「Facebook社」と「EssilorLuxottica社」が共同開発したRay-Ban Stories(レイバンストーリーズ)をご存知でしょうか。
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)は見た目はサングラス、しかし小型カメラやマイク、オーディオ機能を内蔵した次世代のウェアラブルデバイスです。
撮影した写真や動画は専用アプリを使ってFacebookをはじめ、Instagram、Twitter、TikTokなどのSNSにも共有可能。
頭に小型カメラを乗せて動画作成する時代がいよいよ終わりを迎えようとしています。
今回はそんな
「Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)」
そして、ペアで活用する動画管理・編集アプリ
「Faceboook View(フェイスブックビュー)」
について紹介していきます。
目次
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)とは
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)とは、
- 利用者数世界一位のSNSである「Facebook」
- Ray-Banなどアイウェアブランドを世界的に展開する「EssilorLuxottica」
が共同開発した次世代のスマートグラス(ウェアラブルデバイス)です。
Ray-Ban Storiesの特徴
「Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)」にはマイクやオーディオが内蔵されているため、音楽を聴いたりハンズフリーで電話をすることが可能です。
グラスのフレームに小型のカメラが搭載されており写真やビデオの撮影もできます。
自分の視界がそのまま撮影されるため、ダンス、スポーツ、料理、ハンドメイドなどさまざまな場面での体験を一人称視点のよりリアルな写真・動画として残すことが可能です。
撮影した写真や動画はFacebook、Instagram、Twitter、TikTokなどさまざまなSNSに共有できるよになっており、リアルな体験を世界の人々に共有していく活用法も今後一般化していくでしょう。
※ちなみに、撮影中にはRay-Ban Storiesの表面についているLEDが点灯して周囲の人に撮影を知らせるように配慮されています。
価格は299USD(約3万円)から。
オンラインをはじめ、米国、オーストラリア、カナダ、アイルランド、イタリア、英国の一部の小売店で販売され、20のスタイルの組み合わせから好みのものを購入できます。
Facebook View(フェイスブックビュー)とは
Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)を活用するために「Facebook View(フェイスブックビュー)」が対となるアプリとしてリリースされています。
Facebook View(フェイスブックビュー)とは
Facebook View(フェイスブックビュー)は、Ray-Ban Storiesとペアとして使われる写真や動画管理・編集アプリです。
Ray-Ban Storiesで撮影した写真や動画をFacebook Viewに取り込んで、トリミングや色合い、明るさ等のカスタマイズができるようになっています。
また、SNSの共有に欠かせないテキスト、エフェクト、オリジナル音楽を追加したり、複数の動画をつなぎあわせて一つの動画として編集することも可能。
撮影した写真を3D動画に変換できるようなユニークな機能もあり、面白い動画をつくるツールとしても活躍します。
作成した動画像はFacebook、Instagram、Twitter、TikTokなどさまざまなSNSにも共有でき、自分のフォロワーや世界の人々に自分の視点から見た魅力的なコンテンツを見てもらうことができます。
次世代のウェアラブルツールが新しい体験をつくる
今後はVRやARの市場規模の拡大が見込まれており、人の「目」を伴った使った技術発展が加速していくことが予想できます。
仮想現実・拡張現実をともなったコミュニケーションも今後進み、Ray-Ban Stories(レイバンストーリーズ)は、その先駆けとなっていくでしょう。
参考:Introducing Ray-Ban Stories: First-Generation Smart Glasses|Facebook Newsroom