インスタグラムは日本国内のユーザー数が2000万人(※1 2017年10月時点)を突破し、今最も注目度が高いSNSとなっています。WEB担当者や、マーケターの方でこれからインスタグラムの導入を考えている方や、さらにファンやフォロワーを獲得しインスタグラム運用に注力していきたい方も多いのではないでしょうか?
今回はインスタグラムマーケティングを始めるに当たって必要な、基本知識や機能についてまとめました。これからインスタグラムマーケティングを始める方はぜひ参考にしてみてください。
目次
インスタグラムの基礎情報まとめ
インスタグラムのユーザー数
インスタグラムの公式発表によると、2017年9月時点において、全世界のユーザー数は10億人を突破しています。また、日本国内においても公式発表にてユーザー数が2000万人を突破したと発表しています。特に2013年からは9か月ごと、2017年は半年ごとに全世界のユーザー数が1億人ずつ増加しており、爆発的な成長を続けています。
20代が中心ですが、30代40代の利用率もTwitter等と比較すると高いというのが特徴です。また、女性比率が65%と、若干女性に偏ったSNSのである点も特徴的です。FacebookやTwitter、LINEなどの他SNSとの比較についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
なお日本で最もフォロワー数の多いユーザーは、タレントの渡辺直美さんです。フォロワー数は6,258,609(2017年3月18日時点)投稿からもわかるように、写真クオリティにこだわり、海外ファンにも伝わるようなビジュアルを意識して投稿しています。
インスタグラムが持つ基本機能
ニュースフィード機能
ニュースフィードとはタイムライン形式で写真を閲覧することができる、Instagramの一番メインとなるページです。ニュースフィードに掲載される写真は、自分がフォローしているアカウントの投稿または広告です。
タイムラインに掲載される写真の順番は時系列で直近の投稿が表示されるわけではなく、一定のアルゴリズム(算式)によって表示されます。正式な算式は公表されていませんが、ページ・投稿への親密度(反応頻度)、投稿への反応数、ネガティブフィードバックなど、Facebookのアルゴリズムを基準にしているとされています。ニュースフィードのロジックについて知りたい方はこちらの記事を合わせてご覧ください。
投稿機能
自分自身がコンテンツを投稿することができる機能です。投稿には主に次の2つ種類があります。
通常投稿
通常投稿とは、写真や動画を投稿する最も基本的な投稿方法です。投稿すると次のページに投稿が掲載されます。
- 自分をフォローしているユーザーのタイムライン
- 自分のプロフィールページ
- 検索結果(ハッシュタグをつけている場合のみ)
また、投稿することができるのは次の3種類です。
- 写真
- アルバム(複数枚の写真や動画をまとめ、カルーセル形式にしたもの)
- 動画
ストーリー投稿
ストーリーとは、24時間限定で公開される画像・動画投稿です。投稿すると次のページに投稿が掲載されます。
- 自分をフォローしているユーザーのタイムラインの上段
- 自分のプロフィールページのプロフィールアイコン部分
期間限定公開のため、ずっと残したくはないがフォロワーと共有したい出来事を投稿することができます。
投稿に対するリアクション機能
投稿に対しては「いいね」「コメント返信」の2タイプの反応をすることができます。コメント返信の「@」をつけると該当するアカウントにもそのコメント内容を知らせることも可能です。
検索機能
検索画面では、ピープル(アカウント)、タグ、スポットで検索することが可能です。検索結果は投稿数の多いものが上位に表示される傾向がありますが、検索者との関連性が高いものは登録数が少なくでも上位表示される場合があります。ただし検索可能なワードは1キーワードのみとなります。Google検索のように、複数のキーワードを掛け合わせて検索することはできません。
ピープル
インスタグラム上でアカウントを検索する際に利用できます。
タグ
ハッシュタグを検索する際に利用します。
スポット
位置情報が登録されている場所を検索することができます。
企業のインスタグラム活用事例
北欧暮らしの道具展
北欧をテーマにオンラインショップを展開する企業様です。こだわりとしては、ライフスタイルに寄せた内容になっていること。またオンラインショップでは、インスタグラムで紹介した商品を掲載しているギャラリーページも存在しており、インスタグラムとオンラインショップを連動させた事例となります。
https://www.instagram.com/hokuoh_kurashi/
http://instagram.com/p/BRxMScRA0Tz/
kyoto_style
京都に関連する観光地や食をテーマに投稿を展開し、ファンを集めています。工夫としては、フォロワーを巻き込んでアカウント運用をしている点です。フォロワーをアンバサダー認定し、投稿された写真を自社アカウントで紹介する方法をとっています。
ファンとの交流によるフォロワーの定着、投稿コンテンツの作成コスト削減という利点があります。
https://www.instagram.com/kyoto_style/
http://instagram.com/p/BQAvpaRAqv5/
以上、インスタグラムの基礎情報から企業としての活用事例までを紹介していきました。企業事例も参考にいただきながら、インスタグラムユーザーに対して、自社であればどのような投稿ができるか、検討してみてはいかがでしょうか?