この記事ではインスタグラムの基本機能である「いいね」「フォロー」「フォロワー」といった3つの仕組みについて説明していきます。それぞれがどのような意味合いを持つものなのかはもちろんですが、企業アカウントを運営していく上でどういったポイントに注意していく必要があるのかについてもおさえておきましょう。
目次
インスタグラムの「いいね」・「フォロー」・「フォロワー」の仕組みについて
いいねとは
FacebookやTwitterにも実装されている「いいね」は相手の投稿へ気軽にリアクションできる便利な機能です。コメントを利用する場合、文章を書き込まなければいけませんが、「いいね」機能を使うことによって、ボタンを一回押すだけで相手へ「読んだよ」「うらやましい!」「おもしろい」などとプラスの感情を手軽に伝えることができます。
いいねする方法は非常に簡単であり、
こちらのハートマークをタップしていいねすると、
このようにハートマークが赤い色に変更されます。もしも間違っていいねしてしまった場合はもう一度いいねのボタンを押すと、
いいねが解除になります。ただし、いいねをすると相手に通知が届く仕組みになっていますので、変更したい場合はすぐに解除しなければいけません。Instagramの場合、いいねを消すことによって、相手に届く通知も消えてしまいます。
自分がいいねした投稿の履歴は保存されておりマイページの設定ボタンの中にある、
「いいね!」した投稿というメニューから
このように一覧で確認することが可能です。
いいねの数を集める重要性
アカウントを運営していく上で、投稿へのいいね数を増やしていくことは大きく2つの理由で重要なポイントになります。
投稿のわかりやすい指標になる
これは多くの人がイメージしやすいポイントかと思いますが、いいねの数が多い投稿と少ない投稿があり、同じくらい魅力的な画像であっても、後者の投稿にはいいねするのをためらってしまうのが人間の心理です。当然いいねの数でその写真や動画のクオリティーが決まるわけではなく、あくまでも要素の一つでしかないのですが、いいねが多くあつまっていれば他の人も評価しているということで安心していいねができるのです。また投稿にたくさんいいねがついていれば、投稿だけでなくそのアカウント自体にも興味を持ってもらうことにつながり、フォローしてもらえる可能性が高くなります。
いいねの数が多くなればなるほど検索画面でピックアップされる可能性が高くなる
いいねの数を増やすことは、自社のアカウントの投稿がより多くの人の目に触れる機会を増やすことにもつながります。Instagrmaの場合、FacebookやTwitterのようにいいねした投稿がタイムラインにも表示されるような仕様にはなっていませんが、ハッシュタグでの検索結果の表示に強く影響をあたえることになります。
こちらは「#ランチ」というハッシュタグで検索をかけた画面になりますが、上の人気投稿に表示されるためのポイントの一つとしていいねの数はとても重要な要素になります。もちろんいいねの数の多さだけでこの箇所にピックアップされるわけではありませんが、この箇所に表示されるためにたくさんある要素の中でも特に重要度の高いものであることは間違いありません。この箇所にピックアップされるかどうかで投稿を見てもらえる人数は大きく変わってきますので、ぜひとも狙っていきたいです。
「フォロー」・「フォロワー」とは
フォローは自分が興味をもっているアカウント、フォロワーは自分のアカウントに興味を持ってくれているアカウントを表しています。フォローすることによってそのユーザーの投稿が毎回タイムラインに表示されるようになります。
「フォロワー数」から「フォロー数」を引いた数がSNS上での影響度の強さを表しているとも言われており、この数値はアカウントをフォローするかどうか決める際に重要なポイントの一つとなります。先ほど上で説明した、いいねの数が少ないと自分がいいと思っていてもいいねしずらい例と同じで、こちらも他のユーザーに評価されていて人気があるという事実はフォロワー数を増やす上で強力なポイントになります。
企業はユーザーとどうコミュニケーションをとるべきか
ここまで「いいね」と「フォロー・フォロワー」というインスタグラムの基本機能の仕組みと重要なポイントについて説明してきましたが、アカウントを運用していく際には「自社のアカウントが他の人からどう見えるか」という視点を忘れないことが大切です。
いいねは積極的に利用していこう
いいねは手軽にユーザーとコミュニケーションがとれる便利な機能です。例えば自社の商品に関してポジティブな投稿をしてくれているユーザーにいいねで感謝を示したり、自社の商品やブランドと相性がよく、魅力的な投稿をするユーザーにいいねをすれば、自社のアカウントを認知してもらうことにつながります。ただしあまりにもやみくもにいいねを押すことは信頼感の低下にもつながるので注意しましょう。
必要以上にたくさんのユーザーをフォローしない
フォローするユーザーに関しては、明確なルールを設けた上でフォローしていくか、もしくはまったくフォローしないという形をオススメします。フォロー数があまりに多くなりすぎてもユーザーの投稿すべてを追うことは難しいですし、アカウントの見栄えとしてもあまりよくありません。
上記を踏まえた上で、あくまでもインスタグラムのアカウントは自社のプロモーションやブランディングのためのものという本来の目的を忘れないように注意してアカウントを運用していきましょう。