあまり馴染みがないという方も多いかもしれませんが、インフルエンサーマーケティングを行う企業にとっては今後見逃せない機能となっています。

      本記事を参考にクリエイターマーケットプレイスの活用を行い、有効かつ効率的なタイアップ投稿の作成を行っていきましょう。

      なお、InstagarmをはじめとするSNSでのインフルエンサーマーケティングにご興味がある企業ご担当者様は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

      この記事を書いた人
      インスタラボ編集部
      SNSマーケティングの専門家集団。当メディアは月間120万PVを誇り、13,700件以上の支援実績を持つプロフェッショナルが集結しています。最新のトレンドや効果的なマーケティング戦略を提供し、企業や個人のブランド力向上をサポートしています。SNSマーケティングに関する豊富な知識と経験をもとに、信頼できる情報をお届けします。

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