インスタグラムの検索は、今やGoogleの検索以上に使用頻度が高いユーザーもいるほどメジャーなものになりました。
しかし、そうなるとプライバシー情報の塊である検索履歴の扱いが気になってくるところ。
あなたのアカウントの履歴がどう扱われているかも気になるでしょう。
そこで今回は、インスタグラムの検索履歴の詳細と、履歴を一括で削除する方法について紹介していきます。
目次
インスタグラムの検索機能とは
インスタグラムの検索機能とは、インスタグラム内のアカウント名、ハッシュタグやスポット(地域)情報を検索することができる機能です。
インスタグラムの画面下の「虫眼鏡アイコン」をタップすることで、検索画面を表示することができます。
検索画面トップには、自分の閲覧履歴や検索履歴などをもとにしたおすすめの動画像が表示されます。
「おすすめ」「スタイル」「コミック」といった自分へのおすすめカテゴリーが、画面上部に自動で表示されるので、自身の興味関心のある投稿を見つけることができます。
検索ボックスに検索したいキーワードを入力すると、そのキーワードに関連性のある情報を調べることができます。
「上位検索結果」には、後述する「人物(ピープル)検索」「ハッシュタグ検索」「スポット検索」をすべて合わせた結果が表示されます。
では、インスタグラムの3つの検索「人物(ピープル)検索」「ハッシュタグ検索」「スポット検索」について説明していきましょう。
人物(ピープル)検索
人物(ピープル)検索はアカウント名で検索する方法のことです。
アカウント名は、ユーザーIDや名前になっているので、知り合いや芸能人、あるいは好きなクリエイターのインスタグラムを見たい時に人物(ピープル)検索を活用します。
人物(ピープル)検索をする具体的な手順は以下のとおりです。
- 検索画面上部の検索ボックスに検索したいワードを入力
- 「人物」をタップ
表示された検索結果をタップすると、そのアカウントのプロフィール画面に移ります。
お気に入りのアカウントの場合は、そのままフォローして継続して投稿を楽しむこともできます。
ただし、人物(ピープル)検索では「なりすましアカウント」や「人違い」に気をつける必要があります。
なりすましアカウントとは、特定の人気アカウントになりすまして、個人情報を引き出したりする悪意をもったアカウントのことです。
有名人や企業の公式アカウントには、アカウント名の横に青い認証バッジが表示されますので、企業アカウントを探している場合は認証バッジを一つの目安にしましょう。
個人の知り合いのアカウントを検索したい場合は、なりすましアカウントかどうかの判断が難しいため、あらかじめユーザー名を教えてもらうか、ネームタグを活用して情報を交換するとよいでしょう。
ハッシュタグ検索
ハッシュタグ検索は、投稿のキャプションにつけたハッシュタグ(例:#ねこ、#ハワイ)を検索する方法のことです。
インスタグラムユーザーの多くが使う検索の代表的な機能であり、ハッシュタグ自体のフォローもできます。
具体的なハッシュタグ検索の方法は、以下のとおりです。
- 検索画面上部の検索ボックスに検索したいワードを入力
- 「タグ」をタップ
ハッシュタグ検索の注意点としては、複数ワードでの検索だとうまく検索できないことが挙げられます。
インスタグラムの検索は基本的に完全一致検索のため、人物(ピープル)検索もそうですが、たとえば「ハワイ_サーフィン」のように、複数のキーワードで検索しようとすると、候補が絞り込まれすぎてうまく検索できません。
他人の投稿に記載されているハッシュタグをタップすることで、そのハッシュタグの検索結果を表示することができますので、気になるハッシュタグがあるときは併せて活用しましょう。
スポット検索
スポット検索は、撮影した場所や位置情報がつけられている投稿を検索する方法です。
例えば、気になっているレストランの検索や話題の旅行先などを探すのに適しています。Google検索以上にインスタグラムのスポット検索でお店等を調べる人もでてきていますので、ぜひ活用したいところです。
スポット検索の方法は以下になります。
- 検索画面上部の検索ボックスに検索したいワードを入力
- 「スポット」をタップ
スポット検索では、複数のワードで検索が有効です。
例えば、「表参道 カフェ」といった検索が可能ですから、行先を調べる際に活用するとよいでしょう。
インスタグラムの検索履歴をすべて消す方法
ここまでインスタグラムの検索方法について説明してきました。
それぞれの検索は便利で面白さも提供してくれるのですが、自動的に30件まで履歴が残ります。
最近検索したことをもう一度検索することはよくあることですから、ユーザーにとっては大変便利な機能です。
しかし、自分の検索履歴を見られたくないというユーザーは少なくありません。なんといってもGoogleの検索履歴やAmazonの買い物履歴等といっしょでプライバシー情報の塊ですから。
そこで、インスタグラムの検索履歴を全て消す方法をご紹介していきます。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 自分のアカウントのプロフィール画面を表示
- 画面右上のメニューアイコンから「設定」をタップ
- 出てきた画面の最下部までスクロールし
- 「検索履歴を削除」をタップ
- 確認アラートが出てくるので、「はい」をタップ
詳しく見ていきましょう。
インスタグラムの検索履歴を削除する方法 パターン1
まず、自分のプロフィ―ル画面右上のメニューボタンから、「設定」ボタンをタップしましょう。
オプション画面の「アカウント」内の「検索履歴」をタップします。
「検索履歴をクリア」をタップしましょう。
すると、検索履歴の削除を実行してもいいか確認の画面がでますので、「はい」を選択します。
以上の手順で検索履歴は全て削除されます。
ちなみに、検索履歴を見た際に、インスタグラムが「おすすめ」を表示してきますが、その項目を長押しして「非表示にする」をタップすることで、消すことができます。
インスタグラムの検索履歴を削除する方法 パターン2
検索履歴を削除する方法パターン1のような表示が出ない場合は、以下で紹介するパターン2のやり方を参考にしてみてください。
まず、自分のプロフィ―ル画面右上のメニューボタンから、「設定」ボタンをタップしましょう。
以下のようにオプション画面の項目が一覧で表示される場合は、「プライバシー設定とセキュリティ」のボタンをタップしてください。
その後、下の方に画面をスライドしていくとセキュリティの項目の中に「検索履歴をクリア」ボタンがありますのでタップしましょう。
あとは、パターン1と同じように、「検索履歴をクリア」ボタンを押し、確認画面で「はい」を選択しましょう。
以上で、検索履歴の削除が完了となります。
インスタグラムの検索履歴が気になるならこまめに削除しよう
いかがでしたか。
検索履歴が残らないようにできればいいのですが、残念ながら現時点で履歴が残らないようにすることはできません。
もし気になるようでしたら、こまめに削除して対応しましょう。
ちなみに、他人のアカウントを閲覧しても、自分が閲覧したことは相手に知られることはありません。
ですから、気になる人のプロフィールやアカウントの投稿を見ても足跡は付きませんし、特定のユーザの投稿を保存しても問題ありません。
ただし、投稿へのコメントやいいね!はインスタグラム上で公開されますし、ストーリーズの閲覧も投稿者自身は閲覧したユーザーを確認できることにご注意ください。
ブランドイメージや信用を損なわないようにアカウントは運用しましょう。
インスタグラムのアカウント運用についてはインスタグラムで企業アカウントを始める運用の4つのポイントの記事にて詳しく解説していますので、併せてご覧ください。