2024年12月、イーロン・マスク氏のxAIが開発した「Grok」を活用したAIチャットボットが、X(旧Twitter)ユーザー向けに無料提供されました。
Xとは別組織であるxAIが開発したGrokは、Xのリアルタイム情報へのアクセスを強みとし、他の生成AIチャットボットとの差別化を図っています。
xAIは最近60億ドルの資金調達に成功し、米・メンフィスに大規模なAIコンピューティングクラスターを構築しました。
Xは、このGrok AIチャットボットのアップデートを定期的におこなっています。
Grokの最新アップデート
以下、今回の最新アップデートをご紹介させていただきます。
引用元表示
画像:X Rolls Out Updates to Its Grok AI Chatbot|Social Media Today
Grok の回答には、出力の明確化と文脈化に役立つ参照リンクと引用が含まれるようになりました。
この機能により、情報の信頼性の向上が見込まれます。
ロゴデザインの変更
画像:X Rolls Out Updates to Its Grok AI Chatbot|Social Media Today
またGrok のロゴデザインは、ボックスに斜線が入ったロゴデザインから、新しいロゴデザインに切り替わりました。
音声クエリ
画像:X Rolls Out Updates to Its Grok AI chatbot|Social Media Today
さらには、音声クエリ機能も現在テスト中となっており、音声でアプリに質問することができる機能も追加予定です。
まとめ
Grokは、Xのリアルタイム情報へのアクセスという独自の強みを持っています。
AIチャットボットを探しているXユーザーにとって、Grokは試してみる価値のあるツールと言えるでしょう。
進化を続けるGrokが、今後のAIチャットボット競争をどのように変えていくのか、注目が集まります。
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