様々な企業が、Instagramにおいて公式アカウント運用を行っています。
中には皆さんが良く知る飲料メーカーも、Instagramでプロモーションを行っているようです。
今回は、そんな飲料メーカーのInstagram活用事例を見ていきましょう。
目次
飲料メーカーのInstagram用いたプロモーション事例
季節ごとのイベントに合わせた投稿
コカ・コーラは、世界中の人々から愛されてる炭酸飲料です。
1886年、アメリカのジョージア州アトランタで誕生しました。120年以上にわたり、国境や文化を越えて世界中の人々に愛されており、その規模は200以上の国や地域に及びます。
日本においてはコカ・コーラの販売開始は、大正時代まで遡ります。
1949年には、コカ・コーラのレギュラーボトルが日本でも製造開始され、以降多くの人々から愛されています。
コカ・コーラは社名にもなっており、日本コカ・コーラ株式会社からはジョージア、アクエリアス、ファンタ、いろはす、綾鷹、その他多くの飲料を販売しています。
コカ・コーラから販売されている飲料は日本国内のほとんどの販売店で購入することができるほどポピュラーなものばかりで、家庭や催しには欠かせないものになっています。
コカ・コーラのInstagramアカウントのここがすごい
コカ・コーラのInstagramの投稿は、季節に合わせたイラストの投稿が多いです。
コカ・コーラのパッケージは季節ごとのイベントやイベントに合わせて変更されることが多いです。
そのパッケージ変更に合わせたイラストや投稿を行うことで、パッケージ変更を行った事をユーザーに認知してもらい、購買行動を促しています。
パッケージ自体や投稿に使用されているイラストのクオリティが高いので、投稿を見たユーザーも「買ってみようかな」と思いやすいのです。
また、コカ・コーラはその世界的認知度からパッケージやロゴ自体に人気があり、グッズ展開などを行うほどです。
季節に合わせたラベルやパッケージを用いた写真を投稿するだけでも、Instagramで通用するような「映える」写真になり得ます。
投稿する画像に上手く商品を活用することで、統一感のあるアカウントになっていき、洗練されたデザインになっていきます。
商品の認知度とパッケージの人気を、上手くInstagramの運用に落とし込めています。
ユーザーにおすすめの飲み方を提案する投稿
SUNTORY(サントリー)は、日本を代表する大手飲料メーカーです。
「人と自然と響きあう」というコンセプトを使命としており、数多くの飲料の販売に努めています。
食品事業やスピリッツ(ハイボール等)事業、ビール事業やワイン事業など、飲料に関する事業をはじめとする様々な事業を展開しています。
サントリーの歴史は1899年の創業まで遡ります。
創業者の鳥井信治郎が大阪で「鳥居商店」を開業し、ぶどう酒の製造販売を始めたところから始まりました。
今や300もの関連会社が存在しており、アルコールの製造から始まった事業は多くの人に愛される飲料を生み出すまでに成長しました。
SUNTORY(サントリー)のInstagramアカウントのここがすごい
サントリーのInstagramの投稿は、自社商品単体の紹介ではなくおすすめの飲み合わせで紹介を行っています。
上記の投稿では、販売しているコーヒー飲料の通常とは違う楽しみ方を提案しています。
通常は牛乳で希釈して飲むコーヒー飲料ですが、上の投稿ではワッフルとバニラアイスにかけるシロップとしても使えることが紹介されています。
商品パッケージに記載されている使用方法とは違う複数の楽しみ方を提案することで、ユーザーに「試してみたい!」と思ってもらえるような投稿になっています。
また、サントリーのアカウントでは時々ライブ配信が行われており、自社のアルコール製品を使ったカクテルのレシピや、お酒にあう料理のレシピなどを配信しています。
自社商品単体の宣伝だけでなく、商品に合う組み合わせとして紹介することでより魅力的に宣伝することができ、ユーザーの購買意欲により強く訴求することができます。
自社の他商品との組み合わせを提案
画像:mtrainier.official | Instagram
マウントレーニアは、森永乳業から販売されているコーヒー飲料です。
マウントレーニアは1990年のはじめに森永乳業が日本で販売したことから始まりました。
当時、日本ではコーヒーは自宅や喫茶店で飲むのが主流となっていました。
一方で、アメリカのシアトルではコーヒーを街中や図書館に併設されたショップで買って持ち歩きながら飲む、というスタイルが主流になりつつありました。
そんな中、1993年に森永乳業から発売された「マウントレーニア カフェラッテ」は、持ち歩いて飲めるスタイルとカフェラテのフレッシュなおいしさで、多くの人々から絶大な人気を誇り、チルドカップコーヒーのパイオニアとなりました。
日本で生まれてから25年以上経つマウントレーニアは、今なお多くの人々に愛されています。
マウントレーニアのInstagramアカウントのここがすごい
マウントレーニアのInstagramアカウントでも、商品単体ではなく組み合わせで紹介を行っています。
先ほど紹介したサントリーと違う点は、自社商品同士で組み合わせで紹介を行っていることです。
マウントレーニアの販売元である森永乳業では、飲料だけではなく様々な商品を取り扱っています。
乳製品やデザート、アイスクリームなどの他商品とマウントレーニアの組み合わせを紹介することで、マウントレーニアのInstagramアカウントの投稿から他の自社商品への購買へ誘導することができます。
上記の投稿では、森永乳業から発売しているマウントレーニアとアイスクリーム「MOW(モウ)」の食べ合わせを紹介しています。
投稿に簡単なレシピも掲載されているので、商品さえ買い揃えてしまえば気軽に試すことができます。
自社商品同士を組み合わせて投稿を行うことで、うまく相乗効果を生み出しています。
新商品やキャンペーンの告知
リプトンは、誰もがその名を知る世界NO.1の紅茶ブランドです。
“たくさんの人に、気軽に上質な紅茶を飲んでもらいたい”という創業者のトーマス・J・リプトンの想いからリプトンは生まれました。
広大な茶園を買い取り、茶樹の栽培から生産まで一貫して行うことで品質の安定した紅茶の供給が可能となり、「茶園から直接ティーポットへ」という新たなスローガンが生まれました。
1906年に日本にリプトンが上陸し、100年以上たった現代においても多くの人々に愛飲されています。
ティーバッグにとどまらず、ペットボトル・缶、紙パック・チルドカップなどの幅広い商品ラインナップを展開しています。
リプトンのInstagramアカウントのここがすごい
リプトンのInstagramアカウントでは、頻繫にキャンペーンに関する投稿を行っています。
Instagramのハッシュタグなどを利用したキャンペーンは、基本的にキャンペーン用のハッシュタグと商品を利用した画像を投稿することで応募することができます。
Instagramで行うキャンペーンは必ず参加したユーザーが商品画像を投稿するので、ユーザーの投稿自体が多いほど商品認知に関する投稿が増えることになります。
キャンペーンに関する投稿を複数回行うことで、キャンペーン参加ユーザーを増やし、商品認知の機会を増やすことに繋がりやすくなります。
また、キャンペーンの参加ハードルが低いのもリプトンのキャンペーンの特徴です。
基本的にハッシュタグと商品写真の投稿だけで投稿を行えるリプトンのキャンペーンは、多くのユーザー参加が見込めます。
参加ハードルを下げてユーザーになるべく多く参加してもらうことで、より商品認知の可能性を高めています。
飲料メーカーのInstagram用いたプロモーション事例:まとめ
今回は、飲料メーカーのInstagram用いたプロモーション事例についてご紹介しました。
今回ご紹介したアカウントでは季節に合わせた投稿を行っている企業が多く、イベントに合わせて商品認知の機会を作っていました。
また、商品単体ではなく他の食べ物や自社商品と組み合わせて、より投稿を魅力的にしている工夫も印象的でした。
このように、企業のInstagramアカウントの投稿にはいかにユーザーに見てもらう機会を作るかという工夫が詰め込まれています。
皆さんも企業のInstagram投稿を見る際は、投稿の特徴なども注目してみると面白いかもしれません。
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