2023年3月、Instagramは「セルフィー動画の録画」による新たな年齢認証のテストを日本においても開始することを発表しました。
本テストでは、ユーザーがInstagramに登録した生年月日を18歳未満から18歳以上に変更しようとした際に「本人確認書類のアップロード」もしくは「セルフィー動画の録画」のどちらを選択して年齢認証を行います。
2022年に米国で導入されて以降、対象国を徐々に増やしてきた本テストでしたが、今回のアップデートによって日本、韓国、EUの一部の国々、メキシコ、カナダ、オーストラリアでもテストが開始されます。
また、本テストはオンラインでの年齢認証機能のリーディングプロバイダーであるYotiと提携し、プライバシー保護を徹底しているとのこと。
Instagramでは、アカウント作成時に年齢を確認するために生年月日の入力が必須となっており、日本では13歳以上のユーザーのみInstagramを利用することができます。
また、年齢確認は年齢に相応しいコンテンツを提供することが目的です。
本目的のため、利用者の年齢が13~17歳である場合、
上記の措置が取られます。
画像:Instagram、新たな年齢認証方法を日本でもテスト開始|Instagram
Instagramでは、年齢認証をする際に運転免許証やIDカードなどの本人確認書類のアップロードを求めていましたが、今回新たにセルフィー動画の録画のテストも開始しました。
セルフィー動画による年齢認証では、指示に従ってセルフィー動画を撮影した後、AIによる顔の特徴に基づいた年齢推定が行われます。
本人確認書類もしくはセルフィー動画の録画は、Metaのサーバー上で安全に保存され、年齢認証以外の用途には使用されません。
年齢認証後、30日後にMetaのサーバー上からも削除されるようになっています。
画像:Instagram、新たな年齢認証方法を日本でもテスト開始|Instagram
Metaは、オンラインにおける効果的な年齢認証の基準・規制がない中、ユーザーのプライバシー保護をしながら年齢認証を行うための方法をより利便性の高い形で提供すべく、様々なテクノロジーに投資しているとのこと。
本機能の提供が開始されれば、全てのユーザーがより安全にInstagramを利用できるようになるでしょう。
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