Facebook社の最高経営責任者Mark Zuckerberg氏は、InstagramaのクリエイターがInstagram上で作成したコンテンツから収益を得られるようにする新たな計画に対して、10億ドルの投資を実行することを発表しました。
10億ドルの投資額は、今回発表されたボーナスプログラムを通してFacebookとInstagramのプラットフォームのクリエイターへ報酬を与えるために利用され、2022年の終わりまでに費やされる予定です。
現在、FacebookとInstagramのクリエイターは、スポンサーシップやその他の契約によって収益を得ることは可能ですが、他のSNSに比べるとユーザー数が多いにもかかわらずなかなか収益化にならず遅れをとっていたとも言われています。
今までも何度か収益化の発表はあったものの、実際に大きく実装されることはなかったので、今回の発表は特に注目を集めています。
本記事ではInstagramのボーナスプログラムについて紹介していきます。
ボーナスプログラムとは
Facebookは7月14日(米国時間)、Instagram上で制作するコンテンツで収益を得られるように10億ドル以上の投資をすることを発表しました。
クリエイターが一定の基準を達成した際に支払いが発生する新しいボーナスプログラムや、コンテンツを制作するための準備資金の提供などに費やすと予定されています。
また、日本ではクリエイター向けに同様のプログラムを導入しており、バッジ機能を使って所定の条件を満たすと、一定の金額がクリエイターに支給される予定です。
ボーナスプログラムの提供内容
現時点で発表されているボーナスプログラムは二つ実装予定です。 これから詳しくご紹介いたします。
リールサマーボーナス
一つ目は、リールサマーボーナスです。リールサマーボーナスとは、リールを投稿し、その動画の再生回数に応じて報酬をもらえるボーナスプログラムです。
これは8月以降にに米国から開始予定です。
IGTV広告ボーナス
二つ目は、IGTV広告ボーナスです。IGTV広告とは、クリエイターが投稿するIGTV動画内に広告を打ち、収益を受け取ることができるものになります。
日本では、まだIGTV広告が導入されていないため、ボーナスは対象外となります。
参加方法
Instagramを利用しているユーザーの透明性を担保するために、下記のガイドラインを設定しています。
• オーセンティックであること:
利用者が楽しめる、独自かつクオリティの高いコンテンツを制作しているクリエイターに報酬を提供します。
Facebookのコンテンツ収益化ポリシーに準拠していないコンテンツには報酬は提供しません。
• あらゆるクリエイターがアクセス可能であること:
著名人から若手まで、キャリア面で異なるステージにいる世界中のクリエイターを対象となります。
• シンプルで、アクションが取りやすいこと:
クリエイターが自身のビジネスを成長させるために行動を起こしやすい内容かつ要件も分かりやすく投稿してください。
まとめ
今回のボーナスプログラムの導入の背景として、TikTokが21年上半期に世界で最もダウンロードされたアプリとなり、累計ダウンロード数が30億件を突破したからだと考えられます。
Facebookは、以前にもクリエイターが収益を得られるシステムを導入しましたが、収益の配分が不透明だったバックグラウンドがあります。
本プログラムの実装については、収益の仕組みを明確に明示し、収益配分も原則に従うと発表がありました。
これから、本プログラムを導入に加え、EC事業向けのショップ機能やインストリーム広告やFacebookスター、ファンサブスクリプション、有料オンラインイベントによるファンサポートなど、個人が組織などを介さず、SNSなどを通じて直接稼ぐ仕組みが展開されつつあります。
今後のFacebook社の動きに期待ですね。
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