
ソーシャルメディアでつながっているけど連絡先を知らない友達とはコンテンツにコメントを残せば連絡が取れるけど、他の人に見られずにプライベートで会話したいという状況がありますよね。ソーシャルメディアでプライベートな会話をするときに役立つのが、ダイレクトメッセージ(DM)。ソーシャルメディアにアカウントを持っている者同士だと、メールアドレスを知らなくてもアカウント上でやりとりができるコミュニケーション機能です。
各ソーシャルメディアで利用できる機能ですが、もちろんインスタグラム(Instagram)でも提供されています。今回はインスタグラムユーザー間で活用できるDMの使い方を紹介します。
ダイレクトメッセージとは
ダイレクトメッセージとは、その名の通りメッセージを送りたいユーザーへダイレクトにコンタクトを取れるコミュニケーション機能です。周りに見えずコンタクトを取り合っているユーザー同士だけが見える環境でコンタクトがとれるので、他の人に知られたくないトピックを話すときに便利です。
ダイレクトメッセージはSMSやメッセンジャー、LINEのような表示形式なので馴染みやすく、スワイプするだけで簡単に過去の会話を見直せます。スマートホンのアプリを利用するとコミュニケーションアプリで会話しているような操作感なので、インスタグラムのダイレクトメッセージは使いやすいと感じる人が多いのではないでしょうか。
DMを送れる相手
Twitterのダイレクトメッセージは、設定することでDMを受信するユーザーを指定できます。指定範囲によってフォロワーからのDMのみ受信するか、全ユーザーからのDMを受信するか選べます。
反対にインスタグラムのダイレクトメッセージは、2017年4月時点で受信範囲を設定できません。インスタグラムにアカウントを持つユーザーであれば、全員にダイレクトメッセージの送受信ができます。
DMの受信を避ける方法
全てのユーザーに連絡がとれることを便利だと感じるユーザーがいる一方で、特定のユーザーから連絡を受け取りたくないと感じるユーザーもいるかと思います。
フォローしていないユーザーからDMが来た場合は、DMの受信を拒否するか許可するか選択できます。拒否すればメッセージに既読がつかないので、DMの受信を許可しないというのも連絡を避ける1つの手段です。1度DMの受信を拒否すれば、相手が他のメッセージを送って来てもメッセージを受信することはありません。
さらにあらかじめDMを受け取りたくないユーザーがいる場合は、そのユーザーをブロックすることでメッセージの受信を拒否することが可能です。
相手をブロックするという行為は必要以上に不快感を抱かせてしまうためリスクのあるアクションですが、インスタグラム上で活動の妨害にあたるようなユーザーがいる場合は相手をブロックするというのも1つの選択肢です。
注意点
企業のマーケティング担当者が個人とDMのやりとりをするのは注意が必要です。インスタグラムのアカウントは比較的簡単に取得できることに加えて複数のアカウントを所有できるため、企業がユーザーと連絡する第一候補にDMを選ぶのは避けた方が良いです。Instagramインフルエンサーに仕事依頼など連絡をとりたい場合は、プロフィールにメールなど連絡先を記載している場合が多いのでメールから連絡を取ることをおすすめします。ソーシャルメディアから連絡するとプロの依頼と見なさないインフルエンサーが多いので、連絡手段が他にある場合はDMからコンタクトを取るのは避けましょう。
DMのやりとりをはじめ、企業のマーケティング担当者が気をつける点などは、事例から活用法まで幅広く学ぶインスタグラムマーケティングの教科書もご覧ください。
DMの送り方
DMはInstagramアプリから簡単に利用できます。アプリを開いたら、フィードの右上に表示される紙飛行機マークをタップします。
「メッセージを送信」か右上の+マークをタップします。
すると宛先入力画面に移るので、メッセージを送付したいユーザーのアカウント名を入力してください。アカウント名を入力したら、右上の「次へ」をタップします。メッセージ入力画面に移るので、好きな文章を入力してメッセージを送付しましょう。
この方法はフォローされているユーザーか、公開アカウントにしかメールを送付できません。
フォローされていない非公開アカウントにDMを送る場合は、相手のプロフィールページを開いて右上の三点リーダマークをタップします。
「メッセージを送信」という項目がでてくるので、タップします。すると先ほどと同様にメール送信画面に移るので、好みの文章を入力してメールを送ります。相手がDMの受信を許可すると送信メッセージに既読マークがつくので、メールのやりとりを続けましょう。
まとめ
ダイレクトメッセージは、連絡先を知らないけどソーシャルメディアでつながっている知り合いとコンタクトをとるのに最適です。紹介したようにお互いフォローしあっているか、相手がアカウントを公開しているかどうかに気をつけて利用しましょう。
それ以外にも企業の担当者が気をつける点や効果的なインスタグラムの活用法などは、基礎から応用まで5分で理解するインフルエンサーマーケティングのページをあわせてご参照ください。
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