インスタグラム広告にハッシュタグをつけるべき?

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多くの企業が自社商品の購買意欲などを促進するためにインスタグラム広告を使用しています。インスタグラム広告を使用している際に大きく迷うところが、ハッシュタグの利用です。ハッシュタグをつけることにより、ブランドの認知度向上を始めとした多くのメリットが得られます。一方で、ハッシュタグを利用することよりユーザーが広告内で誘導しているリンク先に行かない可能性も出てきます。そこで今回は、インスタグラムにハッシュタグをつけるメリットとデメリットについてご紹介します。

1.ハッシュタグをつけるときは目的を明確にすること

ハッシュタグを広告のテキストにつけすぎると、ユーザーが広告リンクをクリックせずに、ハッシュタグをクリックし、広告から離脱してしまうといった不利益が生じてしまいます。ですので、インスタグラムでハッシュタグをつけるときはまず目的を明確にしてくおく必要があります。

ハッシュタグをつけるべきケース

インスタグラムの広告にハッシュタグをつけるとき、ブランディングが目的となります。「自社の新商品の認知度を上げたい」「ブランドの新たなメッセージ、キャッチコピーを世の中に広めたい」と言った目的の場合、ハッシュタグは大きな利点になってくれます。

ハッシュタグをつけるべきでないケース

インスタグラムの広告がダイレクトレスポンス広告(リンクをクリックして外部サイトに誘導する)やカルーセル広告の場合は、ハッシュタグはつけるべきではありません。ユーザーがハッシュタグをクリックして広告から離脱するのを防ぐためです。どうしてもブランディング目的でハッシュタグつけたい場合は、ハッシュタグの数を最小限にしましょう。

2.インスタグラム広告にハッシュタグをつけるメリットとデメリット

ハッシュタグをつけるべきインスタグラム広告が明確になったところで、ハッシュタグをつけることでどのようなメリット、デメリットが受けられるか見ていきましょう。

メリット①ハッシュタグは認知度を上げやすい

投稿数が多く、人気のあるハッシュタグほど人々からの注目度が高いです。アライドアーキテクツ株式会社が行った、ハッシュタグ利用実態調査(http://www.aainc.co.jp/news-release/2015/00834.html)によると20代女性の4割が友達のハッシュタグに興味を持ちチェックしていることが判明しました。ハッシュタグをうまく利用することにより企業やサービスの認知度向上を狙うことができます。

メリット②口コミ拡散に効果的

インスタグラムは商品の口コミを調べるためにも利用ができます。インスタグラム広告で、ある商品の認知度を上げたいと思いハッシュタグをつけることで、他のユーザーが次々とその商品の感想や口コミを写真付きで投稿してくれます。これは他のユーザーからの認知度向上、購買意欲促進のためにもますます重要になっています。

デメリット①多すぎるハッシュタグはユーザーを離脱させる

ハッシュタグは容易に多くの人に見てもらう方法ではありますが、あまり多くつけすぎると肝心の写真に目がいかずハッシュタグに注意がいってしまいます。そうするとユーザーは不快な気持ちになり、すぐに他の投稿へと離脱してしまいます。ユーザーが求めているのは美しい、好奇心を満たしてくれるもの、面白いといった写真や動画を求めているということは忘れてはいけません。

デメリット②センスの悪いハッシュタグは反感を買う場合がある

企業が広告に採用しているキャッチコピーなどは、認知度を上げるためにハッシュタグにも使われます。しかしあまりにもセンスが悪いと、やはり文章ですからユーザーの反感を買います。悪い印象がつくと悪い認知度も上がっていきますので気を付けたいところです。

3.まとめ

ハッシュタグをつけるメリットとデメリットについて紹介してきました。ハッシュタグはうまく利用すれば、マーケティングに大きく貢献できる機能として使えます。近年ではハッシュタグがマーケティングに使われていることが多くのユーザーに認知されていますので、露骨に広告目的だとユーザーに感知させないことが重要となります。インスタグラム広告で成功するには、常にユーザーを満足させるコンテンツを投稿するのが目的であることを忘れてはいけません。ハッシュタグはそのための1つのツールでしかないのです。