facebook・twitter・Instagramをはじめとするソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、いまやユーザーの日常生活には欠かすことの出来ないプラットフォームであり、多くの企業が予算を編成し、広告を投下しています。
「他のプラットフォームへの広告出稿に比べ、SNS広告が優れている点は何だろう」「SNSを活用した広告のリスクやデメリットとは何だろう」と疑問を抱いているWEB担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はSNSを活用した広告出稿のメリットとデメリットについて、解説します。

SNSを活用した広告出稿のメリット・デメリット

2016年におけるインターネット広告媒体費は前年比112.9パーセントで、初めて1兆円を超え、日本の総広告費に対して初めて2割を超えました。
インターネット広告費の内訳として、特筆すべきは運用型広告のシェア拡大です。

運用型広告とは、検索連動型広告(リスティング広告)に加え、アドテクノロジーを活用した運用によって、広告枠、入札額、ターゲット(オーディエンス)、クリエイティブ、コンテキストなどを、変動させながら出稿する方式の広告を指します。具体的には、リスティング広告のほか、アドエクスチェンジ、DSPなどのアドテクを活用した広告(アドネットワークも一部含まれる)が含まれます(純広告、タイアップ記事広告、アフィリエイト広告などは含まれない)。

運用型広告の特徴は、リアルタイムに随時クリック単価等の項目を調整しながら、広告掲載枠に対して、複数の広告がリアルタイムに入札を行うことにあります。
即時に入札額や予算、広告クリエイティブやターゲットを変更可能であり、運用によって広告の配信成果は変動します。
運用型広告は、TVCMに代表される枠買い広告や純広告に対比したスタイルの広告手法と位置づけられることが主です。

この運用型広告の割合はインターネット広告媒体費全体の71.1%と7割を超えるところまで成長した。2012年には、約50%であったので、この数年で運用型広告が完全にマジョリティとなったと言える。
―― 出典:デジタルマーケティングジャーナル

facebook広告、twitter広告は運用型広告に位置づけられます。またInstagramはfacebookの傘下にあるため、facebookの広告アカウントがあればInstagram広告の出稿も可能です。
SNS広告のメリットとは、ユーザーの興味・関心や居住地域、年齢、性別、言語などによって詳細なセグメントが可能なため、狙ったターゲット層に広告を届けやすく、訴求効果が高いことが挙げられます。
また細かなターゲティングが可能であり、キャンペーン期間中にも広告予算や入札額、広告クリエイティブを細かくチューニングすることで広告の出稿・掲載・改善のサイクルを回し、運用効果を改善していくことが出来ることが挙げられます。
一方、純広告とは異なり、SNS広告の配信に際しては細かな広告チューニングが求められます。
よって、WEB担当者の方が広告チューニングに時間が割けない場合などにおいては、思うような広告効果が得られない可能性が大きい点がデメリットと言えます。

facebook広告・twitter広告・Instagram広告の違い

詳細なターゲティングが可能なSNS広告の出稿にあたっては、ターゲット像とそれに適した配信先の検討が欠かせません。
三大ソーシャルメディアとして注目を集めているfacebook・twitter・Instagramは、それぞれ異なる属性を持つユーザーを抱えています。
自社の商材やキャンペーンの対象となる層のユーザーが登録しているSNSを見極め、対象プラットフォームの広告の特徴を認識し、運用を行うことが重要です。
各プラットフォームの広告の特徴を、ご紹介します。

facebook

facebook広告はウェブサイトでの売上増加、アプリのダウンロード数増加など、広告配信目的を事前に明確化することで、広告ターゲットとして最適なfacebbookのユーザーにリーチし、成果を得ることが出来ます。
またfacebookページを所有している場合、自社の顧客とページを用いたコミュニケーションも可能です。

facebook広告の最大の特徴は広告作成時に、広告配信目的を認知度・検討機会・コンバージョンの三項目の中から選択することにあります。
認知度は、製品やサービスに関心をもってもらう機会を作ることを目的とした広告です。
検討機会は、自社のビジネスをユーザーの商品購入やサービス申し込みの選択肢に加えてもらうことを目的とした広告です。
コンバージョンは、実際にユーザーに商品購入やサービス申し込みといった行動を起こしてもらうための広告です。

twitter

twitter広告は簡単な設定と運用管理によって、コストパフォーマンスに優れた広告配信が可能です。また特定のtwitterアカウントのフォロワーのみへの配信や、ツイートや検索ワードに紐付いた配信も可能です。

twitter広告の特徴は、サイト訪問数増加・オーディエンス構築・エンゲージメント・モバイルアプリプロモーションの四つの目的に応じた広告配信ができることです。
例えば、サイト訪問数増加を目的とした広告キャンペーンを実施する場合、twitter広告ではターゲットとするユーザーのタイムラインに、画像・説明文・アクション誘導ボタンをセットにしたウェブサイトカードを表示させることができます。

Instagram

Instagramのフィード上に、広告配信が可能なのがInstagram広告です。
Instagramはfacebookの傘下にあるサービスのため、facebook広告と同等の詳細なターゲティングが可能であることが特徴です。
Instagramはハッシュタグを活用した写真投稿を中心とするSNSのため、綿密なターゲティングを行った上で、魅力的なビジュアルを用意したキャンペーンを展開し、広告運用を行うことが有効と考えられます。

まとめ

SNSを活用した広告出稿のメリット・デメリットを解説しました。
SNS広告は純広告と異なり、順次広告効果の測定と改善を行うことで、高い効果を発揮します。一方、広告チューニングに時間を割けない場合には、思うような効果が上がらない可能性も高い点がデメリットと考えられます。
三大ソーシャルメディアのfacebook・twitter・Instagramにはそれぞれ広告配信を行うことが可能です。
自社にマッチするSNS広告の配信先を検討しているWEB担当者の方は、各プラットフォームの特性を理解することが必要です。

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