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この記事ではDSPという広告サービスの概要や仕組みと、WEBマーケーティングをする上でおさえておきたい重要な基本用語について説明していきます。最近WEBマーケーティングの担当になった方はぜひこちらの記事で理解を深めてみてください。

DSPとは?

DSPとはDemand(ディマンド)Side(サイド)Platform(プラットホーム)の略称で、広告主のための広告配信出稿プラットフォームのことです。このDemand Sideという言葉に対し、広告を掲載する媒体側の収益を最大化するためのプラットフォームとしてSupply Side Platform(サプライ・サイド・プラットフォーム)、略称SSPというものもあります。

DSPは非常に便利なサービスで、例えば30代女性など広告を見てもらいたいターゲットを事前に指定しておくだけで数多く存在する広告枠の中から最適なものを選びその場所に広告を自動で表示してくれます。なおかつ、その広告効果の分析までも自動的に行ってくれます。ユーザーを詳細にターゲッティングせずに広告枠を購入する形ですと、どうしてもその広告に興味のないユーザーにもアプローチをすることになりますが、DSPを利用することによって今までよりも無駄なく効果の高い、ハイコストパフォーマンスの広告プロモーションが可能になりました。

ちなみにDSPはFreakOutという会社によってつくられた広告配信ツールになり、他にも楽天DSPやMicroAd BLADEなどが国内のDSPとして有名です。

DSPを利用するために大切なマーケティング用語について知っておこう

ちなみにこういったDSPのツールを使っていく際、あわせて広告効果を分析する際によくでてくる用語もおさえておく必要があります。まずは広告効果を測定する際に最重要となる基本的な用語について理解を深めておきましょう。

CTRとは?

https://stock.adobe.com/jp/stock-photo/internet-banner-concept/48270061?prev_url=detail

CTRとはClick(クリック)Through(スルー)Rate(レイト)の略称のことで、表示された回数に対してどれだけの回数リンクや広告がクリックされたかを表す指標になります。ちなみに具体的な計算方法は【クリック回数 ÷ 表示回数 × パーセント = CTR(クリック率)】となり、 例えば表示回数が10,000回の広告がありクリックされた回数が100回だった場合のCTRは、

100 ÷ 10,000 × 100(パーセント) = 1%

となります。

ちなみにCTRを改善する場合は、上の計算式からもわかるように「クリック回数」か「表示回数」のどちらに問題があるかを分けて考える必要があります。

例えば広告を出稿した場合に表示回数に対してあまりにもクリック回数が少ない場合は、その広告の文言がターゲットに刺さっていない可能性がありますので、ターゲットの興味関心にしっかりと訴求できるものに変更する必要があります。逆に表示回数が少ないにも関わらずクリック回数が多い場合は、より広告が表示される回数を増やせばより効率的にプロモーションを行うことができます。

CVRとは?

https://stock.adobe.com/jp/stock-photo/man-applying-for-a-job-on-the-internet/71514934?prev_url=detail

CVRとは、Conversion(コンバージョン)Rate(レイト)の略称で、先ほどのCTRがクリック率を表す指標だったのに対して、CVRは資料請求や会員登録など、広告やWEBページを作成した目的の達成率を表す指標になります。ちなみに具体的な計算方法は、【コンバージョン数 ÷ クリック数 = CVR(コンバージョン率)】となり、例えば5000回申込みページのボタンがクリックされてそのうちの10人が実際に申込みをした場合のCVRは、

10 ÷ 5,000 × 100(パーセント) = 0.2%

となります。

先ほどのCTRと同じようにCVRを改善する場合は、「コンバージョン数」か「クリック数」のどちらに問題があるか切り分けて考える必要があります。ある程度の人数がクリックしているのに申し込みや資料請求につながっていない場合は、ユーザーの入力の手間などを軽減できるように工夫する必要があるかもしれませんし、反対にそもそもクリック数が少なくてCVRが低くなっている場合は、リンクを押してもらうページの文言や構成を改善する必要がありそうです。

CPC/CPM/CPAとは?

こちらの三つは広告の費用対効果を検証する際に必要となる用語です。それぞれ説明していきます。

CPCとは?

CPCは、Cost(コスト)Per(パー)Click(クリック)の略称で、広告のクリック1回に対して支払う金額を表す指標になります。広告のプロモーションに支払った金額÷広告がクリックされた回数で計算し、例えば10,000円広告費用をつかってプロモーションをして50回クリックされた場合のCPCは、

10,000円 ÷ 50回 = 200

となります。

CPMとは?

CPMはCost(コスト)Per(パー)Mile(マイル)の略称で、広告1000回の表示に対して支払う平均金額のことを表す指標になります。広告のプロモーションに支払った金額÷広告が表示された回数 x 1000で計算し、例えば10,000円広告費用をつかってプロモーションをして10万回表示された場合のCPMは、

10,000円 ÷ 10万回 x 1000 = 100円

となります。

CPAとは?

CPAはCost(コスト)Per(パー)Action(アクション)の略称で、上の2つめで紹介したCVR1件あたりにかかった金額を表す指標になります。広告のプロモーションに支払った金額÷コンバージョンした回数で計算し、例えば10,000円広告費用をつかってプロモーションをし5件CVRにつながった場合のCPAハ、

10,000円 ÷ 5件 = 2,000円

となります。

広告を効果的に活用し、しっかりと次の施策に反映させていこう

上で紹介したWEBマーケーティングの用語はほんの一部でまだまだたくさんの用語があります。これらを知っておかないと理解に時間がかかり、分析を効率的に行えませんので一つずつしっかりと覚えていきましょう。合わせて用語の意味を知っているだけではなく、用語それぞれの意味を知った上で正しく分析を行うことが一番大切なことも忘れずに!