Instagramのショートムービー共有機能である「リール」。「リール」はその人の興味関心によっておススメに出てくる動画が変わります。
また、15秒から30秒程度の動画なのでついつい最後まで見てしまいます。
基本的に自身のフォロワーにのみ表示される「ストーリーズ」とは異なり、Instagramのリールは自身のフォロワー以外へも表示され、さらに動画がヒットすれば数千万回再生されるなど、多くの人に自身のコンテンツを見てもらえるメリットがあります。
これによって人気のインスタグラマーはもちろん、企業としてもフォロワーとしてブランドのファンを獲得するチャンスになるため、多くの企業Instagramアカウントも「リール」を積極的に発信しています。
「リール」を活用していればしているほど新しいファンに認知を広げていくことが出来るのです。
そこでこの記事では、今注目すべき「リール」もあわせて上手に活用しファンを獲得しているヘア・ネイル関連企業のInstagramアカウントを紹介します。
リール動画の参考になるポイントもあわせて紹介していますので、自社でInstagramリール動画で悩んでいる際のヒントとしてお役立てください。
「リール」の作り方を動画でわかりやすく解説▼
目次
【ヘア・ネイル編】企業のInstagramリール活用事例
NatureLab.TOKYO
最初にご紹介するのはNatureLab.TOKYO(@naturelabtokyo_jp)の事例です。
ネイチャーラボは2020年に日本に上陸した日本で生まれ米国で育ちのヘアケアブランドです。
ネイチャーラボのInstagramリール投稿ではシャンプー等を使い切った際に空になってしまった容器のリサイクル方法を提案しています。
動画では空き容器を花瓶として活用しているシーンを流しており、見たユーザーが真似してみたいと思えるような動画になっています。
Instagramリール投稿に真似したくなるような動画を盛り込むことで、ユーザーの商品を買いたいという欲求を引き起こしやすくなります。
product【プロダクト】
続いてご紹介するのはproduct【プロダクト】(@theproduct.jp)の事例です。
プロダクトは2007年にアメリカ(カルフォルニア)で誕生した人気ヘアケアブランドです。
オーガニックに特化したヘアワックスは、若者を中心にオーガニックブームの先駆けとして大流行しました。
プロダクトのInstagramリール投稿では実際の商品を使用したスタイリング動画を提案しています。
動画では、髪の長さ別にヘアワックスを使ってスタイリングしていくシーンを流しており、見たユーザーが真似しやすい動画になっています。
Instagramリール投稿に真似しやすい動画を盛り込むことで、ユーザーに商品購入後の使い方を提案しつつ、既存顧客を囲い込むことが出来ています。
essie
続いてご紹介するのはessie(@essie)の事例です。
画像:@essie
essieはマニキュア成分の透明性を重視した開発を行っているアメリカのネイルブランドです。
essieのInstagramリール投稿では日常に溶け込んでいるネイル動画を提案しています。
動画では、マニキュアを塗っているシーンから始まりマニキュアをしてどこかに出かけていくシーンまでが動画になっています。
Instagramリール投稿にコンセプトを伝える動画を盛り込むことで、ユーザーに日常生活での商品の使い方を訴求しつつ、購買意欲を高める効果が期待されます。
GATSBY/ギャッツビー
続いてご紹介するのはGATSBY/ギャッツビー(@gatsby.jp)の事例です。
画像:@gatsby.jp
ギャッツビーはいつの時代も常にその時代の「旬のかっこよさ」を提案し、男性のコスメシーンを満足させる人気ヘアブランドです。
ギャッツビーのInstagramリール投稿では男子高校生ミスターコンとコラボした動画を提案しています。
動画としては、男子高校生ミスターコンのファイナリストが登場しギャッツビーの商品を使ってかっこよくなるという内容になっています。
Instagramリール投稿をコラボ動画にすることで、ユーザーにエンタメ性のある動画を提案しつつ、コラボ相手のファンにも動画を届けることが出来ます。
このリール投稿は新規顧客を増やす際に有効な施策と言えます。
NAIL HOLIC(ネイルホリック)
ヘア・ネイルのInstagramリール活用事例として最後にご紹介するのはNAIL HOLIC(ネイルホリック)(@nailholic_kose)の事例です。
ネイルホリックはカラーバリエーションが豊富な大人気のセルフネイルブランドです。
ネイルホリックのInstagramリール投稿ではユーザーのリポスト投稿が中心になっています。
動画では多くのマニキュアを使用し、自分でできるネイルデザインやおススメの色の組み合わせを提案しています。
Instagramリール投稿にユーザーのリポスト動画を盛り込むことで、ユーザーが商品を身近に感じやすくなります。
またユーザーの投稿をリポストすると、そこにコミュニケーションが生まれるためアカウントランクの向上にも繋がります。
インスタグラマーの方にあらかじめリポストさせてもらうことを承諾してもらったり、著作権についてチェックしておくなど事前準備は必要となってきますが、投稿制作の負担を減らしてInstagramリール投稿を増やせるため、効率のよい運用アイデアと言えるでしょう。
ただし、Instagramはオリジナル性の高い動画・画像を他のユーザーに積極的に見せる仕組み(アルゴリズム)になっているため、転載された動画やリポストされた動画などはリーチ(他のユーザーに表示される数)が低くなる可能性がありますので、その点は留意しておきましょう。
まとめ
ヘア・ネイル関連企業のInstagramリール動画の事例を紹介してきましたが、いかがでしたか。
Instagramリールは他の機能に比べてまだ新しく、まだまだ開拓の余地がある機能です。
その分コンテンツ制作が難しいかもしれませんが、様々なアイデアが盛り込まれたリール動画が数多く投稿されています。
Instagram内で面白いと感じたリール、今トレンドになっているリール、そして本記事を参考に、ユーザーにエンタメ性のある有益な動画を作っていきましょう。
【無料】
【美容・コスメ・ファッション編】企業のInstagramリール活用事例
資料プレゼント
「リール」の作り方を動画でわかりやすく解説▼
あわせて読みたい▼