みなさんは、Snapchat(スナップチャット)を使ったことがありますか?

もしかしたら、ビジネスマンの方のほとんどが使ったことがないアプリ、Snapchat。しかし海外ではプロモーションツールとしても非常に注目を集めているため、Web担当者のみなさまはぜひ知っておくべきサービスです。

そこで今回は、Snapchatの特徴と海外広告事例を10選ご紹介いたします!

Snapchat(スナップチャット)とは

Snapchat(スナップチャット)は、2011年にスタートした写真・動画共有アプリ。DAU(デイリーアクティブユーザー)は全世界で1.6億人超えとも言われ、世界中がいま注目しているSNSの1つです。

  • Snapchat(スナップチャット)

公式URL:https://www.snapchat.com/l/ja-jp/

 

Snapchatの最大の特徴は、消える投稿。相手に送った写真や動画は最大10秒で消失してしまいます。スクリーンショットや、投稿作成時に保存することはできますが、一度送ったらその投稿の寿命は10秒のみ。

それにもかかわらず、「保存されたくないけど友だちと共有したい!」そんな写真や動画をシェアできるということで、10代、20代を中心に爆発的に利用されているサービスなのです。

多くのユーザーが集まっているため、企業としてはプロモーションとしても活用したいところ。「でも10秒で消えてしまうのはちょっと……」と思われるかもしれませんが、今回ご紹介する事例のように、Snpachatをうまく使うことでユーザーはSnapchatの投稿をTwitterなどの他SNSへシェアをしてくれるため、ソーシャルバズを狙うことができます。

また、企業が情報発信として利用する場合は24時間閲覧できる「ストーリー」機能を使うのが一般的。友だちだけでなく、誰でも閲覧できる機能となっています。さらにSnapchatの活用方法は企業からの一方的な発信だけでなく、ユーザーを巻き込んだ活用方法も。

そこで今回は、プロモーションとしてSnapchatを使うときに意識したい3つの特徴と、ソーシャル上で人気を博したSnapchatの企業利用事例をご紹介いたします!

プロモーションとして使いたいSnapchatの3つの特徴

特徴01. 閲覧に対する期待感が生まれる

「消えてしまう」というだけあって、期間限定であることがユーザーの期待感を高め、投稿に対するエンゲージメントが高くなりやすいのがSnapchatの特徴。「24時間しか手に入らないクーポンコード」などをストーリー機能で展開することで、他のSNS以上の取得率が期待できます。

もちろん、そのためには日々のフォロワーを増やす活動も重要。思わず友だちに教えたくなるようなストーリー機能への投稿が必要です。海外では、Sour Patch Kidsというキャンディー会社がキャンペーンとして、5日間にわたり下記の動画をストーリー機能に投稿。

結果、Sour Patch Kidsはたった5日間で12万のフォロワーを増やすことに成功しました。フォロワーを増やすためのストーリーも、週に1度ではなく、キャンペーンとして5日間連続で投稿するなど、「明日はどんな動画が投稿されるのだろう?」という期待感をつくることが大切であることがわかります。

特徴02. ジオフィルターを活用した展開が可能

Snapchatの機能で、ジオフィルターというものがあります。投稿作成時にフィルターが選べるのですが、ジオフィルターとは位置情報に応じて限定のフィルターが利用可能になるというもの。

参照:https://www.snapchat.com/geofilters

 

ジオフィルターの作成は有料にはなりますが、企業・個人問わずに作成ができます。リアル店舗をお持ちの企業であれば来店促進に、またリアル店舗がなくてもイベントの来場促進などで活用できますね。

ジオフィルターのクリエイティブがよければ、たとえ宣伝用だとしてもユーザーはシェアしてくれます。「場所」という切り口で企画を立てれば、企業発信でなくてもユーザーを巻き込んだ認知拡大施策が可能になるのです。

特徴03. 即時性のあるコンテンツと相性が良い

Snapchatの24時間で消えてしまうという特性を活かし、ファッションショーを中心にSnapchatを利用するブランドが増えています。たとえば、バーバリー。ランウェイの直前にSnapchatでルックを公開するという、業界では多くの方々が驚いた施策でした。(通常、ランウェイ前にルックを公開することがないため)

参照:http://mashable.com/2015/09/21/burberry-preview-on-snapchat/#WdDybj4aUqqX

 

普通であればブランドにとってリーク(秘密の情報が漏れること)は避けたいところですが、24時間で消滅するSnapchatならではの楽しみとして、あえてリークさせて “チラ見せ” するのがユーザーの心を掴むのでしょう。

そういった“チラ見” したくなるようなイベントの様子や撮影の裏側、また発表前の新商品情報など、即時性のある旬なコンテンツがSnapchatでは相性良さそうです。

企業はSnapchatをどう使ってる?海外のプロモーション事例10選

それでは、Snapchatを実際にどうプロモーションに活かせばよいのでしょうか。Snapchatを用いた海外のプロモーション事例を、SNSに投稿されたコンテンツをもとにご紹介いたします。

事例1.  16 Handles

フローズンヨーグルトチェーンの『16 Handles』が展開したのが、フローズンヨーグルトの写真をアカウントに送ると、16%、50%、100%オフのいずれかのクーポンがもらえるというもの。

しかしクーポンは10秒で消えてしまうため、お店にいなければいけません。クーポンを利用したい人は確実に店舗にいなければいけないという仕組みに、各所で話題になっていました。

事例2. マクドナルド


上述のジオフィルターを活用したマクドナルドのプロモーション。1.4万箇所以上の場所で、308万回以上もの閲覧があったそう。キャンペーンの結果や様子は下記の動画から見ることができます。

このようにジオフィルターは来店促進だけでなく、認知拡大、リテンションにもつながる施策。Snapchatを活用したプロモーションでは、ぜひジオフィルターを活用したいですね。

事例3. AVON

女性向けの美容ショップ『AVON』は、インフルエンサーを活用してSnapchatアカウント自体の宣伝を行っています。

こちらはタレントのLucy HaleにFacebookアカウントにて、AVONのSnapchatアカウントを告知している投稿。

「明日、コレクションがリリースするよ」といった公開予定のコンテンツを告知することで、「明日しか見れない」という限定感でうまくSnapchatへの誘導を図っていますね。

事例4. Redbull


インフルエンサーを活用するパターンとして、Redbullのように自社のSnapchatのアカウント自体をインフルエンサーに渡してしまい、インフルエンサー自らSnapchatに投稿するというもの。

ファンも多いスノーボーダーのMark McMorris、彼の投稿がRedbullのSnapchatでしか見れない――そんな限定感からRedbullのSnapchatアカウントへと誘導を図っています。

事例5. iHeartRadio

iHeartRadioは、シンガーであるAlessia Caraの誕生日をSnapchatでお祝いすることをTwitterでシェア。しかしTwitterでは「Surprise, Alessia!」と書かれているだけで、どんなサプライズが待っているのかわかりません。

「どんな誕生日祝いになるのだろう?」と、Snapchatアカウントもチェックしたくなる見せ方は、Snapchatのフォロワー数を増やしたい企業にとっては参考になりますね。

事例6. Acura(ホンダ)


ホンダが北米で展開している高級車ブランドAcura。新型NSXのプロトタイプが走っている6秒動画を、フォローしてくれた先着100名限定に公開するという企画でした。

ファンにとっては、誰よりも先にフォローすることで、まだ誰も見ていないプロトタイプを見れる、また100人限定で見れる優越感を感じられる企画となっており、Snapchatキャンペーンとしても各所で取り上げられるほどの成功事例となりました。

事例7. Ben & Jerry’s


アイスクリーム会社の『Ben & Jerry’s』は、新しいフレーバーの発表を事前にFacebookで告知し、翌日にSnapchatで行っています。当日いきなり発表するよりも期待感が高まり、明日どんな味がでるのだろうとワクワクするようなクリエイティブになっていますね。

このようにSnapchatと他SNSとの連携により、新しい味の発表でさえ「イベント」のような盛り上がりを見せることが可能になります。

事例8. タコベル

Snapchatの広告メニューとしてレンズ機能は展開されており、こちらのタコベルのレンズキャンペーンはメキシコの祝日「Cinco de Mayo」に合わせて実施されました。なんと1日で2億ビュー越えを達成ということで、Snapchatのプロモーションとしても非常に注目を集めた企画です。

事例9. ドミノ・ピザ

参照:http://www.iris-worldwide.com/work/dominos-snapchat/

ただ単純にクーポンコードをSnapchatで投稿するだけでは、10代、20代のメインターゲット層には刺さりません。彼らが求めているのは、ワクワクするコンテンツ。

そこでドミノピザが展開したのが、ピザを配達する過程を映し出した動画の中にクーポンコードが隠されている、というもの。宇宙人にさらわれそうになったり、落ちている新聞を拾ったりする1コマ1コマにキーワードが隠されており、それらのキーワードを合わせると「DOMISNAP」というクーポンコードが。

24時間限定のストーリー機能でありながら、エンターテイメント性を持たせるために、ここまでの作り込みをするのはさすがです。

 事例10. Forever21

21 miles to #Coachella! 😜 Follow the music all weekend on Snapchat and Twitter @Forever21 🌵💖 📷: @csleeper

forever21さん(@forever21)がシェアした投稿 -

最後にご紹介するのは、アパレルブランド『Forever21』の事例。

Forever21のブランドが提案するライフスタイルは、トレンドと若さ。そのため、発信するコンテンツもターゲット層が憧れる、また共感する投稿でなくてはいけません。そこで行われたのが、コーチェラ・フェスティバルという野外フェスの実況レポート。世界最高峰とも言われるコーチェラは、Forever21のターゲット層の理想的なライフスタイルです。

ただ商業的な情報発信だけでなく、ターゲットとなるユーザー層が共感するような情報発信を心がけたいですね。

おわりに

以上、Snapchatの海外事例をご紹介してきました。まだまだ日本国内ではプロモーション事例はそこまで多くはありませんが、先行者メリットを得るために、先手を打ってみてもよいかもしれません。

今後もインスタラボではSNSのプロモーションナレッジや事例をご紹介していきますので、ぜひまたチェックしてみてくださいね!

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