気軽に写真が投稿でき、趣味趣向が近いユーザーと気軽にコミュニケーションが行えることで人気を博しているInstagram。
写真の投稿がメインであることに変わりはありませんが2016年頃から動画による投稿も多くなっており、多くのユーザー・企業アカウントから動画投稿が行われています。
今回はインスタグラムの動画投稿について、益々人気となってきているインスタグラムストーリーズ機能、動画を活用したキャンペーン事例などをご紹介していきます。
目次
インスタグラム動画に関する概要
facebookでは特に盛んになってきましたが、2016年以降SNS界隈で動画によるプロモーションが多くなってきています。
2016年2月にジャストシステムが行った調査結果によると、Instagramで広告を閲覧したユーザーの2割が動画広告からCVに繋がっていたと発表されています。
参考元(ジャストシステムによる調査結果): https://markezine.jp/article/detail/24048
日本でも24時間で消える動画投稿「インスタグラムストーリーズ」が導入されて以降、インスタグラムストーリーズを使ったプロモーションが多くなってきた印象です。
またアップデートによって動画内にハッシュタグや位置情報を入れることができるようになったため、位置情報やハッシュタグ検索が行われた際に検索結果の上部にストーリーズが表示されている、という状況を良く見かけるようになりました。
マクドナルドなどの公式アカウントでも動画投稿が投稿の多くを占めており、写真よりも多くの情報を伝えることが出来る動画投稿に注目が集まっていることが解ります。
インスタグラムで動画投稿を見る方法
Instagramで動画投稿を見る方法は非常に簡単です。
下記画像は#アディダス でハッシュタグ検索を行った結果ですが画像の赤枠部分に注目してください。
上記左側の画像のように画像の右上にカメラマークが付いている投稿が動画投稿です。
当該のマークが付いている画像をタップすることで、動画の再生画面に遷移することができます。
上記はハッシュタグ検索を行い一覧の中から動画を見つける場合ですが、フォローユーザーがいる場合などタイムライン(フィード)に他ユーザーが投稿した動画が流れてくることもあり、非常に簡単に動画を閲覧することが可能な環境が整っているといえます。
インスタグラムで動画を撮る方法
インスタグラムで動画を撮影する方法も非常に簡単です。
Instagramアプリを起動した後、画面を左から右にスワイプすると下記のような遷移になります。
上記左側のような撮影画面が出てくれば動画の撮影は出来たも同然です。
中央下部の○ボタンを押すだけで動画の撮影を開始できます。
インスタグラム動画投稿に関するお作法
動画撮影で唯一注意していただきたいのは、投稿できる動画の最長時間が60秒だということです。
2016年に行われたアップデート以降、それまでと比べて大きく投稿可能な時間は延長されましたが、うっかり1分以上の動画をアップしないよう気をつけましょう。
アップデートによりストーリー性のあるユニークな動画投稿が国内・海外の企業アカウントから行われています。
とはいえ、店舗や商業施設、中小ECサイトなどのアカウントではスマホで動画を撮影して編集→投稿するという手順がベースのため、なかなか60秒を超えるような動画にはならないと思います。
ピッタリ60秒の動画でなくても、伝えたいことがユーザーに伝わる動画になるよう編集することが最も重要なポイントです。
■この項目のポイント
・インスタグラムストーリーズの登場以降、動画投稿が盛んになってきている
・動画の撮影はInstagramアプリ内で撮影可能。アップできる最長時間は60秒まで。
話題のインスタグラムストーリーズをご紹介
2017年最も注目されていて話題性の高い機能と言えば「インスタグラムストーリーズ」でしょう。
24時間で消える動画投稿として多くのユーザーや企業アカウントが利用しています。
24時間で消える動画投稿とはいうものの、静止画のスライドショーも可能ですので「必ずしも動画を投稿する必要がない」ということは気軽にプロモーションに利用できるメリットと言えます。
また、2017年に行われたアップデートによりストーリーズに対してストーリーズで返信を行うというユニークなコミュニケーションも取り入られるようになり、活用の幅が広がっています。
インスタグラムで広告を打ちたいと検討している広告主さまは多いですが、2017年からはこのインスタグラムストーリーズにも広告を表示することが可能になっており、スマホの画面枠いっぱいに表示される広告は訴求力・インパクトの高い広告として注目されてきています。
■この項目のポイント
・インスタグラムストーリーズは投稿後24時間で消える
・ストーリーズへの投稿は静止画のスライドショーでも可能
・ストーリーズへのリアクション方法はいいね!だけでなく様々
インスタグラムで動画を使ったキャンペーン例
バーガーキング
アメリカ発祥のバーガーチェーン「バーガーキング」では2015年に動画を利用したキャンペーンを実施していました。
※現在ではInstagramアカウントは公式から消えてしまっています。
Youtube/Twitter/Facebook/Instagramなどの動画投稿が可能なプラットフォームを中心に行われたキャンペーンで、アカウントをフォローし動画を視聴→アンケート回答後に表示されるクーポンを撮影し店舗で提示すれば条件クリアとなります。
2017年に各企業が行っているプロモーション方法から見ると、かなりキャンペーンのハードルが高い印象ですが、動画起点したキャンペーンの事例としてご紹介します。
現在であればアカウントをフォローして動画を視聴、いいね!で応募といったキャンペーン設計がハードルも低くユーザーとしても応募しやすいキャンペーンに感じます。
また、動画をプロモーションに利用するという点ではドローン業界からも学ぶことが多いでしょう。
@djiglobal
djiglobalでは、ドローンを使って撮影できる光景を動画投稿を利用して上手くプロモーションを行っています。
静止画だけでは伝えることが出来ない世界感や感動を動画で表現している良い例としてご紹介します。
以上、今回はインスタグラムの動画投稿、ストーリーズについて概要をご紹介するとともに、動画投稿を利用したキャンペーン事例をご紹介しました。
2017年のアップデート以降、益々注目が高くなっている動画投稿をぜひ運用に取り入れてみることをおすすめします。